2016-12-04
給湯器が決まったので、工事費込みで安かった給湯器交換大阪.com(くつろぎホーム) さんに施工をお願いしました。施工に立ち会う事ができたので、後方で作業内容をじっくり勉強させていただきました。これで、次は自分でDIY交換できるかも(過去記事はこちら)。
NORITZ ガス給湯専用機 屋外壁掛型 16号 GQ-1639WS (LPG)24,418円
NORITZ 台所リモコン RC-7607M 6,156円
メタルホース(ガスホース延長部材)5,400円
基本工事費(給湯器撤去、設置、廃材処理費含む) 24,624円
合計 60,598円
実際に交換する作業を見てみると、色々予想外の問題が発生するので、これは施工をお願いして良かったな。工事時間は1時間20分ほどでした。
1.古い給湯器の取り外し
NORITZ ガス給湯専用機 屋外壁掛型 16号 GQ-161W(LPG)
お風呂給湯器は別で、台所専用なので動作時間は短いからか、27年前からこれまで故障知らずでした。まず、これを取り外します。
水道、ガスの元栓を閉めて配管を外します。カバーを開けてリモコンの配線を外した後、本体を壁に取り付けているネジを外します。GQ-161Wは、上部のブラケットがセパレートになっていて、下のネジを外した後、持ち上げると本体が外れる。
上部のブラケットも外すと、鉄筋コンクリートの壁にはアンカーが埋められていて、ねじ止めされていました。
なお、取り外した給湯器は持ち帰っていただきました。実は、湯沸かし器には銅製の釜が入っているので 大畑商事(鉄くず屋)に持ってゆくと1kg450円の高値で売れるは知っていたが・・・
2.給湯器の取り付け
配管の位置を確認しながら取り付け位置を決めます。上部中央のネジ位置を壁にマーキングして、コンクリートに穴を開けてアンカーを埋め込みます。
ここでは、マキタの充電式ハンマドリルを使ってました。少し細いコンクリートドリルで下穴を開けた後、太いドリルでコンクリートに穴を開けます。ハンマドリルを使っているのを初めて見ましたが、凄いパワーでコンクリートに穴を開けてました。穴あけから、ネジを閉めるのも緩めるのもこれ1本でこなします(これ欲しいかも・・・)。
中央のネジ1本で本体をぶら下げて、水準器を磁石で給湯器に張り付けて水平を確認します(センターになってなかったので適当で良いのかな)。上下各2本のネジ位置をマーキングしてコンクリートに穴を開けてアンカーを埋め込み本体を固定します。
水道側の配管のみ既存のフレキ管が接続できましたが、湯側の配管は届かなかったので、配管の長さを確認して、車に戻って少し長いフレキチューブを作って湯側も配管を済ませました。
フレキチューブは標準で長さが何種類かあるようですが、長さを調整する場合は、フレキ管ツバ出し工具が必要となる。なお、取り付け部にはパッキンを入れます。
もう少し下げると両方共そのままフレキチューブが使えるのに?と思ったのですが、ガス管の配管を考えてこの位置に決めたようです(このあたりは経験がモノをいうなど)。
本体のカバーを開けて、リモコンの配線をします。リモコンの端子位置がGQ-1639WSは左に移動したので、配線が数cm届きませんでした。リモコンの配線に5cmほど継ぎ足して圧着、リモコンの配線を済ませました。
関心したのが、ペンチ1本でワイヤストリップ、圧着までやっていました。おそらく、こんなペンチだったと思います。
低圧金属フレキ管(LPG用) でガスの配管をつなぎます。ガス管に取り外したシール材のゴミが入らないように綺麗に掃除しているのを確認。フレキ管の上下にあるネジを外して、ガス管側と給湯器側に取り付けます。
ネジを取り付ける前にチューブに入ったLPG用シール材「ニュータイト」をねじ山に塗って取り付けます。フレキ管を曲げて上下のネジにねじ込むとガスの配管は完了です。フレキ管を取り付ける時にシール材を塗らなかったので、そこはシール材を塗らないでも大丈夫なのかと質問すると、中にパッキンがあるのでこっちは不用なんだそうです(勉強になりました)。
3.台所リモコンの取り付け
旧リモコンを取り外して、新しいリモコンに交換します。実は、リモコンのネジが見えないので、外し方が判らなかったのですが、リモコンの枠を外すとネジが見えます。壁内に配線BOXがあり、このネジに取り付けます。リモコンの配線をしてから給湯器の電源を接続。リモコンの電源を入れ、お湯の蛇口を開くと給湯器が点火してお湯が出ました。リモコンは音声案内が付いてます。リモコンには「お湯はり」ボタンがありますが、これは機能しません。
壁の取り付けネジに防水コーキングを塗りました。給湯器を取り付ける前に、取り外したネジ穴にも塗るべきだと思いましたが、見える部分だけ塗ってあります。水とお湯の配管には凍結防止の保温カバーをしておきます。
給湯器は、2016年8月製で Made in CHINA でした。設計上の標準使用期間は10年らしい。
最後に工事費用の確認してサインと捺印(見積もりから追加費用はありませんでした)。工事内容に関する保証期間を説明いただき、作業完了です。給湯器の取り付けは、もっと簡単に付くと思っていましたが、見ていると色々大変な作業でした。
なお、冬場は暗くなると作業できないので、1人で3件/日の施工をするのが限界なんだそうです。たいへんご苦労様でした。