2018-10-20
MQAに対応したDACとして安価な、iFi Audio nano iDSD LE を買いました。MQA-CD を flac でリッピングした後、「MQA Tag Restorer」でTag情報とファイル名を修正しましたが MQAを認識しません。音量を100%にする必要があるそうで MediaMonky、SONY Music Center、foober2000 を試しましたが、どれもMQAを認識しません。さらに調べると、

iFi audio の DAC は「MQAレンダラー」なので、単体でMQA音源を認証してデコードする事はできず、別に「MQAコアデコーダー」が必要である事が判りました。MQAコアデコーダーとして音楽再生ソフト「Audirvana Plus」が必要という事で、15日間の試用版をダウンロードして、ようやく MQA を再生できました。しかし、「Audirvana Plus」があれば DAC はMQA対応でなくても別のフォーマットでハイレゾ再生できたのに・・・

こちらからWindows10のドライバをダウンロードします。



ドライバの準備ができました。

nano iDSDのファームウェアは V5.2D でしたので、MQA対応のV5.30 に更新しましす。


ツール(iFiHDUSBAudio_dfuapp.exe) と binファイルをダウンロードしてファームウェアを更新します。

nano iDSDのファームウェアは V5.30に更新されました。

MQA-CD を fre:ac でflac形式でリッピングします。



こちらの記事によると、flac でリッピングしただけでは、MQAのヘッダー情報が不足しているそうで正しくMQA再生できないことあるという。「MQA Tag Restorer」でTagを修正して、ファイル名を mqa.flac に変換します。ファイル名を flac から mqa.flac に変更するだけで良いという記事もありましたが、ツールを使うのが確実でしょう。①普通のCD, ②MQA-CD、③MQA-CD(Tag修正済) を区別できるように、アルバム名をTagScannerで編集しました。
普通に mqa.flac を再生すれば、MQA で再生されると思っていましたが認識しません。nano iDSD が MQAを認識すると、LEDが白になるはずが 緑(44kHz)、黄色(96kHz) のままです。MediaMonkey、SONY Music Center も試しましたがダメで、さらに調べると、Foober2000 の設定記事(PDF)がありました。これを参考にFoober2000 を設定しますが、LEDが白になりません。これは、MERIDIAN AUDIO EXPLORER 2 をfoober2000で MQA再生する場合の設定資料らしい。何が違うのか・・・
もう一度、こちらの記事 盛り上がるMQA、その再生のための基礎を徹底解説 (iFI-Audio.jp News and Blog) を良く読むと、iFi audio の DAC は「MQAレンダラー」として動作し単体でMQA音源を認証してデコードする事はできず、別に「MQAコアデコーダー」が必要という説明を発見(良く読まないとあかんよ)。

MQAは(A)のCD音源だけでも再生可能であるが、1回目の展開(B)までを「コアデコード」、2回目の展開(C)まで実施する事を「フルデコード」と呼ぶそうだ。nano iDSD は「MQAレンダラー」 として動作し展開(C)のみを担当するので、「コアデコード」する音楽再生ソフトが別に必要という事らしい。最近、「Audirvana Plus」 がWindows10 対応されたので助かった・・・

「Audirvana Plus for Windows10」のフルライセンスはUS$74(€64)となっているが、15日間の試用版をダウンロードして試す事ができます。とりあえず、試してみるこにした。


最初は操作が判らず悩んだが、色々触っていると理解できました。
設定でライブラリのフォルダを指定するとアルバム、曲目が表示されます。フィルタで目的の楽曲を探す事もできます。

再生していない状態で、USBコネクタロゴをクリックすると、再生デバイス、WASAPI-ASIO を選択できます。さらに、> をクリックすると、デバイスの設定画面となり、対応するDACの設定が表示されました。


MQA Rendrer に変更すると、nano iDSD のLEDが白に変化しました。
リッピングしたMQAファイルを再生すると、左下に FLAC MQA 24/352.8Khz Stereo と表示されています(16/352.8 になる事もある)。右下には、32/88.2kHz と表示されていて、コアデコードで(B)まで展開して再生しているので、(C)の展開はnano iDSD で実施しているという事なんでしょうね。


Non MQAに設定すると、DSD256 でDACに出力する事もできる。この場合は、(B)までの展開(96kHz)を DSD256 に変換しているので、MQA Render よりも劣ると説明がありました。私には、これで十分だけどね。
さて、この「Audirvana Plus」を買う価値があるかどうかが問題。確かに良く出来ているが、時々不安定になる事もあり、おかしくなると、Windowsを再起動しないと復帰しないことがあった。
MQA がもっと普及すれば foober2000 にコアデコードのPlug-in が出て来ることを期待したいが、無理かな。
MQAは、ハイレゾ音源を小さなサイズでストリーミング再生するにに適している。しかし、世界的には、CD はもう売れなくなっているので、MQA-CDが流行るがどうかも、これからだ。
まとめ
MQA-CD で互換性を維持しなから、ハイレゾ音源を記録する事ができた事は凄い技術だと思います。音質もハイレゾ音源として楽しめる。今回購入したサンプラーは、MQA-CD と 通常のCDがあり、聞き比べできるようになっているので、①CD と ②MQA の16/44kHz と③MQA 24/352.8kHz を聞き比べできました。
①と②の差は確かにあるが、よく聞かないと区別は難しい。オーディオシステムや音源によるのかも知れないが・・・
③は音の奥行が出て、豊かな音(高級オーディオで聞いているかのような音)に変化しました。
ポータブルオーディオは今回試していませんが、USB の接続コネクターを調達すれば動作するらしいので、そのうち試してみたいな。今後、UHD BD、SACDプレーヤ等に MQA-CD対応をバージョンアップで追加する計画もあるようです。
続き nano iDSD LE と Audirvana Plus でMQAを再生する(2) を読む>>

iFi audio の DAC は「MQAレンダラー」なので、単体でMQA音源を認証してデコードする事はできず、別に「MQAコアデコーダー」が必要である事が判りました。MQAコアデコーダーとして音楽再生ソフト「Audirvana Plus」が必要という事で、15日間の試用版をダウンロードして、ようやく MQA を再生できました。しかし、「Audirvana Plus」があれば DAC はMQA対応でなくても別のフォーマットでハイレゾ再生できたのに・・・

こちらからWindows10のドライバをダウンロードします。



ドライバの準備ができました。

nano iDSDのファームウェアは V5.2D でしたので、MQA対応のV5.30 に更新しましす。


ツール(iFiHDUSBAudio_dfuapp.exe) と binファイルをダウンロードしてファームウェアを更新します。

nano iDSDのファームウェアは V5.30に更新されました。

MQA-CD を fre:ac でflac形式でリッピングします。



こちらの記事によると、flac でリッピングしただけでは、MQAのヘッダー情報が不足しているそうで正しくMQA再生できないことあるという。「MQA Tag Restorer」でTagを修正して、ファイル名を mqa.flac に変換します。ファイル名を flac から mqa.flac に変更するだけで良いという記事もありましたが、ツールを使うのが確実でしょう。①普通のCD, ②MQA-CD、③MQA-CD(Tag修正済) を区別できるように、アルバム名をTagScannerで編集しました。
普通に mqa.flac を再生すれば、MQA で再生されると思っていましたが認識しません。nano iDSD が MQAを認識すると、LEDが白になるはずが 緑(44kHz)、黄色(96kHz) のままです。MediaMonkey、SONY Music Center も試しましたがダメで、さらに調べると、Foober2000 の設定記事(PDF)がありました。これを参考にFoober2000 を設定しますが、LEDが白になりません。これは、MERIDIAN AUDIO EXPLORER 2 をfoober2000で MQA再生する場合の設定資料らしい。何が違うのか・・・
もう一度、こちらの記事 盛り上がるMQA、その再生のための基礎を徹底解説 (iFI-Audio.jp News and Blog) を良く読むと、iFi audio の DAC は「MQAレンダラー」として動作し単体でMQA音源を認証してデコードする事はできず、別に「MQAコアデコーダー」が必要という説明を発見(良く読まないとあかんよ)。

MQAは(A)のCD音源だけでも再生可能であるが、1回目の展開(B)までを「コアデコード」、2回目の展開(C)まで実施する事を「フルデコード」と呼ぶそうだ。nano iDSD は「MQAレンダラー」 として動作し展開(C)のみを担当するので、「コアデコード」する音楽再生ソフトが別に必要という事らしい。最近、「Audirvana Plus」 がWindows10 対応されたので助かった・・・

「Audirvana Plus for Windows10」のフルライセンスはUS$74(€64)となっているが、15日間の試用版をダウンロードして試す事ができます。とりあえず、試してみるこにした。


最初は操作が判らず悩んだが、色々触っていると理解できました。
設定でライブラリのフォルダを指定するとアルバム、曲目が表示されます。フィルタで目的の楽曲を探す事もできます。

再生していない状態で、USBコネクタロゴをクリックすると、再生デバイス、WASAPI-ASIO を選択できます。さらに、> をクリックすると、デバイスの設定画面となり、対応するDACの設定が表示されました。


MQA Rendrer に変更すると、nano iDSD のLEDが白に変化しました。
リッピングしたMQAファイルを再生すると、左下に FLAC MQA 24/352.8Khz Stereo と表示されています(16/352.8 になる事もある)。右下には、32/88.2kHz と表示されていて、コアデコードで(B)まで展開して再生しているので、(C)の展開はnano iDSD で実施しているという事なんでしょうね。


Non MQAに設定すると、DSD256 でDACに出力する事もできる。この場合は、(B)までの展開(96kHz)を DSD256 に変換しているので、MQA Render よりも劣ると説明がありました。私には、これで十分だけどね。
さて、この「Audirvana Plus」を買う価値があるかどうかが問題。確かに良く出来ているが、時々不安定になる事もあり、おかしくなると、Windowsを再起動しないと復帰しないことがあった。
MQA がもっと普及すれば foober2000 にコアデコードのPlug-in が出て来ることを期待したいが、無理かな。
MQAは、ハイレゾ音源を小さなサイズでストリーミング再生するにに適している。しかし、世界的には、CD はもう売れなくなっているので、MQA-CDが流行るがどうかも、これからだ。
まとめ
MQA-CD で互換性を維持しなから、ハイレゾ音源を記録する事ができた事は凄い技術だと思います。音質もハイレゾ音源として楽しめる。今回購入したサンプラーは、MQA-CD と 通常のCDがあり、聞き比べできるようになっているので、①CD と ②MQA の16/44kHz と③MQA 24/352.8kHz を聞き比べできました。
①と②の差は確かにあるが、よく聞かないと区別は難しい。オーディオシステムや音源によるのかも知れないが・・・
③は音の奥行が出て、豊かな音(高級オーディオで聞いているかのような音)に変化しました。
ポータブルオーディオは今回試していませんが、USB の接続コネクターを調達すれば動作するらしいので、そのうち試してみたいな。今後、UHD BD、SACDプレーヤ等に MQA-CD対応をバージョンアップで追加する計画もあるようです。
続き nano iDSD LE と Audirvana Plus でMQAを再生する(2) を読む>>
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