2020-10-10
DIATONE DS-503 は経年劣化で32cmウーファのエッジが固くなっているので、クレポリメイト、ラバープロテクタント と試したが、1年もするとまた固くなってしまう。エッジを交換するため32cmのウレタンエッジを通販で探したが手に入らないので、最終手段であるブレーキオイルで軟化させる事にした(過去記事はこちら)。

ブレーキオイルでエッジ裏のゴムコーティングを溶かすと柔らかくなるが、弾力が無くなるので液体ゴムで補強しました。

1981年発売の DIATONE DS-503 は、32cmアラミッド・ハニカム振動板と6.5cmドーム型ミッドレンジ、2.3cmドーム型ツィーターを搭載した3Wayスピーカーシステム。

アンプを QSC PLD 4.2 に交換してから、DS-503 はいい音を出してくれるようになった。エッジが固くなり、エッジ裏にラバープロテクタントを塗って少し軟化したが、1年も経過するとまた固くなってしまった。


スピーカを外します。スピーカを裏向けるとエッジが下面に接触するので、段ボール箱の上で作業します。

タントのブレーキオイルを交換した残りを利用します。口の広い瓶にあけて、詰め替えインクの空き瓶、アイスクリームの棒、ウエス、トイレットペーパーなど用意しました。

スピーカエッジの裏に流し込みます。
ブレーキオイルは、スピーカ1本あたり 100cc くらいあれば十分です。


アイスクリームの棒でゴシゴシしていると 20分ほどでゴムが溶けてトロミが出てくる。
エッジを表から触って、柔らかくなるのを確認します。やりすぎると型崩れするので、やりすぎないように。

30分ほど経過したら、トイレットペーパーでゴムが溶けたオイルを吸い取り、できるだけ綺麗に拭き取る。


ウエスにアルコールを吸わせて溶けたゴムとブレーキオイルを拭き取ります。


ウエスが汚れなくなるまで何度も拭き取ると、エッジが綺麗になりました。

ユタカメイク 液体ゴム ブラック 70g BE2-5 (882円)
水生の液体ゴムを買いました。クリアよりも黒が安いのでおすすめ。



少し水道水で薄めて筆で塗ります。グレーなので塗りやすい。
乾くと黒くなります。

ドライヤ―で乾かして、2度塗りしました。
触ってもつかなくなったら、組付けてすぐ再生したいところですが、完全に硬化するまで1日待った方が良いようです。スピーカエッジは、耳たぶぐらいの柔らかさになり、型崩れもありません。
ブレーキオイルでスピーカエッジを軟化させる方法は色々成功例も記事になっていますが、エッジのゴムを取ってしまうだけでは強度、弾力が不安なので、ゴムでコーティングする方法を探していたところ、この液体ゴムを見つけた。カスタマーレビューを読むと、スピーカエッジに使った人が居たので、挑戦する事にした。
液体ゴムのコーティングもいい感じで、ウーファがスムーズに動くようになった。
続き DIATONE DS-503 の ミッドレンジスピーカが断線 を読む>>

ブレーキオイルでエッジ裏のゴムコーティングを溶かすと柔らかくなるが、弾力が無くなるので液体ゴムで補強しました。

1981年発売の DIATONE DS-503 は、32cmアラミッド・ハニカム振動板と6.5cmドーム型ミッドレンジ、2.3cmドーム型ツィーターを搭載した3Wayスピーカーシステム。

アンプを QSC PLD 4.2 に交換してから、DS-503 はいい音を出してくれるようになった。エッジが固くなり、エッジ裏にラバープロテクタントを塗って少し軟化したが、1年も経過するとまた固くなってしまった。


スピーカを外します。スピーカを裏向けるとエッジが下面に接触するので、段ボール箱の上で作業します。

タントのブレーキオイルを交換した残りを利用します。口の広い瓶にあけて、詰め替えインクの空き瓶、アイスクリームの棒、ウエス、トイレットペーパーなど用意しました。

スピーカエッジの裏に流し込みます。
ブレーキオイルは、スピーカ1本あたり 100cc くらいあれば十分です。


アイスクリームの棒でゴシゴシしていると 20分ほどでゴムが溶けてトロミが出てくる。
エッジを表から触って、柔らかくなるのを確認します。やりすぎると型崩れするので、やりすぎないように。

30分ほど経過したら、トイレットペーパーでゴムが溶けたオイルを吸い取り、できるだけ綺麗に拭き取る。


ウエスにアルコールを吸わせて溶けたゴムとブレーキオイルを拭き取ります。


ウエスが汚れなくなるまで何度も拭き取ると、エッジが綺麗になりました。

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水生の液体ゴムを買いました。クリアよりも黒が安いのでおすすめ。



少し水道水で薄めて筆で塗ります。グレーなので塗りやすい。
乾くと黒くなります。

ドライヤ―で乾かして、2度塗りしました。
触ってもつかなくなったら、組付けてすぐ再生したいところですが、完全に硬化するまで1日待った方が良いようです。スピーカエッジは、耳たぶぐらいの柔らかさになり、型崩れもありません。
ブレーキオイルでスピーカエッジを軟化させる方法は色々成功例も記事になっていますが、エッジのゴムを取ってしまうだけでは強度、弾力が不安なので、ゴムでコーティングする方法を探していたところ、この液体ゴムを見つけた。カスタマーレビューを読むと、スピーカエッジに使った人が居たので、挑戦する事にした。
液体ゴムのコーティングもいい感じで、ウーファがスムーズに動くようになった。
続き DIATONE DS-503 の ミッドレンジスピーカが断線 を読む>>
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