2015-10-19
LEXUS NX200t のミッドハイにツィータを追加して 3wayに改造しましたが、音量を上げると中高音がウルサク感じるので、固定抵抗でATT を自作する事にしました(過去記事はこちら)。
ジャンパーピンで抵抗を切り替えて 0dB, 1.5dB, 3dB, 4.5dB, 6dB を変更できるATTです。ミッドハイとツイータの2ch分を1枚にして、これを2枚作りました。色々な音楽を1時間ほど試聴した結果、ミッドハイを-6dB、ツィータを-3dB に調整して落ち着きました。
4Ωで設計したATT回路図です。この回路は、入力インピーダンスが変化しないのが特徴ですが、ジャンパーピンを2カ所個変更する必要があります。
抵抗値は、各種 ATT. 減衰器 の 計算 (RF Design Note) で計算で求める事ができますが、丁度いい抵抗値がある訳ではありません。近い値にするには、抵抗を並列、または直列で組み合わせが必要なので計算が面倒だなと思っていたら、固定式アッテネータ抵抗値早見表 (A&Cオーディオ) に市販の抵抗を組み合わせた表にまとめてありました。上の回路図は、この値を利用しています。
※A&Cオーディオより4Ωの表を引用させていただきました。
金属皮膜抵抗 3W(@30円) を使いました。並列の抵抗は 2W(@20円) にしました。全て 2W でも良いかも知れません。
ATTをネットワークとスピーカの間に入れて仮組みしました。
ASL/SURROUND をOFFにして、TREB/MID/BASS を標準に戻して色々な音楽を視聴しました。音量によって印象も異なりますので、気持ち良く聞きたい音量 20 ぐらいで調整しました。
結果は、ミッドハイを -6dB、ツイータを -3dBに調整して落ち着きました。決まった値をネットワーク基板の裏に組み込むつもりでしたが、しばらく視聴すると変更したくなるかもしれません。もしかすると、-4.5dB/-1.5dB でも良いかも知れません。そこで、この基板をそのまま組み込む事にしました。なお、今回、ツイータの±を逆に接続しました。極性切り替えのジャンパーも追加したかったが、スペースが無かったので・・・。
自作したATT基板もビニール袋に入れて押し込みました。
なお、運転席側のネットワークは、写真の位置に押し込むと、エンジンを始動したとき、コイルからノイズを拾うので、右奥のスペースに押し込むように場所を変更しました。
続き LEXUS NX スピーカの周波数特性を測る を読む>>
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