2017-10-09
リビングにエアコンを取り付けて手順を理解できたので、いよいよダイニングのエアコンを取り付けます。ここは隠ぺい配管なので、1人では作業できません。3人がかりで配管を通しました。

隠ぺい配管と言うのは壁の中に配管を通す方式で、建築中に配管を埋め込むタイプと、天井裏や壁の中に配管を通せるスペースだけつくっておき、エアコン設置時に配管を通す“さや管方式”があるそうです。業者に工事を依頼すると追加料金となるらしい・・・


配管は3mだと厳しいので4mの配管セットを購入しました。
配管を通すのだけでも難しいので、室内機は配管の後で接続する事にしました。



VVF電線を基準に、3分、2分、ドレインホースの順に位置を合わせてテーピングします。2分管の断熱材はカットして室外機のはみ出た部分に巻きます。室外機に接続する部分は汚れないように、リモコンが入っていた袋をかぶせておきました。


隠ぺい配管の曲がり角にメンテナンス穴がある事に気がついたので、ここを開けました。これなら、なんとかなるかも・・・。



配管の先端に紐をつけて下から引っ張ります。上から押し込む人①と下から引っ張り横に出す人②、外から引っ張り出す人③で作業しました。

台の上で室内機に配管を接続してトルクレンチで締めた後、テーピングをします。配管部分は後でリークテストをするでテーピングしてはいけません。壁に据付板を取り付け、配管をさらに穴に押し込みながら室内機を壁に引っ掛けます。室内機は18kgもあるので大変でした(ここまでパニックで写真はありません)。


室外機の配管を曲げて位置調整します。配管するとテーピングが難しいので、この状態でテーピングを先に仕上げておきます。室外機の位置を決めて、電源を接続します。


配管を接続してトルクレンチで締めます。ドレインホースには防虫ネットを接続しておきます。


サービスポートに真空ポンプを接続して真空引きをします。-1.0Mpaで10分間運転し、真空ポンプのバルブを閉じてポンプの電源をOFFします。5分以上待って、真空状態 -1.0Mpa が変化しない事を確認します。すべてのバルブを閉じます(これを忘れると計器が壊れる場合があるそうです)。


2分管(細い方)のバルブを5秒間開放して冷媒を少量放出しして閉じます。配管の接合部分にシャボン液をつけてリークしていないか確認します。室内機も同様に試験します。泡ができない場合はシャボン液をティッシュで拭き取り、真空ポンプを取り外してサービスポートに蓋をします。2分管を開放して冷媒をすべて放出。3分(太い方)のバルブも開けて蓋をとじます。




カバーを穴にはシールパテで雨滴が浸入しないようにして完成です。

試験運転をして冷房、暖房の動作を確認します。

シールパテで穴をふさいでおきます。

これで取り付け完了です。横から見ると、予想以上にでっぱりが大きいですね。
霧ヶ峰の上位モデルなので機能が満載で設定が色々あります。この機種は特に暖房がパワフルなので、これから冬になるのが楽しみです。
続き エアコンを自分で交換する(高所作業編) を読む>>

隠ぺい配管と言うのは壁の中に配管を通す方式で、建築中に配管を埋め込むタイプと、天井裏や壁の中に配管を通せるスペースだけつくっておき、エアコン設置時に配管を通す“さや管方式”があるそうです。業者に工事を依頼すると追加料金となるらしい・・・


配管は3mだと厳しいので4mの配管セットを購入しました。
配管を通すのだけでも難しいので、室内機は配管の後で接続する事にしました。



VVF電線を基準に、3分、2分、ドレインホースの順に位置を合わせてテーピングします。2分管の断熱材はカットして室外機のはみ出た部分に巻きます。室外機に接続する部分は汚れないように、リモコンが入っていた袋をかぶせておきました。


隠ぺい配管の曲がり角にメンテナンス穴がある事に気がついたので、ここを開けました。これなら、なんとかなるかも・・・。



配管の先端に紐をつけて下から引っ張ります。上から押し込む人①と下から引っ張り横に出す人②、外から引っ張り出す人③で作業しました。

台の上で室内機に配管を接続してトルクレンチで締めた後、テーピングをします。配管部分は後でリークテストをするでテーピングしてはいけません。壁に据付板を取り付け、配管をさらに穴に押し込みながら室内機を壁に引っ掛けます。室内機は18kgもあるので大変でした(ここまでパニックで写真はありません)。


室外機の配管を曲げて位置調整します。配管するとテーピングが難しいので、この状態でテーピングを先に仕上げておきます。室外機の位置を決めて、電源を接続します。


配管を接続してトルクレンチで締めます。ドレインホースには防虫ネットを接続しておきます。


サービスポートに真空ポンプを接続して真空引きをします。-1.0Mpaで10分間運転し、真空ポンプのバルブを閉じてポンプの電源をOFFします。5分以上待って、真空状態 -1.0Mpa が変化しない事を確認します。すべてのバルブを閉じます(これを忘れると計器が壊れる場合があるそうです)。


2分管(細い方)のバルブを5秒間開放して冷媒を少量放出しして閉じます。配管の接合部分にシャボン液をつけてリークしていないか確認します。室内機も同様に試験します。泡ができない場合はシャボン液をティッシュで拭き取り、真空ポンプを取り外してサービスポートに蓋をします。2分管を開放して冷媒をすべて放出。3分(太い方)のバルブも開けて蓋をとじます。




カバーを穴にはシールパテで雨滴が浸入しないようにして完成です。

試験運転をして冷房、暖房の動作を確認します。

シールパテで穴をふさいでおきます。

これで取り付け完了です。横から見ると、予想以上にでっぱりが大きいですね。
霧ヶ峰の上位モデルなので機能が満載で設定が色々あります。この機種は特に暖房がパワフルなので、これから冬になるのが楽しみです。
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