2016-03-06
LEXUS NX200t の ミッドハイスピーカ出力のネットワークを再設計しました。前回、ミシンのボビンに0.4mmのエナメル線を手巻きして空芯コイルを作成しました。東信工業 メタライズド・ポリエステル・フィルム コンデンサ を使ったので少しコンパクトになりました。(前回記事はこちら)。
最初のネットワークは、クロスオーバーの設計を失敗したので、アッテネータで無理やり高域のレベルを合わせました。今回の設計では、ミッドとツィータのつながりが自然で聴きやすくなりました。
ネットワーク設計プログラム でクロスオーバー周波数 8kHz 12dB/oct で設計。部品の配置を考えながら、ユニバーサル基板にはんだ付けします。
振動で部品が外れないようにホットボンド(グルーガン)で固定します。
以前のネットワークとアッテネータ、純正ミッドスピーカ、ALPINE DDL-R170S に付属のツイータ DDL-R251T です。
ミッドスピーカ、ツィータを基板に接続します。
ネットワーク基板の絶縁はビニル袋です。
入力抵抗を測定すると 1kHz で4.8Ωでした。1kHz の音がミッドスピーカ、ツィータから聞こえる事を確認するのにも使えます。
LEXUS NX200t に組み込みました。
まず、ガールズ&パンツァー オーケストラ・コンサート BDを視聴してみました。オーケストラの大迫力が楽しめました。特に、大太鼓の響きが凄い。
この他、リファレンスにしていた曲を順に視聴してみると、高域のバランス、ウーファとのつながりも自然になりました。まだ、高域のレベルが少し強いかも知れませんが、ATTを入れるほどでもありません。
もしかすると、高域の艶が以前より少し劣るような気がしないでもありませんが、クロスオーバー周波数を6.5kHz から 8kHzに上げたので、純正ミッドスピーカの出番が多くなったからでしょうか。もしかすると、コンデンサをケチったからかも知れません。やっぱり、Parc Audio のフィルムコンデンサにすべきだったかな・・・
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