2022-01-23
1981年発売の三菱ダイヤトーンDS-503は、おそらく1984年ごろに購入したもの。低域には32cmアラミッド・ハニカム振動板を採用、中域には6.5cm、高域には2.3cmのDUDボロンドームを採用したモデル。32cmウーファの音はすごく魅力的で、スピーカエッジをDIY補修して最新のデジタルアンプと合わせて活躍していました(過去記事はこちら)。

ところが、右側の6.5cmドーム型ミッドレンジが鳴ってないことに気がついた(いつからか心当たりがない)。ボロンドームの外観は問題無いので、ネットワークのコンデンサが容量抜けかと思ったが、ボイスコイルが断線が原因でした。これは致命的だ。
右側のドーム型ミッドレンジが鳴らない。

ネットで検索すると、DIATONEのボロンドームスピーカは壊れやすくて、エッジが破れたり、ボロンドームが割れやすいそうだ。経年劣化でネットワーク回路のハイパス直列コンデンサがダメになると音が出なくなることも想定できる。電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換したいと思っていたので、分解して回路を確認してからコンデンサを買うつもりでした。

スピーカを外しました。

32cmウーファは、エッジが硬化していたのでエッジゴムを溶かして液体ゴムを塗布しました。
少し硬くなってきましたが大丈夫そうです。


6.5cmミッドレンジスピーカもでかい。
6Ω 30W で 重量は4.4kg ありました。

2.3cmツィーターも大きな磁石がついてます。

ネットワーク回路の配線を確認。配線はインシュロックで縛ってありましたが確認のため外しました。

ミッドレンジネットワークを取り外して回路を起こそうと思いましたが、コンデンサの足が一部見えないので、コンデンサを分解しないとダメみたい。まさか、スピーカは断線してないよな・・・

ミッドレンジスピーカにLCRメータを接続すると1kHzの信号が流れるので鳴るはずですが何も聞こえない。

アンプに接続して再生してみますが、まったく鳴らない。まさかと思ったが、普通のテスタで導通を確認すると、OPEN になってます。スピーカの断線が原因だったようです。分解したスピーカをヤフオクで見たような気がするが見つからない。

メルカリで中古の DS-503 見つけたが、もう1台ゴミが増えるのは厳しい。断線したスピーカを分解して修理する業者もみつけたが、上の価格よりも高いと思うしな・・・



段ボールを切って、80系ハリアーのMIDスピーカ用に買った Aiyama 3インチ フルレンジ 4Ω30W を取り付けてみました(過去記事はこちら)。
6Ωで設計されているので、4Ωのスピーカに交換すると、クロスオーバー周波数が変わってしまうが再生は可能でした。とりあえず、これで使えるようにしておいて、6Ω10cm フルレンジスピーカを購入することにしました。

MDF か アルミ板でバッフルを作成すればこのスピーカを取り付け可能となる。音質もオリジナルと遜色無いと思うのだが、オリジナルの DS-503 ではなくなるので、ビンテージスピーカとしては価値が無くなるのが辛いところ。

ところが、右側の6.5cmドーム型ミッドレンジが鳴ってないことに気がついた(いつからか心当たりがない)。ボロンドームの外観は問題無いので、ネットワークのコンデンサが容量抜けかと思ったが、ボイスコイルが断線が原因でした。これは致命的だ。
右側のドーム型ミッドレンジが鳴らない。

ネットで検索すると、DIATONEのボロンドームスピーカは壊れやすくて、エッジが破れたり、ボロンドームが割れやすいそうだ。経年劣化でネットワーク回路のハイパス直列コンデンサがダメになると音が出なくなることも想定できる。電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換したいと思っていたので、分解して回路を確認してからコンデンサを買うつもりでした。

スピーカを外しました。

32cmウーファは、エッジが硬化していたのでエッジゴムを溶かして液体ゴムを塗布しました。
少し硬くなってきましたが大丈夫そうです。


6.5cmミッドレンジスピーカもでかい。
6Ω 30W で 重量は4.4kg ありました。

2.3cmツィーターも大きな磁石がついてます。

ネットワーク回路の配線を確認。配線はインシュロックで縛ってありましたが確認のため外しました。

ミッドレンジネットワークを取り外して回路を起こそうと思いましたが、コンデンサの足が一部見えないので、コンデンサを分解しないとダメみたい。まさか、スピーカは断線してないよな・・・

ミッドレンジスピーカにLCRメータを接続すると1kHzの信号が流れるので鳴るはずですが何も聞こえない。

アンプに接続して再生してみますが、まったく鳴らない。まさかと思ったが、普通のテスタで導通を確認すると、OPEN になってます。スピーカの断線が原因だったようです。分解したスピーカをヤフオクで見たような気がするが見つからない。

メルカリで中古の DS-503 見つけたが、もう1台ゴミが増えるのは厳しい。断線したスピーカを分解して修理する業者もみつけたが、上の価格よりも高いと思うしな・・・



段ボールを切って、80系ハリアーのMIDスピーカ用に買った Aiyama 3インチ フルレンジ 4Ω30W を取り付けてみました(過去記事はこちら)。
6Ωで設計されているので、4Ωのスピーカに交換すると、クロスオーバー周波数が変わってしまうが再生は可能でした。とりあえず、これで使えるようにしておいて、6Ω10cm フルレンジスピーカを購入することにしました。

MDF か アルミ板でバッフルを作成すればこのスピーカを取り付け可能となる。音質もオリジナルと遜色無いと思うのだが、オリジナルの DS-503 ではなくなるので、ビンテージスピーカとしては価値が無くなるのが辛いところ。
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