2009-04-13
HP Pavilion dv5/CT に 4GB のメモリを搭載しましたが、32bit版 Windows Vistaは3GBしか認識しません。そこで、余った1GBをRAMDiskに割り当てて有効利用します。
Gavotte Ramdisk はFreeのRAMDiskソフトウェアで WindowsXP、WindowsVistaで動作します。
Gavotte Ramdisk は、こちらの中国のサイトで公開されています。
ダウンロードしたファイルを解凍して適当なフォルダにコピーし、中の「ram4g.reg」をダブルクリックしてレジストリを追加します。
警告が表示されますが、リスクを承知して「はい」をクリックします。
次に、ramdisk.exeを右クリックして「管理者として実行」を選択して起動します。
Install Ramdiskをクリックしてインストールします。
ドライバの証明書が無いので警告が表示されますが「このドライバをインストールします」を選択します。
メモリ容量を 1GB にするとメインメモリは、3G で減らない。1GB 以上を指定するとメインメモリが割り当てた分だけ減ります。
「Fixd Media」 で Drive Letter はデフォルトの 「R:」 を指定して「OK」をクリックすると RAMDisk が割り当てられる。
RAMDisk は非常に高速にアクセスできます。どのくらい高速にアクセスできるか CrystalDiskMark で測定すると・・・・
HDDと比較すると桁違いに早いのでファイルを変換する時などに使うと良い。しかし、PCの電源をOFFにすると消えてしまうのでファイルの保存には使えない。
IE のインターネット一時ファイルの保存先に指定すると、IEの表示が若干高速になります。IEの場合は「ツール」「インターネットオプション」「閲覧の履歴」「設定」から指定できます。
Firefox の場合はキャッシュの保存先と呼ぶのだそうです。しかし、設定オプションにこの設定はありません。
Firefoxを起動して、URL欄に”about:config”と入力すると「動作保証対象外になります」と表示されます。
動作保証なんてあったのか・・・と思いながら「細心の注意を払って使用する」をクリックします。
フィルタ欄に”browser.cache.disk.parent_directory”を 入力します。エントリーが無い場合は、適当な場所で右クリック] - [新規作成] - [文字列] で "browser.cache.disk.parent_directory"を作成します。
ダブルクリックしてキャッシュファイルの保存先 "R:\TEMP" を指定します。 Firefoxを再起動すれば、R:\TEMP にキャッシュが作成されるのが確認できます。