2015-01-12
ユピテル AMZ93sd(GWR93sd)は、18種類の待ち受け画面があり、この内6画面(プリセットAーF)をカスタムして、OBDⅡから取得した情報を表示します。OBDⅡアダプター接続時には、車両情報が170項目以上表示できるという。どれを設定したら良いのか悩ましいな(過去記事 AMZ93sd を FlashAirでWi-Fi接続 の続き)。
現在は、この画面(プリセットA)を待ち受けにしました。速度表示は車速パルスとGPSで計算しているので、こちらが正確だ(と思う)。この画面では、平均速度と最高速度が数値で表示されます。さらに、瞬間燃費と今回燃費を表示して燃費走行できる。
リモコンの[VIEW]を押して、待ち受け画面を選択します。この内の6画面 プリセットAからFは、表示をカスタムする事ができる。購入時の設定のままでは、OBDⅡから取得する情報は表示されないので、カスタム設定をする必要があります。
車両情報が170項目以上表示できるとあるが、接続する車種により取得できない情報もあるようだ。
1.プリセットA
プリセット画面を表示した状態で、■ボタン、又は画面中央をタッチすると、設定の画面が表示される。[項目選択]で表示しているメータが表示されるので、変更したいメータをタッチすると変更できる。メータの構成を変更したい場合は、[配置選択]で7種類の画面から選択する事も可能。
[速度]、[瞬間燃費]、[今回燃費] を選択しました。
例えば、[瞬間燃費]を選択し、メータカテゴリから[燃費燃料]を選択すると項目が表示されるので、表示したいメータを選んで、[EXIT]するだけだ。OBDⅡで取得できない情報は選択できないようになっているので、取扱説明書を読むよりも、まず設定して走ってみると良いだろう。
最初は、[平均燃費]と[瞬間燃費]を表示していましたが、[平均燃費]は平均クリア設定をした後からからの平均値となるので、なかなか変化しない。数値が変化しないと面白くないので、[今回燃費] に変更した。今回燃費は、エンジンを始動してからの平均燃費なので、燃費運転すると変化が楽しめます。[瞬間燃費]を確認しながらアクセルをコントロールして走行し、[今回燃費]で本日の燃費運転を振り返る感じです。
また、同じ内容は選べないので、メータの場所を移動するには、一旦別の項目を選択しなければならないようです。
2.プリセットB
[速度]、[瞬間燃費]、[今回燃費]
[回転数]、[スロットル開度]、[エンジン負荷]
を選びました。スロットル開度でアクセルの踏み具合、エンジン負荷は、加速や坂道を登る時に変化を楽しめる。
3.プリセットC
[前後加速度]、[左右加速度]
[速度]、[回転数]、[今回燃費]
[平均速度]、[エコドライブ総合]
前後加速、左右加速は表示の変化が楽しめる。エコドライブ総合は、100点満点でエコ運転を採点してくれるようだ。
4.プリセットD
[速度]、[平均速度]、[瞬間燃費]
[走行比率]、[エコドライブ総合]
[スロットル開度]、[0-400m時間]、[今回燃費]
走行比率は、走行時間と停車時間の比率を表示できる。0-400m時間は、いわゆるゼロヨン加速時間を表示できるので設定してみました。
5.プリセットE
[速度]、[平均速度]
[走行比率]、[停車比率]
[前後加速度]、[左右加速度]
[ピッチ]、[ロール]
走行比率の裏返しが停車比率なので、両方表示しても意味が無いかもね。この表示形式で表示できる項目は少ないので、プリセットEはほとんど使っていない。
6.プリセットF
オリジナルがこれだが、細かな数字をスクロール表示しても読めないので、[配置選択]で構成から変更しました。
[速度]、[回転数]、[エンジン負荷]
速度と回転数、エンジン負荷は、平均値と最大値が表示される。中型メータも種類が少ないので、実はこれも使っていません。
(まとめ)
プリセットAからF の項目設定を紹介しましたが、プリセットA が一番のお気に入りです。
国道や幹線道路では、渋滞していなければ制限速度を守って走行している車は少なくて、制限速度+10kmから+20km で走行する車が多い。他車の流れに合わせると速度超過で走行する場合がありますよね。高性能なレーダーを付けて、バックミラー後方を注視して走行していても、覆面パトが死角に隠れて捕まってしまうリスクがあります。
プリセットA のデジタル速度表示は、GPSで自車の走行速度を計算して、車速パルスと併用して表示しているので、正味の速度に近いようです(これは、車検時の速度誤差を加味するとほぼ一致する)。
筆者は、正確な自車速度を知った上で、上表の反則金と点数に応じたリスクを覚悟して、安全走行するようにしています(この表の速度区分を覚えておくと、交渉にも使える)。
ハリアーには、瞬間燃費と平均燃費を表示する画面がありますが、地デジ放送を見たり、地図をナビ画面では表示できないので、[瞬間燃費]、[今回燃費] を常時表示しているのはかなり便利。[瞬間燃費]を見ながらアクセルを少し戻すと、速度を落とさずに瞬間燃費が向上するエリアが見つかるはず。この瞬間燃費を表示しながら走ると、自然に意識するので[今回燃費]に結果として現れるという訳です。ハリアーで普通に走行すると 7.5km/l ぐらいですが、少し意識するだけで 8.5~9km/l ぐらいに燃費走行できます。
なお、AMZ93sd(GWR93sd)で表示される燃費は、「満タンスタート」「満タン補正」で満タンになるまでの給油量と走行距離を入力して、実燃費に近い値になるように補正する機能があります。補正前だと、少し良い数字が出るようです。
- 関連記事
-
- 4代目新型ハリアー先行注文しました (3) (2020/06/17)
- 4代目新型ハリアー先行注文しました (2) (2020/06/06)
- 4代目新型ハリアー先行注文しました (2020/05/30)
- ハリアー最後の洗車 (2015/02/22)
- ユピテル AMZ93sd(GWR93sd) OBDⅡ表示設定をカスタム (2015/01/12)
- ユピテル AMZ93sd(GWR93sd) を FlashAirでWi-Fi接続 (2014/12/08)
- ユピテル AMZ93sd(GWR93sd) を OBDII で接続 (2014/12/07)
- ユピテル GWR53sd が故障、音が出ない (2014/09/07)
- エアーチャックガンを買い替えました (2014/03/01)