Onkyo HF Player で最高のハイレゾプレーヤに

2023-05-19

Rakuten Hand 5G をハイレゾデジタルオーディオプレーヤー(DAP) として利用するため、USB-C接続のDAC iBasso DC03pro を買いました。Andorid対応のハイレゾプレーヤ アプリとして Poweramp を長年使ってましたが、ネイティブDSD再生に対応した Onkyo HF Player for Android に乗り換える事にしました。同じ音源を再生しても HF Player の方が音がいい(過去記事はこちら)。

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CD音源(16bit/44.1kHz)を 192kHz/96kHz にアップサンプリング可能。リアルタイムDSD変換で DSD 2.8MHz/5.6MHz でDACに出力する事もできる。DSDダイレクト転送で DSD 256(11.2MHz)もネイティブ再生できました。イコライザー機能が充実しているので細かな調整も可能となっている。ぷちりり機能で再生中の歌詞をカラオケのように表示する事もできる。
ただ、USB DAC を使う場合にちょっと問題が・・・

Onkyo HF Playerは iOS/Android デバイスを高品位なミュージックプレイヤーにするアプリで、機能制限はあるが無料版でもハイレゾ再生する事は可能で Poweramp と比較すると、なぜか音がいい。

Screenshot_20230519-123727s.jpg

このフル機能を使うには 1,600円 の Unlocker を購入する必要があります。
iBasso DC03pro を接続するとちょっと問題が発生しましたが、この音質改善は無視できないので、Unlocker を購入しました。
※Onkyo HF Player for Android Ver 2.11.1 です。

色々試したが問題はまだ解決していない(詳細は最後に説明します)。

Onkyo HF Player は iOS版が用意されていて iPhone/iPad の iTunes からプレイリストを取り込む機能があるようです。
[設定] - [Hi-Resライブラリ] に"自動同期" "今すぐ同期" がありますが、これらはiTunesを使っている人向けの機能。

Android版では 音源を \Music フォルダに入れておいて初回起動時にアクセス権を与えておきます。
[設定] - [Hi-Resライブラリ] の "音楽フォルダ" で追加・変更する事も可能。
ハイレゾを再生するためには、mp3 ではなく flac や dsf, dff などハイレゾ音源を Copy すると 60GB ほど消費しました。
Rakuten Hand 5G は、128GB あるので助かります。

Screenshot_20230519-123441s.jpg

起動画面の初期値はフォルダ選択タブになっていましたがアルバム表示に変更しました。
最後に再生した曲が一番下に表示されています。

Screenshot_20230519-123424s.jpg

Screenshot_20230519-123433s.jpg

[設定] - [タブを編集] で変更する事ができます。

Screenshot_20230519-124209s.jpg

再生中の画面です。
一番上には ONKYO DIRECT、スペクトルアナライザ、キューの表示、歯車は設定です。
曲名の左が [歌詞表示]、[+]でプレイリストに追加します。
FLAC 44.1kHz/PCM 176.4kHz と表示されているのは、左が音源、右が再生時のビットレート
音量コントロール と EQ はイコライザーです。

なお、iBasso DC03pro の場合、ここでは音量を変更できません。

Screenshot_20230519-122548s.jpg

音量は iBasso UAC アプリの画面 又は 本体のボタンを押して調整します。
[歯車] - [設定] で細かな設定をします。

設定1

Hi-Resライブラリの設定

設定2

再生に関する設定です。
クロスフェードは、曲の切り替わりをフェードアウト/インする機能
Scrobble は再生した曲の情報を音楽情報共有サービス Last.fm に送り記憶する機能、過去1週間、過去1年間のリスニングレポートを後で見る事ができるらしい。
歌詞を見ながら聴きたい時は、常にスクリーンをオンに設定します。

設定3

USBオーディオに関する設定
[アップサンプリング][アップサンプリングの上限]は、16bit/44.1kHz のCD音源をハイレゾ 192/96kHz に変換して再生します。
DAC のスペックが 48kHz の場合は 48kHz に変換されます。
DSDの出力形式は、PCM、DoP、ダイレクト転送 から設定、iBasso DC03pro はDoP でも ダイレクト転送でも再生できました。
ダイレクト転送の方が安定した再生が可能とのこと。
リアルタイムDSD変換は、DSDに変換しながら再生する機能、DSD 2.8MHz/DSD 5.6MHz と それぞれの高精度 から選択。
CD音源もハイレゾDSDに変換してしまうのが凄い。

※ただし DSD再生では、スペクトルアナライザ と EQ イコライザは無効となります。

設定4

e-onkyo music アカウント、AWAアカウントなどの設定

設定5

同期歌詞の取得は、歌詞を表示する機能。
ヘッドホン選択は、ヘッドホンの特性に合わせた補正がされる。

Screenshot_20230518-104829s.jpg

かなり古い曲から最新の曲までカバーされているのがすごい。
また、サブスクリプションでは無く、無料で提供されるのはありがたい。

Screenshot_20230517-100307s.jpg

イコライザ機能が豊富で、これも驚きました。
ジャンル別にプリセットされたものから選び、そこから自由に上げ下げできます。

Screenshot_20230519-124419s.jpg

有名ミュージシャンが設定したEQから選ぶ事もできます。

音質が良くて機能も豊富、リアルタイムDSD変換で iBasso DC03pro の機能をフルに引き出す事ができます。
安定して動作してくれたら・・・

残っている問題
どうすればいいのか・・・

Screenshot_20230517-092600s.jpg

DACから音は出ているのですが、「USBデバイスを初期化中」と表示されてコントロールできない。
初期化中と出なくても、48kHz の内蔵DACと認識してしまう事もあります。

Screenshot_20230519-145054s.jpg

これは、Onkyo HF Player が USB DACのアクセス権が取れていない時に表示されるようで、この表示が出て OK すると正常に動作します。そこで、Onkyo HF Player を起動してから USB DACを抜き差しすると上手く行く時があります。

Screenshot_20230519-145141s.jpg

USB DACを抜き差しすると iBasso UAC が権限を要求するので OK する必要があります。もしかすると、iBasso UAC が悪さをしているのかと アンインストールしてみましたが解決しないですね。

試しに OPPO Reno5 A で試してみると、上記の現象に加えて 再生して30秒程すると音が止まります。
Android 12 なので、権限がより厳しくなっている。省電力機能が悪さをしているかも知れない。

そこで、Android の設定 - アプリ - アプリの管理 - HF Player - バッテリ使用量 を開いて、バックグラウンドアクティビティ を 許可
iBasso UAC も同様に設定を変更すると、すぐに止まらなくなりましたが完全ではない。
それに、バッテリ消費がとても速くなりますので、Reno5 Aでは使えないですね。

これらの問題を解決された方が居れば、是非、コメントでアドバイスをお願いします。

参考記事:
Android版「HF Player」はどこまで“使える”か?――6台のスマホと4台のポタアンでハイレゾ再生を徹底チェック(ITmedia News)
【第117回】DSDとは何か? 原理や音の特徴、おすすめソフトまでまるごと紹介(PHILEWEB)

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