2022-12-29
中華製のトライアック調光器ユニットをケースに組み込みましたが、電圧と電流を見ながら調光できないものかと AliExpress を眺めていたら、ケースに入りそうな小型の交流電圧計・電流計を見つけた(過去記事はこちら)。

デジタル電圧計・電流計 60-AD16-22DVA (249円x2 送料163円)
デジタル電圧電流計は小型でしたがそのままでは入りそうにありません。電圧電流計のケースを少し加工、調光基板を切り刻んで無理やり押し込む事が出来ました。

どうしてこんなに安いのか・・・

60V~500V 100A まで監視できます。どうすればこんなにコンパクトにできるのか、マイコンでAD変換しているのか。
全長51mmとありますがケースから下のサイズ表記がありません。そのままでは入らないと思ってましたが、安いので最悪分解するか・・・。


送料が安いので、発注から26日かかりました。
箱は1個が潰れてましたが、中は大丈夫でした。

ケース下には35.1mmありました。電流検出のコアはφ32.2mm あります。

テーブルタップで動作を確認しました。60Wの足温器を接続すると 103V 0.6A と表示されました。
これは便利ですね。

そのままではケースには入らないのですが、調光基板から端子台、VR、放熱板を外して、青線で基板をカットしました。
この基板サイズならデジタル電圧電流計を組み込んだ後の隙間に入る。


アルミケースにデジタル電圧電流計を取り付ける穴を空けました。

コンセント、電源スイッチ、デジタル電圧電流計を配線しました。
デジタル電圧計の取り付けネジは、なぜか欧州で使われているポジドライブネジ(PZ)になっていましたので、PZ専用のドライバで締めました。

ケース内部の高さは32.1mm しかありませんので、電圧電流計を加工、トロイダルコアは0.1mm ヤスリで削りました。
残りのスペースに調光基板を入れます。

前回追加した「二重ヒステリシス防止回路」はスペースの都合で削除。

電圧計が AC100V 入力側に接続されていたので、調光の出力側に変更しました。60V以下に下げると電流計が動作しないかも。
トライアックの放熱ネジの部分は他の端子と絶縁されていたので、そのままアルミケースにねじ止めしました。

無事、ケースに入りました。

VRの横が空いているので、調光無しのスイッチを追加してもいいですね。
動作確認をして完成です。

400W ホットカーペットに接続しました。温度設定でON/OFF制御しているので、ある程度コントロールできます。

電気こたつに接続しました。電子コントローラがあるので調光器は不要ですが・・・

70W 半田ごてを接続しました。
ON 直後は 0.8A 流れますが温まると 0.5A ~ 0.2A, 0A と消費電流が減少するので調光器は不要でした。
調光器の出番はあまり無いのですが、このデジタル電圧電流計は便利でお買い得です。

デジタル電圧計・電流計 60-AD16-22DVA (249円x2 送料163円)
デジタル電圧電流計は小型でしたがそのままでは入りそうにありません。電圧電流計のケースを少し加工、調光基板を切り刻んで無理やり押し込む事が出来ました。

どうしてこんなに安いのか・・・

60V~500V 100A まで監視できます。どうすればこんなにコンパクトにできるのか、マイコンでAD変換しているのか。
全長51mmとありますがケースから下のサイズ表記がありません。そのままでは入らないと思ってましたが、安いので最悪分解するか・・・。


送料が安いので、発注から26日かかりました。
箱は1個が潰れてましたが、中は大丈夫でした。

ケース下には35.1mmありました。電流検出のコアはφ32.2mm あります。

テーブルタップで動作を確認しました。60Wの足温器を接続すると 103V 0.6A と表示されました。
これは便利ですね。

そのままではケースには入らないのですが、調光基板から端子台、VR、放熱板を外して、青線で基板をカットしました。
この基板サイズならデジタル電圧電流計を組み込んだ後の隙間に入る。


アルミケースにデジタル電圧電流計を取り付ける穴を空けました。

コンセント、電源スイッチ、デジタル電圧電流計を配線しました。
デジタル電圧計の取り付けネジは、なぜか欧州で使われているポジドライブネジ(PZ)になっていましたので、PZ専用のドライバで締めました。

ケース内部の高さは32.1mm しかありませんので、電圧電流計を加工、トロイダルコアは0.1mm ヤスリで削りました。
残りのスペースに調光基板を入れます。

前回追加した「二重ヒステリシス防止回路」はスペースの都合で削除。

電圧計が AC100V 入力側に接続されていたので、調光の出力側に変更しました。60V以下に下げると電流計が動作しないかも。
トライアックの放熱ネジの部分は他の端子と絶縁されていたので、そのままアルミケースにねじ止めしました。

無事、ケースに入りました。

VRの横が空いているので、調光無しのスイッチを追加してもいいですね。
動作確認をして完成です。

400W ホットカーペットに接続しました。温度設定でON/OFF制御しているので、ある程度コントロールできます。

電気こたつに接続しました。電子コントローラがあるので調光器は不要ですが・・・

70W 半田ごてを接続しました。
ON 直後は 0.8A 流れますが温まると 0.5A ~ 0.2A, 0A と消費電流が減少するので調光器は不要でした。
調光器の出番はあまり無いのですが、このデジタル電圧電流計は便利でお買い得です。
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