2022-05-10
2013年11月 ワンセグチューナで SDR (Software Defined Radio ソフトウェアラジオ)を試しました。Realtek RTL2832 デコーダーチップを搭載したワンセグチューナと SDR# というフリーのソフトウェアで60MHz~1,200MHzまで受信できるオールバンドラジオになります。AliExpress で HF帯 100KHz~28.8MHz に対応した RTL-SDR チューナを見つけたので、試してみました(過去記事はこちら)。

購入した製品には説明書が付属しないので、アンテナの入力の切り替え(100KHz~30MHz、25MHz~1.7GHz)方法に悩みましたが、RTL2832U の Sampling Mode を "Direct sampling (Q branch)" に切り替えると 7HMz帯LSBのアマチュア無線を受信できました。あまり調べすに 安価なものを購入したので受信周波数が安定しない。水晶発振器(TXCO)搭載の製品を買うべきでした・・・

100KHz~1.7GHz RTL-SDR受信機 (US$21.63)
昨年10月に購入して動作を確認しましたが、SDR# のインストール方法など試行錯誤しながらでしたので、良くわからくなって記事にできなかったのです。この製品はすでに購入できなくなってました。


今から購入するなら、専用基盤でTXCOを搭載したこちらの製品がよさそう。購入実績が少ないですが基板の写真があるので安心かと・・・。
TL23832U は28.8MHzサンプリングのADCなので、サンプリング理論から1/2 の 14.4MHz以下はRTL2832Uに直接入力させれば受信出可能。14.4MHz~28.8MHz はオーバーサンプリングとして「波をAD変換できるので」RTL2832U直接で受信できるという理論(らしい)。MF/HF Balun で100KHz~28.8MHzを混合しているようですね。


本体とアンテナ、USBケーブルが付属していましたが、説明書はありません。

SMAアンテナ端子が2個あり、100KHz~30MHz と 25MHz~1.7GHz でアンテナをつなぎ直す必要がある。

PCとは miniUSB - USB Aケーブルで接続します。

付属のUSBケーブルは超安物で怪しいと思いましたが、やはり不良品で動作しませんでした。
手持ちのUSBケーブルと交換すると正常に起動しました。

アンテナはディスコーンアンテナです(過去記事はこちら)。

AIRSPY Download(https://airspy.com/download/) から最新版 SDR# (SDRSharp) revision 1858 (2022-04-28) をダウンロードしました。


sdrsharp-x86.zip を展開してinstall-rtlsdr.bat を実行するとWindows PowerShell が起動してインストールされます。

RTL-SDR受信機 の USBを接続するとUPnPが動作しますが、ドライバが認識できません。

zadig.exe を実行してドライバを手動でインストールします。

Options の List All Devices をチェック、Ignore Hubs のチェックを外します。


RTL2838UHIDIR を選択して、Replace Driver をクリックします。

ドライバがインストールされました。

デバイスマネージャーを起動して確認します。

SDRSharp.exe を実行します。

Source を AIRSPY から RTL-SDR USB に変更します。
ここに表示するメニューは追加変更できます。

FM放送を受信できました。

大阪で受信可能なFM放送は、

FM大阪(85.1MHz)、FM802(80.2MHz) FM COCOLO(76.5MHz)、NHK FM大阪(88.1MHz) だけかと思っていたら、朝日放送(93.3MHz)、毎日放送(90.6MHz)、ラジオ大阪(91.9MHz) など中波局がワイドFM放送を行っている事を知りました。他にも地方のローカル局が色々受信できます。
全国民放FM局・ワイドFM局 大阪(総務省)
ラジオ局周波数 大阪府
を参考にしました。

100kHz ~28.8MHz を受信するにはアンテナの接続を変更して、歯車のマークをクリックすると"RTL-SDR Controller" が開きます。Sampling Mode を "Quadrature sampking" から "Direct sampling(Q branch)"に変更します。
※再生中は変更できないようにグレーアウトしているので、停止して切り替えること。

細かく調整すれば 7MHz帯LSBのアマチュア無線を受信できました。
昨日は JA8 北海道の電波が強かったです。

中波放送 AM も受信できました。
SDRSharp の機能は豊富で、バンド幅を変更したり、ノイズを軽減するフィルタなど用意されています。
画面の配置も色々カスタムできるので、いろいろ発見があります。
関連記事:
ワンセグチューナでソフトウェアラジオ(SDR)を試す
ワンセグチューナでソフトウェアラジオ(SDR)を試す[2]
ワンセグチューナでソフトウェアラジオ(SDR)を試す[3]
ワンセグチューナでソフトウェアラジオ(SDR)を試す[4]
参考記事:
SDRSharp ソフトウエアラジオの導入
受信方法 受信記録のブログPlus
SDR-Sharp for Windows
SDRSharpで広帯域受信
AIRSPY.COM
RTL-SDR.COM
続き 100kHz~1.7GHz対応RTL-SDR チューナを分解 を読む>>

購入した製品には説明書が付属しないので、アンテナの入力の切り替え(100KHz~30MHz、25MHz~1.7GHz)方法に悩みましたが、RTL2832U の Sampling Mode を "Direct sampling (Q branch)" に切り替えると 7HMz帯LSBのアマチュア無線を受信できました。あまり調べすに 安価なものを購入したので受信周波数が安定しない。水晶発振器(TXCO)搭載の製品を買うべきでした・・・

100KHz~1.7GHz RTL-SDR受信機 (US$21.63)
昨年10月に購入して動作を確認しましたが、SDR# のインストール方法など試行錯誤しながらでしたので、良くわからくなって記事にできなかったのです。この製品はすでに購入できなくなってました。


今から購入するなら、専用基盤でTXCOを搭載したこちらの製品がよさそう。購入実績が少ないですが基板の写真があるので安心かと・・・。
TL23832U は28.8MHzサンプリングのADCなので、サンプリング理論から1/2 の 14.4MHz以下はRTL2832Uに直接入力させれば受信出可能。14.4MHz~28.8MHz はオーバーサンプリングとして「波をAD変換できるので」RTL2832U直接で受信できるという理論(らしい)。MF/HF Balun で100KHz~28.8MHzを混合しているようですね。


本体とアンテナ、USBケーブルが付属していましたが、説明書はありません。

SMAアンテナ端子が2個あり、100KHz~30MHz と 25MHz~1.7GHz でアンテナをつなぎ直す必要がある。

PCとは miniUSB - USB Aケーブルで接続します。

付属のUSBケーブルは超安物で怪しいと思いましたが、やはり不良品で動作しませんでした。
手持ちのUSBケーブルと交換すると正常に起動しました。

アンテナはディスコーンアンテナです(過去記事はこちら)。

AIRSPY Download(https://airspy.com/download/) から最新版 SDR# (SDRSharp) revision 1858 (2022-04-28) をダウンロードしました。


sdrsharp-x86.zip を展開してinstall-rtlsdr.bat を実行するとWindows PowerShell が起動してインストールされます。

RTL-SDR受信機 の USBを接続するとUPnPが動作しますが、ドライバが認識できません。

zadig.exe を実行してドライバを手動でインストールします。

Options の List All Devices をチェック、Ignore Hubs のチェックを外します。


RTL2838UHIDIR を選択して、Replace Driver をクリックします。

ドライバがインストールされました。

デバイスマネージャーを起動して確認します。

SDRSharp.exe を実行します。

Source を AIRSPY から RTL-SDR USB に変更します。
ここに表示するメニューは追加変更できます。

FM放送を受信できました。

大阪で受信可能なFM放送は、

FM大阪(85.1MHz)、FM802(80.2MHz) FM COCOLO(76.5MHz)、NHK FM大阪(88.1MHz) だけかと思っていたら、朝日放送(93.3MHz)、毎日放送(90.6MHz)、ラジオ大阪(91.9MHz) など中波局がワイドFM放送を行っている事を知りました。他にも地方のローカル局が色々受信できます。
全国民放FM局・ワイドFM局 大阪(総務省)
ラジオ局周波数 大阪府
を参考にしました。

100kHz ~28.8MHz を受信するにはアンテナの接続を変更して、歯車のマークをクリックすると"RTL-SDR Controller" が開きます。Sampling Mode を "Quadrature sampking" から "Direct sampling(Q branch)"に変更します。
※再生中は変更できないようにグレーアウトしているので、停止して切り替えること。

細かく調整すれば 7MHz帯LSBのアマチュア無線を受信できました。
昨日は JA8 北海道の電波が強かったです。

中波放送 AM も受信できました。
SDRSharp の機能は豊富で、バンド幅を変更したり、ノイズを軽減するフィルタなど用意されています。
画面の配置も色々カスタムできるので、いろいろ発見があります。
関連記事:
ワンセグチューナでソフトウェアラジオ(SDR)を試す
ワンセグチューナでソフトウェアラジオ(SDR)を試す[2]
ワンセグチューナでソフトウェアラジオ(SDR)を試す[3]
ワンセグチューナでソフトウェアラジオ(SDR)を試す[4]
参考記事:
SDRSharp ソフトウエアラジオの導入
受信方法 受信記録のブログPlus
SDR-Sharp for Windows
SDRSharpで広帯域受信
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RTL-SDR.COM
続き 100kHz~1.7GHz対応RTL-SDR チューナを分解 を読む>>
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