2020-01-31
会社のエンジニアに「XXの計算をするアプリを持ってないか」 と聞いたら 「Shell Script ならあります、Windows 10 にWSLを入れたら、実行できますよ」 と言われた。エンジニアの手を止めると悪いので、Google先生に来たら Windows10 1803 以降で Linux向けのバイナリプログラムをそのまま実行できる WSL(Windows Subsystem for Linux)が提供されるようになったらしい。

Windows7 の時に VirtualBox で Ubuntu をインストールした事があるが、WSL を使うと Windows 10 のフォルダを直接読み書きできる。WSL+Ubuntu をインストールしました(過去記事はこちら)。
1.WSL機能を有効にする
WSL は標準でインストールされていないので、Windows 10 の 「Windows Subsystem for Linux」 をインストールします。

コントロールパネル の アプリ をクリック

プログラムと機能 をクリック

Windows の機能の有効化または無効化をクリック

Windows Subsystem for Linux にチェックを入れて[OK]するとインストールが始まる。
再起動を要求されます。
2.Ubuntu をインストールする

Microsoft Store で Linux を検索すると、WSLにインストール可能なLiunxが表示されます。
複数のディストリビューションを入れる事も可能です。

Ubuntu と Ubuntu 18.04 LTS がありますが、Ubuntu (バージョン無し)をインストールすると最新バージョンがインストールされるそうです。ユーザ名とパスワードの設定が要求されます。
$ cat /etc/issue
Ubuntu 18.04.3 LTS \n \l
これでバージョンを確認できます。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
Ubuntu環境を最新の状態に更新します。apt はパッケージの更新や追加などを行うコマンドで、sudo は root権限で起動する指示です。
$ sudo apt -y install language-pack-ja
日本語の言語パック(language-pack-ja)をインストールします。
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF8
文字コードや言語、エンコード方法、日付や時刻、通貨などの書式をロケールと言うそうだ。ロケールを日本語に設定します。
変更後 CTRL-D で Ubuntu を終了して、Ubuntu を起動します。
$ sudo dpkg-reconfigure tzdata
タイムゾーンを変更します。


$ sudo apt -y install manpages-ja manpages-ja-dev
日本語マニュアルのインストールしておきます。
$ man ls
$ man cat
で日本語のマニュアルを表示できます。
3.Windows と Linux のフォルダ共有

Windows 10からは、ファイルエクスプローラーを起動して、
\\wsl$\
でUbuntu のフォルダを開く事ができます。

PowerShell からは //wsl$/ はアクセスできないので、
//wsl$/Ubuntu/
でUbuntuにアクセスする事が可能です。

Ubuntu の bash からは、
$ ls /mnt/c/ -l
でアクセスする事ができました。
これでシェルスクリプトを実行できるようになりました。
参考記事;
Windows 10でLinuxプログラムを利用可能にするWSLをインストールする(バージョン1803以降対応版)(@IT)
【WSL入門】第1回 Windows 10標準Linux環境WSLを始めよう(@IT)
Linux初心者のシェルスクリプト入門(Qiita)
WSLとwindows間のファイル連携(Qiita)
Ubuntuでよく使うコマンドについて(業務プログラムの実践学習 )

Windows7 の時に VirtualBox で Ubuntu をインストールした事があるが、WSL を使うと Windows 10 のフォルダを直接読み書きできる。WSL+Ubuntu をインストールしました(過去記事はこちら)。
1.WSL機能を有効にする
WSL は標準でインストールされていないので、Windows 10 の 「Windows Subsystem for Linux」 をインストールします。

コントロールパネル の アプリ をクリック

プログラムと機能 をクリック

Windows の機能の有効化または無効化をクリック

Windows Subsystem for Linux にチェックを入れて[OK]するとインストールが始まる。
再起動を要求されます。
2.Ubuntu をインストールする

Microsoft Store で Linux を検索すると、WSLにインストール可能なLiunxが表示されます。
複数のディストリビューションを入れる事も可能です。

Ubuntu と Ubuntu 18.04 LTS がありますが、Ubuntu (バージョン無し)をインストールすると最新バージョンがインストールされるそうです。ユーザ名とパスワードの設定が要求されます。
$ cat /etc/issue
Ubuntu 18.04.3 LTS \n \l
これでバージョンを確認できます。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
Ubuntu環境を最新の状態に更新します。apt はパッケージの更新や追加などを行うコマンドで、sudo は root権限で起動する指示です。
$ sudo apt -y install language-pack-ja
日本語の言語パック(language-pack-ja)をインストールします。
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF8
文字コードや言語、エンコード方法、日付や時刻、通貨などの書式をロケールと言うそうだ。ロケールを日本語に設定します。
変更後 CTRL-D で Ubuntu を終了して、Ubuntu を起動します。
$ sudo dpkg-reconfigure tzdata
タイムゾーンを変更します。


$ sudo apt -y install manpages-ja manpages-ja-dev
日本語マニュアルのインストールしておきます。
$ man ls
$ man cat
で日本語のマニュアルを表示できます。
3.Windows と Linux のフォルダ共有

Windows 10からは、ファイルエクスプローラーを起動して、
\\wsl$\
でUbuntu のフォルダを開く事ができます。

PowerShell からは //wsl$/ はアクセスできないので、
//wsl$/Ubuntu/
でUbuntuにアクセスする事が可能です。

Ubuntu の bash からは、
$ ls /mnt/c/ -l
でアクセスする事ができました。
これでシェルスクリプトを実行できるようになりました。
参考記事;
Windows 10でLinuxプログラムを利用可能にするWSLをインストールする(バージョン1803以降対応版)(@IT)
【WSL入門】第1回 Windows 10標準Linux環境WSLを始めよう(@IT)
Linux初心者のシェルスクリプト入門(Qiita)
WSLとwindows間のファイル連携(Qiita)
Ubuntuでよく使うコマンドについて(業務プログラムの実践学習 )
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