2019-01-03
ASUS よりお借りした RT-AC86U は、5GHz 11ac 4x4 + 2.4GHz 11n 3x3 とハイスペックで、単体でも戸建 3階建て / マンション 4LDK をカバーできる製品。単体で アイ・オー・データ機器 WN-AC1600DGR2(2014年製)と電波強度を比較すると、若干良い結果であったが大きな違いは無い(過去記事はこちら)。

今回は、アクセスポイントとGbE有線接続された Windows 10 Core i5 パソコンを iperf Server に設定して、Lenovo Ideapad 530S Ryzen 7(IEEE802.11ac 2x2 ) を iperf Cliant にしてパフォーマンスを測定しました。写真は、1階リビングに設置した RT-AC86U です。
過去記事 iperf (jperf) でLANのネットワーク速度を測定 で設定方法を紹介していますが、最新の Windows 10 1809 で Java を使った jperf 2.0.2 を設定しました。
jperfは、iperfをJavaによりGUIで操作できるソフトウェアで、結果をグラフ表示してくれるので便利ですよ。
xjperf の Downloads から jperf2.0.2.zip をダウンドードして解凍します。フォルダ名を jperf に変更してc:\ に移動しておきます。
Java をダウンロードしてインストールします。Windows PowerShell(管理者)で java とタイプすると、java が動作しているか確認できます。Windows 7/8.1 では環境変数のpath に追加する必要がありましたが、Windows 10 では path の編集は不要になったようです。

Windows PowerShell(管理者)を起動して、
C:\WINDOWS\system32> cd \jperf
iperf Server となる PCのIPv4 アドレスを
C:\jperf> ipconfig
で確認しておきます (192.168.0.22 でした)。
C:\jperf> .\jperf
とタイプすると jperf GUIが起動します。

有線GbE でアクセスポイントと接続されたPCを Server にして [Run Iperf!] します。

Lenovo Ideapad 530S Ryzen 7(QCA9377 IEEE802.11ac 1x1)を Cliant にして、Server Address に 192.168.0.22 を入力して [Run Iperf!] すると10回測定して、平均値がグラフ左下に表示されます。電波が弱いと大きなばらつきが出ます。こんな時は、最高と最低をカットして平均した方が良いかもしれませんが、面倒なのでグラフ下の数値を控えました。
通常のアクセスポイント動作の速度測定結果(Mbps)


洋室2 の RT-AC86U 5GHz は電波強度は弱いはずですが、187Mbps の速度が出ています。これが、ビームフォーミングの効果なのかもしれません。

WN-AC1600DGR2 の位置が RT-AC86U と2mほど違うので位置的に不利となりますが、こちらの5GHzは不安定で使えません。2.4GHzはなんとか使えます。


上が寝室の RT-AC86U、下がWN-AC1600DGR2 の結果。どちらも 50Mbps 程度の速度でした。
inSSIDer で電波を確認すると RT-AC86U 5GHz は W56 100Ch. で問題ありませんが、2.4GHz は10Ch. でWN-AC1600DGR2 と同じ 10Ch. で動作していました。WN-AC1600DGR2 の2.4GHz は、Amazon FireTV Stick を試聴していたようで、速度が低めに出たかもしれません。
次は、いよいよ RT-AC86U を AiMesh に設定します。
続き ASUS RT-AC86U の AiMesh でメッシュWi-Fiを試す を読む>>

今回は、アクセスポイントとGbE有線接続された Windows 10 Core i5 パソコンを iperf Server に設定して、Lenovo Ideapad 530S Ryzen 7(IEEE802.11ac 2x2 ) を iperf Cliant にしてパフォーマンスを測定しました。写真は、1階リビングに設置した RT-AC86U です。
過去記事 iperf (jperf) でLANのネットワーク速度を測定 で設定方法を紹介していますが、最新の Windows 10 1809 で Java を使った jperf 2.0.2 を設定しました。
jperfは、iperfをJavaによりGUIで操作できるソフトウェアで、結果をグラフ表示してくれるので便利ですよ。
xjperf の Downloads から jperf2.0.2.zip をダウンドードして解凍します。フォルダ名を jperf に変更してc:\ に移動しておきます。
Java をダウンロードしてインストールします。Windows PowerShell(管理者)で java とタイプすると、java が動作しているか確認できます。Windows 7/8.1 では環境変数のpath に追加する必要がありましたが、Windows 10 では path の編集は不要になったようです。

Windows PowerShell(管理者)を起動して、
C:\WINDOWS\system32> cd \jperf
iperf Server となる PCのIPv4 アドレスを
C:\jperf> ipconfig
で確認しておきます (192.168.0.22 でした)。
C:\jperf> .\jperf
とタイプすると jperf GUIが起動します。

有線GbE でアクセスポイントと接続されたPCを Server にして [Run Iperf!] します。

Lenovo Ideapad 530S Ryzen 7(QCA9377 IEEE802.11ac 1x1)を Cliant にして、Server Address に 192.168.0.22 を入力して [Run Iperf!] すると10回測定して、平均値がグラフ左下に表示されます。電波が弱いと大きなばらつきが出ます。こんな時は、最高と最低をカットして平均した方が良いかもしれませんが、面倒なのでグラフ下の数値を控えました。
通常のアクセスポイント動作の速度測定結果(Mbps)


洋室2 の RT-AC86U 5GHz は電波強度は弱いはずですが、187Mbps の速度が出ています。これが、ビームフォーミングの効果なのかもしれません。

WN-AC1600DGR2 の位置が RT-AC86U と2mほど違うので位置的に不利となりますが、こちらの5GHzは不安定で使えません。2.4GHzはなんとか使えます。


上が寝室の RT-AC86U、下がWN-AC1600DGR2 の結果。どちらも 50Mbps 程度の速度でした。
inSSIDer で電波を確認すると RT-AC86U 5GHz は W56 100Ch. で問題ありませんが、2.4GHz は10Ch. でWN-AC1600DGR2 と同じ 10Ch. で動作していました。WN-AC1600DGR2 の2.4GHz は、Amazon FireTV Stick を試聴していたようで、速度が低めに出たかもしれません。
次は、いよいよ RT-AC86U を AiMesh に設定します。
続き ASUS RT-AC86U の AiMesh でメッシュWi-Fiを試す を読む>>
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