2017-07-02
ハスラーにHORNET 300Vを DIYで取り付けました。前回、サイレンとボンネットスイッチを取り付けて、車内まで引き込みましたので、いよいよ本体に電源(BATT,ACC)、ドアトリガー、ボンネットスイッチ、サイレン、ドアロックモータ、ウィンカー、ショックセンサ、プログラムSW、動作LEDを取り付けます(過去記事はこちら)。

本体には使わない線が多数あり、うんざりしますので、最初に使わない線を10cmほど残してカットしてから作業しました。ディーラーで結線図を手に入れましたがあまり役に立たず、結局、ネットの情報から運転席側の足元カバーを外すと見える配線の束から目的の信号を見つけて結線しました。これが予想を超える大変な作業で・・・
本体の取り付け場所はここ↓


クリップを2個外して、手前に引き抜くと簡単に外れます。シフトレバーのワイヤーが通っていましたので、この板金に縛り付ける事を考えましたが、ワイヤーにストレスがかかるので、カバー側の空きスペースに取り付ける事にしました。

使わない配線は10cmほど残してカットしてまとめた後にビニルテープで絶縁処理しました。スタータ停止リレーも使わないのでカットしましたが、黄線はACC又はIGNに接続する必要があります。
サイレンの赤線を茶線に接続、黒はY型端子を圧着して本体の黒線と一緒に近くのねじでGNDに接続しました。

動作確認LEDは、ダッシュボード中央に7mmの穴を開けて取り付けました。フロントガラスに近い位置に穴を開けたかったのですが、電気ドリルで開けるのが難しいので、開き直ってこの位置に穴を開けました。カーナビを取り出してLEDの配線を本体まで通しました。プログラムSWもこの近くに取り付けました(場所は秘密)。

運転席のOBD-IIの横から配線を取り出しました。ショックセンサの取り付けは最後に。

ヒューズBOXの常時電源は [17]HORN/HAZ から、ACCは[13]ACCから取り出します。

ノーブランド 電源取り出しアダプタ (230円) ★★★★★
低背ヒューズから電源を取り出すアダプタです。ミニ平型ヒューズと書いてあるがこれは誤記です。ヒューズはどちらも付属していませんので、取り出した低背ヒューズを下の段に取り付け、上の段は電源を取り出す電流に応じた低背ヒューズを差し込みます。手持ちの15Aを差し込みました。

ヒューズを取り出した時に電源が来ている方から、上段の低背ヒューズを経由する方向に差し込みます。上下を間違うと15Aのヒューズが直列に入る事になってしまいます。


運転席側の足元カバーを外すと見える配線の束から目的の信号を見つけて接続します。

ドアロック(若緑にシルバーの点)
ドアアンロック(白にシルバーの点)
※テスターでロック、アンロックすると±に電圧が変化します。

2Pのコネクタを圧着しました。

ここから先は、同色の配線が複数あるので、安全ピンの針を配線に突き刺して電圧変化を確認します。
ドアセンサ運転席(黄色)
※運転席のドアが開くと0Vになります。
ドアセンサ他(灰色)
※運転席以外の助手席+リアドア右+リアドア左+ハッチバックのどれか開くと0Vになります。



ドアセンサ運転席(黄色)+ドアセンサ他(灰色) は、ダイオードで NOR 結合します。
ルームランプ信号を使えはダイオード不要ですが、消灯時にゆっくり消える制御をしているので、これが誤動作する心配がありましたので、素直にドアセンサに結線する事にしました。

ウインカー右(青)
ウインカー左(緑)
※接続は、左右どちらでもOKです。ロック/アンロック時には、左右どちらも点滅するのでどちらでもOKです。

最初はクリップで接続したんですが、サイズ的に無理そうだったので、はんだ付けして熱収縮チューブを被せて絶縁しました。
ホーンスイッチは、誤動作すると近所迷惑になるので接続しませんでした。純正のホーンの音は残念ですしね。
スモールランプの接続は、いづれ接続したいと思いましたが、接続先の情報がネットでみつからず今回は結線していません。

ショックセンサは、この位置にマジックテープで貼り付けました。感度調整は、とりあえず標準のまま。

結線を確認した後は、手順に従って、ドアロックを学習させる必要があります。
試しに操作してみると、たまたま、ドアロックの学習が成功。引き続き、アンロックを学習する必要があるのですが、ここで失敗。この結果、セキュリティをONできるが解除できない状態になりました。何をやっても解除できない。
おかげで、ドアセンサ、ボンネットスイッチ、ショックセンサ、ACC ON など、確認ができましたが・・・・
パニックモード(強制サイレン)も確認できました。
強制解除も試したが解除できませんでした(この時は)。
常時電源を OFF/ON しましたがセキュリティを解除できません。そりゃそうだろうな・・・

基板に初期化スイッチがあるんじゃ無いかと分解してみましたが、それらしいSWやジャンパピンはありません。
基板には、MICROCHIP PIC16F17 が見えます。PICマイコンを使っているのか・・・
何か初期化の手順があるハズだと思い、ACC ON と プログラムSW を色々操作していると、偶然LEDが常時点灯になり、警報を発報しなくなりました。マニュアルで、これは警報を無効にするバレーモード ONという表示。
おぉ、生きているという事だ。
強制解除の操作を、何度かやってみると解除できました。
なぜ、うまくできなかったかというと・・・
「ACC OFF後3秒以内に、〇〇をする」という操作があります。しかし、ハスラーはスマートキーなので、ACC ON → IGN ON → ACC OFF となります。ACC OFFの後、メータパネルはアニメーションが動作していますし、カーナビがOFFするまで5秒~10秒かかるので、カーナビがOFFするまでACCがONだと思い込んでました。実際には、もっと早いタイミングでACC OFFになっているので、素早く操作すると設定できました。
ドアロック学習は、手順を暗記してテンポよく操作しないと失敗します。
もしも、ドアロックを学習に失敗したら、強制解除してリトライする事ができます。
解除で4回鳴くのは、セキュリティONで警報を発報した後に解除という報告(ダイアグノスティック機能)。通常は、OFFで2回キュンキュン、ONで1回キュンです。英語をしゃべるオプションがあるらしいので、欲しくなってきました(笑

本体には使わない線が多数あり、うんざりしますので、最初に使わない線を10cmほど残してカットしてから作業しました。ディーラーで結線図を手に入れましたがあまり役に立たず、結局、ネットの情報から運転席側の足元カバーを外すと見える配線の束から目的の信号を見つけて結線しました。これが予想を超える大変な作業で・・・
本体の取り付け場所はここ↓


クリップを2個外して、手前に引き抜くと簡単に外れます。シフトレバーのワイヤーが通っていましたので、この板金に縛り付ける事を考えましたが、ワイヤーにストレスがかかるので、カバー側の空きスペースに取り付ける事にしました。

使わない配線は10cmほど残してカットしてまとめた後にビニルテープで絶縁処理しました。スタータ停止リレーも使わないのでカットしましたが、黄線はACC又はIGNに接続する必要があります。
サイレンの赤線を茶線に接続、黒はY型端子を圧着して本体の黒線と一緒に近くのねじでGNDに接続しました。

動作確認LEDは、ダッシュボード中央に7mmの穴を開けて取り付けました。フロントガラスに近い位置に穴を開けたかったのですが、電気ドリルで開けるのが難しいので、開き直ってこの位置に穴を開けました。カーナビを取り出してLEDの配線を本体まで通しました。プログラムSWもこの近くに取り付けました(場所は秘密)。

運転席のOBD-IIの横から配線を取り出しました。ショックセンサの取り付けは最後に。

ヒューズBOXの常時電源は [17]HORN/HAZ から、ACCは[13]ACCから取り出します。

ノーブランド 電源取り出しアダプタ (230円) ★★★★★
低背ヒューズから電源を取り出すアダプタです。ミニ平型ヒューズと書いてあるがこれは誤記です。ヒューズはどちらも付属していませんので、取り出した低背ヒューズを下の段に取り付け、上の段は電源を取り出す電流に応じた低背ヒューズを差し込みます。手持ちの15Aを差し込みました。

ヒューズを取り出した時に電源が来ている方から、上段の低背ヒューズを経由する方向に差し込みます。上下を間違うと15Aのヒューズが直列に入る事になってしまいます。


運転席側の足元カバーを外すと見える配線の束から目的の信号を見つけて接続します。

ドアロック(若緑にシルバーの点)
ドアアンロック(白にシルバーの点)
※テスターでロック、アンロックすると±に電圧が変化します。

2Pのコネクタを圧着しました。

ここから先は、同色の配線が複数あるので、安全ピンの針を配線に突き刺して電圧変化を確認します。
ドアセンサ運転席(黄色)
※運転席のドアが開くと0Vになります。
ドアセンサ他(灰色)
※運転席以外の助手席+リアドア右+リアドア左+ハッチバックのどれか開くと0Vになります。



ドアセンサ運転席(黄色)+ドアセンサ他(灰色) は、ダイオードで NOR 結合します。
ルームランプ信号を使えはダイオード不要ですが、消灯時にゆっくり消える制御をしているので、これが誤動作する心配がありましたので、素直にドアセンサに結線する事にしました。

ウインカー右(青)
ウインカー左(緑)
※接続は、左右どちらでもOKです。ロック/アンロック時には、左右どちらも点滅するのでどちらでもOKです。

最初はクリップで接続したんですが、サイズ的に無理そうだったので、はんだ付けして熱収縮チューブを被せて絶縁しました。
ホーンスイッチは、誤動作すると近所迷惑になるので接続しませんでした。純正のホーンの音は残念ですしね。
スモールランプの接続は、いづれ接続したいと思いましたが、接続先の情報がネットでみつからず今回は結線していません。

ショックセンサは、この位置にマジックテープで貼り付けました。感度調整は、とりあえず標準のまま。

結線を確認した後は、手順に従って、ドアロックを学習させる必要があります。
試しに操作してみると、たまたま、ドアロックの学習が成功。引き続き、アンロックを学習する必要があるのですが、ここで失敗。この結果、セキュリティをONできるが解除できない状態になりました。何をやっても解除できない。
おかげで、ドアセンサ、ボンネットスイッチ、ショックセンサ、ACC ON など、確認ができましたが・・・・
パニックモード(強制サイレン)も確認できました。
強制解除も試したが解除できませんでした(この時は)。
常時電源を OFF/ON しましたがセキュリティを解除できません。そりゃそうだろうな・・・

基板に初期化スイッチがあるんじゃ無いかと分解してみましたが、それらしいSWやジャンパピンはありません。
基板には、MICROCHIP PIC16F17 が見えます。PICマイコンを使っているのか・・・
何か初期化の手順があるハズだと思い、ACC ON と プログラムSW を色々操作していると、偶然LEDが常時点灯になり、警報を発報しなくなりました。マニュアルで、これは警報を無効にするバレーモード ONという表示。
おぉ、生きているという事だ。
強制解除の操作を、何度かやってみると解除できました。
なぜ、うまくできなかったかというと・・・
「ACC OFF後3秒以内に、〇〇をする」という操作があります。しかし、ハスラーはスマートキーなので、ACC ON → IGN ON → ACC OFF となります。ACC OFFの後、メータパネルはアニメーションが動作していますし、カーナビがOFFするまで5秒~10秒かかるので、カーナビがOFFするまでACCがONだと思い込んでました。実際には、もっと早いタイミングでACC OFFになっているので、素早く操作すると設定できました。
ドアロック学習は、手順を暗記してテンポよく操作しないと失敗します。
もしも、ドアロックを学習に失敗したら、強制解除してリトライする事ができます。
解除で4回鳴くのは、セキュリティONで警報を発報した後に解除という報告(ダイアグノスティック機能)。通常は、OFFで2回キュンキュン、ONで1回キュンです。英語をしゃべるオプションがあるらしいので、欲しくなってきました(笑
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