2007-09-30
W54T のファイルを Bluetooth でPCに転送しようと、USB接続のBluetoothアダプタを購入した。最初に購入したのがコレ。
D302A \1,499 (秋葉原 あきばお~)★★
Bluetooth Ver2.0 EDR、Class1(100m) 、WindowsXP対応(Vistaは非対応)。
日本語でシールが貼ってあるが、海外製なので保証やサポートは期待できないが WindowsXP に対応しているし、Bluetooth の Chiset なんてどこも同じだろうという事でめでたく購入。しかし・・・・
8cm CD-ROM には BlueSoleil 2.3 が付属していたが、これをインストールすると WindowsXPがインストール中にリブートしてしまった(涙)。
WindowsXPが再起動後にもう一度インストールすると成功。Bluetoothアダプタは認識しているが、ドライバには警告が出たままでどうも不安定だ。W54T とはつながらない。
このPCは、WindowsXP Pro であるが Xeon Dual CPU なので、ちょっと構成が特殊だからか・・・。BlueSoleil をWebで検索すると、最新のドライバが見つかった。
BlueSoleil 5.0.5 をインストールすると、ドライバの構成がかなり変更されていて、こちらはすんなりインストールできた。W54T と接続もできたがファイル転送すると、通信が 5MByte に制限されているようで、通信が途中で止まってしまった。
BlueSoleil 5.0.5ライセンスは、10EUR もするので微妙かな。
コレは、失敗だったかも・・・・
と、あきらめていたが、新製品で超小型のBluetoothアダプタを見つけたので、懲りずに購入。
プラネックス BT-MicroEDR \2,480 (ヨドバシカメラ梅田 10%還元)★★★
Bluetooth Ver2.0 EDR、Class2(10m) 、WindowsXP、Vista、Mac に対応。
これなら小さいので、NotePCに挿したままでも使える。
対応プロファイルも盛り沢山です。
100円玉と比較しても、この小ささは驚異的ですね。
黒い部分はスケルトンになっていて、約1秒間隔で青のLEDが点滅していますので、見える部分にあると、ちょっと気になってしまいます。
Bluetooth Manager のメイン画面は、これ。
この画面は、Bluetoothに接続している機器のアイコンが表示されるようですが、W54Tに接続しようとすると、ダイヤルアップ接続になってしまうので、設定は中止しました。
このほか、起動時には、Bluetooth対応のHIDデバイス(キーボードやマウス)を探す機能がある。
オプションの画面で設定など行うようになっている。
自己診断も問題なし。
デバイス情報を見ると、CSR製のBluetooth Chipを搭載している事がわかる。
デバイスマネージャを見ると、ネットワークアダプタとCOMポートが追加されている。
Bluetooth のドライバは TOSHIBA製 でした。
コントロールパネルのプリンタとその他のハードウェアには、Bluetooth Local COMが追加されている。
W54T から Bluetoothでファイル転送も問題なく動作しました。これで、専用ケーブルを接続しないでも写真や動画データをPCに転送する事ができます。
手元で Bluetooth に対応しているのは W54T しか無いので、ファイル転送しか確認できていないが、Bluetooth対応のヘッドホンなどあれば色々遊べそうですね。
最後に、少し気になったのがこれです。
タスクバーにあるBluetoothのアイコンにマウスをあわせると Bluetooth Manager は、評価バージョンだと表記されます。もしかすると、期限になったら動作しなくなるのだろうか。
紙のインストールマニュアルには評価版ドライバという説明は見当りませんでした。
BT-MicroEDR
に付属していた CD-ROM は、レーベルは印刷であるが記録面の色は CD-R っぽいし、CD-ROM
はAutoRunでインストールが起動するようになっているが、製品のマニュアルはCD-ROMの中にも無い。いったいどういう事か・・・・。
発売されたばかりなので、初回ロットでは開発中のCD-ROMで製品を作ってしまったのかも。
一応、プラネックスのサポートに問い合わせを送っておいた。
すでにお気づきの方も多いと思いますが、プリンストンのBluetooth USBアダプタ「PTM-UBT3S」とそっくりですね。値段も仕様も同じなので発売を焦ったと想像できる。
※2007/10/3 追記
プリンストン PTM-UBT3S のレビュー記事が紹介されていました。やっぱり、評価版ドライバとは書いてないね。
BT-MicroEDR の MACアドレス 00:1B:DC から開発元ベンダーを知る事ができる。
ここにベンダーコードを入れると、Vencer Co., Ltd という名前が見つかる。そこで、ここから Bluetooth製品を検索すると、VENCER VD-1100 という製品を発見した。これがOEM元だ。