2023-02-27
文章生成できる対話型AI 「chatGPT」が無料で公開されてネットやTVのニュース番組で話題になっていますね。これまでは Google でワード検索すると関連するページが表示されるだけでした。人間が検索された複数ページを読んで有効な情報を精査して真の回答をまとめる必要がありました。chatGPT はこれを1発で文章にしてくれるサービス。Google はこれに対抗する 「Bard」 を開発すると発表したが・・・

Microsoft(以下MS)はChatGPTを開発したOpenAI社に巨額の出資をして株式の49%を獲得。AmazonのAWSに対して劣勢のAzureを独占使用する契約をしたそうだ。そのMSがBing検索サービスにAI chat機能を搭載したというので比較してみました。

新しいBingは、まだ完成していないので、利用するには順番待ちが必要です。

普段は Edge を使っていないが、Edge で "Bing" を検索して、新しいBing の順番待ちに登録します。Edge を規定のブラウザに設定して、Bing で時々検索すると順番待ちに有効らしい。

2日ほどで順番が回って来ました。


使い方は簡単で、
「何でも聞いてください・・・」 に質問を書くだけです。
対話型AIは質問に回答した後も関連する質問を期待しているので、全く別の質問に移る時は、左端の[ほうき]をクリックして脳をリセットする必要があります。これは chatGPT も同じですね。

「このチャットは chatGPT の技術を使っているのか」聞いてみました。
答えはいいえ。最新のWeb検索エンジンを搭載した Bingは OpenAI の技術を使っているが、ChatGPT とは別物らしい。
2017年 Google が Transformer を開発
2020年 OpenAI が GPT-3 を開発
2021年 Google が LaMDAを開発
2022年 OpenAI が GPT-4 を開発して chatGPT を公開
Google社内は「ビジネスを根底から覆しかねない巨大な技術革新の到来」として緊急事態 Code REDとなり、chatGPTに対抗する「Apprentice Bard(見習い吟遊詩人)」のテストリリースに注力しているという。
「Bard」のリリースが待ち遠しいですね。

MS が開発中の新Bing は GPT3.5をベースにPrometheus を開発して搭載しているらしい(こちらより引用)。
AI の完成度としてはchatGPTよりも1世代古いAIエンジンを使っているので、回答のレベルが低いが独自性があり面白い。
AI が作った文章には、出どころが[1][2][3]と表示されており、自分で信憑性を確認する事ができます。また、次に予想される質問例が表示されているので、会話が便利になっています。
スマートフォン版のBingも提供されています。

スマートフォン Android のアプリ版Bingも順番待ちは同時に許可されました。

質問を音声で入力すると、回答を読み上げてくれます。
例えば、近くのおすすめレストランを検索すると、食べ物の種類から検索する場所、人気のレストランと順に回答する感じで絞り込みます。AI と会話しているとは思えないほど自然な会話でした。
位置情報の取得を許可しましたが、まだ現在位置は認識していないようです。
新Bing もいずれ GPT-4 ベースに移行すると思いますので、Bing も目が離せないですね。

Microsoft(以下MS)はChatGPTを開発したOpenAI社に巨額の出資をして株式の49%を獲得。AmazonのAWSに対して劣勢のAzureを独占使用する契約をしたそうだ。そのMSがBing検索サービスにAI chat機能を搭載したというので比較してみました。

新しいBingは、まだ完成していないので、利用するには順番待ちが必要です。

普段は Edge を使っていないが、Edge で "Bing" を検索して、新しいBing の順番待ちに登録します。Edge を規定のブラウザに設定して、Bing で時々検索すると順番待ちに有効らしい。

2日ほどで順番が回って来ました。


使い方は簡単で、
「何でも聞いてください・・・」 に質問を書くだけです。
対話型AIは質問に回答した後も関連する質問を期待しているので、全く別の質問に移る時は、左端の[ほうき]をクリックして脳をリセットする必要があります。これは chatGPT も同じですね。

「このチャットは chatGPT の技術を使っているのか」聞いてみました。
答えはいいえ。最新のWeb検索エンジンを搭載した Bingは OpenAI の技術を使っているが、ChatGPT とは別物らしい。
2017年 Google が Transformer を開発
2020年 OpenAI が GPT-3 を開発
2021年 Google が LaMDAを開発
2022年 OpenAI が GPT-4 を開発して chatGPT を公開
Google社内は「ビジネスを根底から覆しかねない巨大な技術革新の到来」として緊急事態 Code REDとなり、chatGPTに対抗する「Apprentice Bard(見習い吟遊詩人)」のテストリリースに注力しているという。
「Bard」のリリースが待ち遠しいですね。

MS が開発中の新Bing は GPT3.5をベースにPrometheus を開発して搭載しているらしい(こちらより引用)。
AI の完成度としてはchatGPTよりも1世代古いAIエンジンを使っているので、回答のレベルが低いが独自性があり面白い。
AI が作った文章には、出どころが[1][2][3]と表示されており、自分で信憑性を確認する事ができます。また、次に予想される質問例が表示されているので、会話が便利になっています。
スマートフォン版のBingも提供されています。

スマートフォン Android のアプリ版Bingも順番待ちは同時に許可されました。

質問を音声で入力すると、回答を読み上げてくれます。
例えば、近くのおすすめレストランを検索すると、食べ物の種類から検索する場所、人気のレストランと順に回答する感じで絞り込みます。AI と会話しているとは思えないほど自然な会話でした。
位置情報の取得を許可しましたが、まだ現在位置は認識していないようです。
新Bing もいずれ GPT-4 ベースに移行すると思いますので、Bing も目が離せないですね。
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