2009-07-05
ドイツ勤務を終了して帰国する事になりました。2008年10月にドイツに赴任してから9ヶ月しか経っていませんが、いざ帰国するとなると心残りです・・・。Mercedes-Benz はまだ売れていませんが、ドイツ在住の方に売却をお願いしています。
セキュリティのため記事にしていませんでしたが、冬眠していたハリアー、TDR125 の復活させました。特にハリアーは屋根付き車庫なので黄砂で酷い汚れでした(写真は洗車後)。
嫁には FIT があるので、ハリアーはまったく乗らないという。実は、最初の帰国時にハリアー売却を検討。1月にガリバーで見積もりを取りました。
特別色+特別仕様車でムールーフ付きを考慮して、220万円の値段が付きました。昨年ならもう少しいい値段が付いたそうですが、ガソリン高騰+レクサスへの移行もあって、人気が少し下火になってしまったそうです。
しかし、ドイツ赴任で市役所に転出届けを出したので、印鑑証明が無効となってしまい売却不能となってしまい休眠していました。でも、売却しないで良かった・・・・
1.バッテリの問題
ほぼ3ヶ月毎に帰国していたので、最初は3ヶ月程度なら放置してもバッテリは大丈夫だと思っていましたが、あがっていました。
電圧を測定すると 7V 程度まで下がっていましたが、充電器で24時間ほどかけて充電すると復活しました。セキュリティをあきらめて、バッテリのマイナス(-)側を外して保管する事にしてからは、3ヶ月経過しても全く問題なしです。
しかし、バッテリを外すと ECU のメモリが消えてしまいます (短時間ならバックアップ電池があり消去されないそうですが)。
検索すると、ECU リセット後は10分ほどアイドリング運転すると良いらしい。後は、普通に運転すれば走行の癖など学習してくれるのだそうです。
ところが、パワーウィンドウのAutoが機能しない。また、運転席から他の席のパワーウィンドウが動作しないので故障かと思ったが、どうやら初期化をしてやらないといけないようだ。
初期化方法は「HARRIER 取扱書」に記載されていると情報をいただきましたので訂正・追記しました(2009.10.11)。
ボタンを押して窓を全開した後も5秒程度押し続ける。ボタンを引いて窓を閉めた後も5秒程度引き続けるとAutoが機能するようになりました(電子技術マニュアルには記載なし)。
HARRIER 取扱書によると、各ドアガラス毎に各席スイッチで以下の操作をして初期化します。
1.エンジンスイッチをON
2.半分ぐらいドアガラスをあける
3.ドアガラスを全閉してそのまま1秒間スイッチを引き続ける
それぞれのドアのボタンで窓で開閉の作業を行うと、運転席から他の窓を開閉できるようになりました。
ムーンルーフも同様に正常に動作しなくなっていた。1秒ほど動作すると止まってしまいます。根気よく開くを繰り返して全開まで行くと、自動開閉可能になりました。
HARRIER 取扱書によると、 以下の操作をして初期化をします。
1.エンジンスイッチをON
2.チルト、またはスライドスイッチを前側に1秒間押し続ける(全閉状態でもOK)
パワーバックドアも初期化が必要です。初期化はバックドアを開けて閉めるだけ。閉めた時にイージークローサーが動作して初期化されるという。
さらに、純正HDDナビのバックガイドモニタも初期化が必要なんだそうです。バックモニタ表示した状態(停車)した状態でハンドルを左右に止まるまで切るだけです。
なお、シフトを[P]位置にするとドアロックを自動解除するカスタム設定をしていましたが、この設定は忘れていないようです (これは便利ですよ)。
シフト連動オートアンロックカスタムの方法(MCU30系)
シフト[P]位置でイグニッションキーを ACC->ON にしてから30秒以内に、ドアロックボタンをアンロック側に3~7秒押し続けます。.
2.タイヤの問題
空気圧を確認しましたが大きな減りは無いようです。
しかし、タイヤの側面には細かなヒビ割れが発生していました。長期間のらないとこうなってしまいます。もっとヒビ割れが酷い場合は交換した方が良いのですが、この程度なら大丈夫でしょう。
ディスクブレーキが酷くさびていましたが、少し走行すればさびは取れるので問題ありません。
3.TDR125のメンテナンス
これも同様にバッテリの端子を外しておいたものです。バッテリが小さいのでプラス(+)とマイナス(-)両極とも外しておきました。
ガソリンタンクは満タンにして、ガソリンコックはOFFで保管していました。本当は、キャブレターの残留ガソリンを抜いた方が良いのかも知れませんが、そのままでした。
始動方法のコツ:
バッテリを接続して、ガソリンコックをONにした後、チョークを引かないでセルを数回まわします。TDR125 のガソリンコックは負圧コックではないようなのですが、エンジンが回らないとガソリンが降りて来ないのです。
そしてチョークを引いてセルを回すと、なんと1発始動しました。
TDR125 のタイヤはヒビ割れなど目だった問題は無いようです。