スピーカのエッジを軟化させる(ラバープロテクタント編)

2019-04-20

ダイヤトーン DS-503 は、35年も経過するとウーファーのスピーカーエッジが固くなっている。まず評判の良い「クレポリメイト」をスピーカ表から2日連続で塗布して1週間。効果はありましたが、もう少し柔らかくなるとウーファーの動きが良くなるはず。

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ウーファーを取り外して、スピーカーエッジの裏面にクレラバープロテクタントを塗りました。1日経過すると、さらに柔らかくなったと思います。エッジは指で摘まむ事が可能で、コーンを軽く押しても5mm程度動くようになりました(過去記事はこちら)。

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ネジを外してもスピーカが外れないので、カーボン製のへらを隙間に入れて、ゴムハンマーで叩くとウーファーが外れました。

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ウーファーはかなり重いです。

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端子を外します。±の端子はサイズが違うので逆に刺さらないようになっています。

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スピーカ裏はこんな感じで、ゴム感は無いのですが・・・・

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スピーカーのエッジを下にしても接触しないようにダンボールを加工しました。

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コーンにラバープロテクタントが直接かからないようにウエスで覆ってから、スプレーしました。

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エッジにラバープロテクタントが少し溜まるくらいスプレーしました。無色透明でしばらく待つと揮発・浸透してサラッとした状態になります。拭き取りしないでも大丈夫でした。

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アルミダイキャストのフレームに錆びが出ているので、サンドペーパーで磨きました。グラインダで研磨すれば完璧なんでしょうね。暇な時にでも・・・

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スピーカのネットワークが見えました。アッテネーターの配線があるので回路が難しい。電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換すると特性が良くなるかも。すべての容量は確認できなかったが、検索すると 50V 47uF, 33uF, 27uF, 12uFx3 となっている(らしい)。

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エッジの裏は想像していたよりゴム感が無かったので効果があるのか不安でしたが、翌日には、さらに柔らかくなり豊な低音が出るようになりました。

続き スピーカのエッジを軟化させる(ブレーキオイル編) を読む>>

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トヨタ ハリアー、スズキ ハスラー、ダイハツ タントのチープな改造ネタを公開。バイクはヤマハ TDR125。OPPO Reno5 A、PC周辺機器、デジタル一眼、電子工作、PCオーディオ、ホームシアター、TEAM SHACHIなどの雑記です。 Since 30,Apr 2017

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