2009-06-08
Windows でプログラムが応答しなくなる事は珍しくない。そんな場合はタスクマネージャを起動して問題のタスクを強制終了する。また、時々重くなるといった症状の時にもタスクマネージャは問題解決のきっかけになる。
Process Explorer はこのタスクマネージャの高機能版です。Windowsで動作しているプロセスの詳細な情報を取得し操作できる。Microsoft TechNet で無料配布している上級者向けのタスク管理ツール。WindowsXP 32 と Windows Vista 32 で動作を確認しました。
1.ダウンロード
オリジナルは英語版です。専門用語は英語でも同じなのでそのままでも使えると思いますが、日本語パッチも出ています (画面が途中から日本語になっています)。
Microsoft TechNet Process Explorer Ver11.33
X-Works.org Process Explorer 11.33 Japanese Patch Release
2.基本機能
メイン画面は、各プロセスのプロセスID(PID)、CPU使用率、実行ファイル名などをツリー形式で表示します。また、サービスプロセスはピンク色に、サービスで
はないプロセスの背景は水色に、削除されたプロセスは赤色に表示されます。
コミットメモリ、I/Oバイト、物理メモリなどをプロセス毎に表示できるので、実行中のプログラムがどの程度のリソースを消費しているのかわかる。
また、マウスをプロセスの上に移動するとあわせると概要が表示されます。
下段ペインの表示を有効にすると、関連するDLLの一覧が下段に表示されます。
プロセスをダブルクリック、または右クリックでプロパティを開くとプロセスの詳細が確認できます。メモリーの開放忘れなんかがあるとメモリ消費量が増えてゆく事もある。
プロセス情報表示で全体の状態を確認します。
タスクマネージャと置き換え([Option]→[Replace TaskManager])を選択すると、標準のタスクマネージャと置き換えて起動する事ができます。タスクバーで右クリック、又は CTRL+ALT+DEL で起動するようになります(標準に戻す場合も同じ操作)。
3.応答編
フォルダが削除できなくなった事は無いだろうか。プログラムがファイルハンドルを握ったままになっていると削除できない。
こんな時に Process Explorer は、検索機能でハンドルを握っている犯人を見つける事ができる。
ハンドル/DLL検索 に削除できなくなったフォルダのパスを入力して検索します。表示された PIDを一覧から探すと、ハンドルを握っているプロセスを特定する事ができる。
もし、このプロセスを削除しても良いのなら、Xで削除すれば問題のフォルダは開放されて削除可能となるはず。
参考記事:
InternetWatch記事
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