2022-07-23
次男に Logicool G PRO ゲーミングキーボードをもらった。チャタリングが酷いので買い換えたそうだ。この状態だとメルカリでも売れない。捨てるのもモッタイナイので修理してみる事にした。

症状としては、複数のキーでチャタリングが発生している事と、RGBライトのブルーだけが点かないキーが複数ある。チャタリングは対策ソフトウェア ccchattttter である程度抑えられたが完全ではない。手垢で汚いので分解掃除して、接点を洗浄してみる事にした。


Logicool の G PRO ゲーミングキーボードです。テンキーレスのメカニカルキーで、RGB Colorでキーを光らせたり、マクロ機能を登録するなどできる。キーは ROMER-G TACTILE(茶軸 タクタイル) なので、クリック感はなく清音で使いやすい。
現在は、Logicool G PRO X が販売されている。外観は変更無いが、キーはGX青軸(クリッキー) となり、別売りの GX赤軸(リニア)、GX茶軸(タクタイル)を購入して、自分でキーを交換できるようになった。青軸が標準になってしまったので、交換する場合はかなりの出費になる。、

G PRO の場合は、ROMER-G が半田付けされていて簡単に交換できないが、Amazon か AliExpressで ROMER-G を買って交換する事も不可能では無い。チャタリングが特定のキーであれば、交換してしまう手もある。
メカニカルキーは、どうしてもチャタリングが発生するので、これを回避するソフトウェアで改善するかどうか確認します。
まずは、Keyboard Chattering Fix でチャタリングの状態を確認しました。


50ms 以下の押下をチャタリングとして検出してログを記録。統計を表示する機能があります。これを見ると複数のキーで発生しているので、ROMER-G を交換するとなると全交換しないとダメだな。
こんな時は ccchattttte を常駐させると チャタリングを無かった事にできるらしい。

Win+"R" で「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、"shell:startup" と入力、表示されたスタートアップフォルダに ccchattttte.exe のショートカット入れておくと起動時に自動実行されます。
チャタリングのみ記録をチェックしておくと、どのくらいチャタリングが発生しているか確認できます(再起動でクリア)。かなり効果があったが、50ms だとチャタリングが完全に排除できない。100ms にするとキーが効かない事がありました。

AliExpressでキーボード抜きを買いました(Amazonでも買えます)。


キートップを抜きました。

超音波洗浄に食器洗剤を入れて10分ほど洗浄しました。


元に戻せるか不安になりましたが、写真を見ながら洗浄したキーを並べました。


ゴミがいっぱい溜まってましたので、刷毛で掃き出しました。
いよいよ分解して、基板の状態を確認します。
続き Logicool G PRO ゲーミングキーボードを修理する(2) を読む>>

症状としては、複数のキーでチャタリングが発生している事と、RGBライトのブルーだけが点かないキーが複数ある。チャタリングは対策ソフトウェア ccchattttter である程度抑えられたが完全ではない。手垢で汚いので分解掃除して、接点を洗浄してみる事にした。


Logicool の G PRO ゲーミングキーボードです。テンキーレスのメカニカルキーで、RGB Colorでキーを光らせたり、マクロ機能を登録するなどできる。キーは ROMER-G TACTILE(茶軸 タクタイル) なので、クリック感はなく清音で使いやすい。
現在は、Logicool G PRO X が販売されている。外観は変更無いが、キーはGX青軸(クリッキー) となり、別売りの GX赤軸(リニア)、GX茶軸(タクタイル)を購入して、自分でキーを交換できるようになった。青軸が標準になってしまったので、交換する場合はかなりの出費になる。、

G PRO の場合は、ROMER-G が半田付けされていて簡単に交換できないが、Amazon か AliExpressで ROMER-G を買って交換する事も不可能では無い。チャタリングが特定のキーであれば、交換してしまう手もある。
メカニカルキーは、どうしてもチャタリングが発生するので、これを回避するソフトウェアで改善するかどうか確認します。
まずは、Keyboard Chattering Fix でチャタリングの状態を確認しました。


50ms 以下の押下をチャタリングとして検出してログを記録。統計を表示する機能があります。これを見ると複数のキーで発生しているので、ROMER-G を交換するとなると全交換しないとダメだな。
こんな時は ccchattttte を常駐させると チャタリングを無かった事にできるらしい。

Win+"R" で「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、"shell:startup" と入力、表示されたスタートアップフォルダに ccchattttte.exe のショートカット入れておくと起動時に自動実行されます。
チャタリングのみ記録をチェックしておくと、どのくらいチャタリングが発生しているか確認できます(再起動でクリア)。かなり効果があったが、50ms だとチャタリングが完全に排除できない。100ms にするとキーが効かない事がありました。

AliExpressでキーボード抜きを買いました(Amazonでも買えます)。


キートップを抜きました。

超音波洗浄に食器洗剤を入れて10分ほど洗浄しました。


元に戻せるか不安になりましたが、写真を見ながら洗浄したキーを並べました。


ゴミがいっぱい溜まってましたので、刷毛で掃き出しました。
いよいよ分解して、基板の状態を確認します。
続き Logicool G PRO ゲーミングキーボードを修理する(2) を読む>>
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