2018-10-08
客間(仏間)にある30年前のビルトインエアコンを交換するため取りはずししました。ビルトインエアコンを取りはずすには、押入れの天井を外さないといけない。できるだけ綺麗に戻せるように、取り付け方法をイメージしながら、取り外し作業をします。

ポンプダウンしてから配管を外して、押入れの天井を外すと、ビルトインエアコンを降ろす事ができる状態になりました。ビルトインエアコンは、天井からのびた4本のアンカーにネジ止めされていました。ビルトインエアコンは、家電リサイクル法で引き取ってもらえないので、取り外したエアコンの処分も課題があります。
マニホールドゲージがあるので、ポンプダウンする前に低圧側を測定しました。


F1/4 なので、黄色いチャージホースでマニホールドゲージに接続すると、電源OFFで9Bar程度ありました。


冷房運転を開始すると 4Bar 程度になりました。こちらの記事(エアコンが冷えない!セロから始めるDIY冷媒補充)によると、冷媒種R22/気温30℃だと、運転時4~7Barの範囲が正常なんだそうです。若干少な目なので、R22 サービス缶が入手できれば補充して冷房性能が改善するかどうか確認したいところですが、R22フロンは入手が困難なので残念です。


高圧バルブを閉じてポンプダウンすると、すぐに -1Bar になりました。

低圧バルブも閉じて室外機の配管を外します。

室内機は、押入れの上に設置されています。

押入れ奥の天井が外れるので、ここからビルトインエアコンの取り外し作業をします。


配管を外し、ブレーカをOFFにしてから電源も取り外しします。室外機には2芯VVFを2本で接続されていました。

ビルトインエアコンを降ろすには、押入れの天井を外す必要がありますが、構造物を理解するため、エアコンを20cmほど上に持ち上げました。天井の上には梁があり、この梁を取らないとエアコンを降ろせない。押入れの天井を梁と一緒に降ろせないか確認しましたが、かなり頑丈に釘で止めてある。


へらのような道具で天井のベニヤ板を少しづつ分解します。

ベニヤ板を外しましたが、梁を外さないとエアコンを降ろせない。

縦の梁を釘抜きで分解。横の梁は残した方がエアコンを取り付ける時に楽なので残す事にした。



これでようやくエアコンを降ろす事ができました。
家庭用エアコンであっても、壁埋め込み型ビルトインエアコンは家電リサイクルで引き取りできない事になっている。処分するには、フロンガス正規に回収できる廃棄物処理業者に依頼する必要がある。見積りを依頼したら、個人の場合でも初回は契約が必要で サイズにより金額が変わるが、およそ1.5万円ほどかかる見積りでした。また、ポンプダウンを正しい手順で行った事も証明しないといけないらしい。家電リサイクル対象外のエアコンは廃棄物処理法となり、フロンガスを回収する許可が無い産廃業者に持ち込むと、法律違反となるようだ。
一方で、業務用エアコンを買い取る業者がある。正しくリサイクルする業者に産廃ではなく、中古エアコンとして販売するなら合法だと説明がありましたが・・・・

ポンプダウンしてから配管を外して、押入れの天井を外すと、ビルトインエアコンを降ろす事ができる状態になりました。ビルトインエアコンは、天井からのびた4本のアンカーにネジ止めされていました。ビルトインエアコンは、家電リサイクル法で引き取ってもらえないので、取り外したエアコンの処分も課題があります。
マニホールドゲージがあるので、ポンプダウンする前に低圧側を測定しました。


F1/4 なので、黄色いチャージホースでマニホールドゲージに接続すると、電源OFFで9Bar程度ありました。


冷房運転を開始すると 4Bar 程度になりました。こちらの記事(エアコンが冷えない!セロから始めるDIY冷媒補充)によると、冷媒種R22/気温30℃だと、運転時4~7Barの範囲が正常なんだそうです。若干少な目なので、R22 サービス缶が入手できれば補充して冷房性能が改善するかどうか確認したいところですが、R22フロンは入手が困難なので残念です。


高圧バルブを閉じてポンプダウンすると、すぐに -1Bar になりました。

低圧バルブも閉じて室外機の配管を外します。

室内機は、押入れの上に設置されています。

押入れ奥の天井が外れるので、ここからビルトインエアコンの取り外し作業をします。


配管を外し、ブレーカをOFFにしてから電源も取り外しします。室外機には2芯VVFを2本で接続されていました。

ビルトインエアコンを降ろすには、押入れの天井を外す必要がありますが、構造物を理解するため、エアコンを20cmほど上に持ち上げました。天井の上には梁があり、この梁を取らないとエアコンを降ろせない。押入れの天井を梁と一緒に降ろせないか確認しましたが、かなり頑丈に釘で止めてある。


へらのような道具で天井のベニヤ板を少しづつ分解します。

ベニヤ板を外しましたが、梁を外さないとエアコンを降ろせない。

縦の梁を釘抜きで分解。横の梁は残した方がエアコンを取り付ける時に楽なので残す事にした。



これでようやくエアコンを降ろす事ができました。
家庭用エアコンであっても、壁埋め込み型ビルトインエアコンは家電リサイクルで引き取りできない事になっている。処分するには、フロンガス正規に回収できる廃棄物処理業者に依頼する必要がある。見積りを依頼したら、個人の場合でも初回は契約が必要で サイズにより金額が変わるが、およそ1.5万円ほどかかる見積りでした。また、ポンプダウンを正しい手順で行った事も証明しないといけないらしい。家電リサイクル対象外のエアコンは廃棄物処理法となり、フロンガスを回収する許可が無い産廃業者に持ち込むと、法律違反となるようだ。
一方で、業務用エアコンを買い取る業者がある。正しくリサイクルする業者に産廃ではなく、中古エアコンとして販売するなら合法だと説明がありましたが・・・・
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