2016-02-20
PIONEER SC-LX76 に付属のAdvanced MCACC用マイクをPCに接続。WaveSpectra を使ってNX200t のオーディオ周波数特性を調べました。この時、Amazonで高級そうに見える中華スタジオマイクが格安で販売されていて、気になっていました(過去記事はこちら)。
FLOUREON レコーディングマイク 単一指向性 BM-800(2,580円) ★★★★
このコンデンサマイクは、PCのMIC入力に接続して使用するプラグインパワーで動作。さらに、ファンタム電源(+48V)動作も可能。サスペンションホルダー、マイク風防、ケーブル、USB Audioアダプタまで付属していました。これが予想以上に本格的なマイクで、内部の基板を改造すると、業務用スタジオマイク並みの性能を発揮するらしい。
国内発送でしたが、海外直送のような梱包。
パッケージは、高級そうです。マニュアルは英語。
重量感があり質感も高い。1万円以上しても不思議ではない。
マイク風防は少し変形していますが影響無いでしょう。穴が小さめなので、取り付けると簡単に外れないと思う。
サスペンションホルダーは、クリップのようなバネの部分をつまんでマイクをセットします。マイクスタンドは別に購入する必要があるが、取り付けネジは標準的なものらしい。
プラグインパワー動作のマイクケーブルが付属しています。PAの世界では、キャノンケーブルでミキサーに接続し、マイクにファンタム電源(+48V)を供給して、内蔵のマイクアンプで音声を増幅してから平行2線で信号を送るのが標準らしい。
USB Audioアダプタが付属していました(付属品と記載が無い)。これを使えば、最近のMIC入力が無いPCに接続する事か可能。Windows標準のドライバが自動で認識しました。
無音状態で信号を測定。PCについているファンの音を含む無音状態で -80dBぐらいのノイズがある。
マイクブーストを+40dBに設定してスピーカから 20Hz~40Khzスイープ音源のWaveファイルを再生。
マイクを分解してみます。コンデンサマイクが入っているだけじゃなくて、ちゃんとアンプが入っているんです。
この基板を改造すると、業務用マイクと同等の性能を発揮できるらしい。ただし、ファンタム電源(+48V)が必要となるので、ファンタム電源アダプタ 又は ファンタム電源に対応したミキサーを購入する必要があります。また、改造するとプラグインパワーが使えなくなるそうです。
このマイクの改造方法は ShinさんのPA工作室 に詳しく解説されています。マイクミキサーを準備してから、試してみようと思います。
参考記事:
Amazonの超激安コンデンサマイクが高級機に変身する改造(第1編)~(第4編)
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