2023-06-09
YAMHA TDR125 のドライブチェーンはDID428 V.2 シールチェーンが採用されています。シールチェーン専用のオイルは高いので、時々エンジオイルを歯ブラシで塗布していました。錆は出ていませんが泥などで固着している部分もあるので気合を入れてメンテナンスしました(過去記事はこちら)。

大量のエンジンオイル(廃油)を塗りこんで洗浄すると固着は解消されてスムーズに回転するようになりました。そもそもシールチェーンに給油する必要があるのか議論が割れていますが、LS BELL HAMMER を使ってみたかったので、チェーンクリーナーでオイルを落として、LS BELL HAMMER GLODを シールリング、ローラーに給油、錆除けに側面にも塗布しましたが・・・・。

チェーンをメンテナンスする為にセンタースタンドで車体を持ち上げます。

リアフェンダー、チェーンカバーなどを外しました。

前スプロケットには砂交じりのオイルが溜まってます。

定期的にエンジンオイルをローラー部に給油していたので、チェーンは綺麗な方だと思います。
エンジンオイルを塗布した後は周囲に飛び散ります。
1.エンジンオイルで洗浄
灯油で洗浄すれば綺麗になりますが、シールチェーンのグリスを流してしまう恐れがあります。パーツクリーナなども使ってはいけません。自宅でエンジンオイルを交換しているので、エンジンオイルの廃油はいくらでもありますので、まずこれで洗浄しました。


古い歯ブラシでエンジンオイルをたっぷりつけて汚れを落とします。
チェーンのOリングに傷つけないように。



汚れたオイルをウエスでふき取りました。

回転はスムーズになりましたのでメンテナンスはこれで完了でも良いのですが・・・
2.LSベルハンマーを試す
何年も前ですが「TBS がっりちりマンデー」で LS BELL HAMMER が紹介されました。金属表面を滑らかにして摩擦を減らす性能に優れているらしい。

前から使ってみたいと思ってましたが高価なので買えなかった。GOLD になって進化して 2,200円 なら試してみたい。
効果を確認するため、チェーンクリーナでエンジンオイルを洗浄します。


遅乾性のチェーン専用の洗浄剤です。シールチェーンにも使えるとあります。

たっぷりかけて洗い流す感じでスプレーしました。
写真ではまだ乾いていませんが、翌日には手で触っても油が手につかないくらいになりました。
最初からこれで洗浄すれば良かったかも知れませんが・・・


ブレーキやクラッチには絶対に使用しない。
エンジンオイルに添加しない。特に湿式クラッチのエンジンには使わないように注意書きがあります。

ビニールテープで目印を付けてOリング部分に1個づつスプレーして1周させました。


チェーンのメカニズム(RK TAKASAGO CHAIN)より引用
Oリングで封入したグリスが出ないようにシールしてあるのでグリスまで給油できないから、給油は不要と説明する人も居ます。

エンジンをかけて後輪を回転させながら、ローラー部にも注油しました。スプロケットとローラに摩擦があるはず。ローラーとブッシュの間に給油する必要があるかも知れませんが、まあ多少は流れ込む事を期待。


前後のスプロケットにもスプレーしました。
チェーンの側面にもスプレーして錆除けになる事を期待しましたが、これは余計だったかも。
余分なオイルには砂など噛んでチェーンが固着する原因になるかも知れないので、側面はウエスで拭きとっておきます。
また、すぐに走行しないで数日置くと、オイルが馴染んで飛びにくくなるかも。
LSベルハンマーのおかげか、タイヤを手で回してもスムーズに回るようになりました。
ある程度の効果は期待できそうです。
参考記事:
チェーンのメカニズム(RK TAKASAGO CHAIN)
シールチェーンの構造 解説(LIFE WITH BAIKE)
実は逆効果?!チェーンに使ってはいけない潤滑油・メンテナンス剤(FIRST RIDE)

大量のエンジンオイル(廃油)を塗りこんで洗浄すると固着は解消されてスムーズに回転するようになりました。そもそもシールチェーンに給油する必要があるのか議論が割れていますが、LS BELL HAMMER を使ってみたかったので、チェーンクリーナーでオイルを落として、LS BELL HAMMER GLODを シールリング、ローラーに給油、錆除けに側面にも塗布しましたが・・・・。

チェーンをメンテナンスする為にセンタースタンドで車体を持ち上げます。

リアフェンダー、チェーンカバーなどを外しました。

前スプロケットには砂交じりのオイルが溜まってます。

定期的にエンジンオイルをローラー部に給油していたので、チェーンは綺麗な方だと思います。
エンジンオイルを塗布した後は周囲に飛び散ります。
1.エンジンオイルで洗浄
灯油で洗浄すれば綺麗になりますが、シールチェーンのグリスを流してしまう恐れがあります。パーツクリーナなども使ってはいけません。自宅でエンジンオイルを交換しているので、エンジンオイルの廃油はいくらでもありますので、まずこれで洗浄しました。


古い歯ブラシでエンジンオイルをたっぷりつけて汚れを落とします。
チェーンのOリングに傷つけないように。



汚れたオイルをウエスでふき取りました。

回転はスムーズになりましたのでメンテナンスはこれで完了でも良いのですが・・・
2.LSベルハンマーを試す
何年も前ですが「TBS がっりちりマンデー」で LS BELL HAMMER が紹介されました。金属表面を滑らかにして摩擦を減らす性能に優れているらしい。

前から使ってみたいと思ってましたが高価なので買えなかった。GOLD になって進化して 2,200円 なら試してみたい。
効果を確認するため、チェーンクリーナでエンジンオイルを洗浄します。


遅乾性のチェーン専用の洗浄剤です。シールチェーンにも使えるとあります。

たっぷりかけて洗い流す感じでスプレーしました。
写真ではまだ乾いていませんが、翌日には手で触っても油が手につかないくらいになりました。
最初からこれで洗浄すれば良かったかも知れませんが・・・


ブレーキやクラッチには絶対に使用しない。
エンジンオイルに添加しない。特に湿式クラッチのエンジンには使わないように注意書きがあります。

ビニールテープで目印を付けてOリング部分に1個づつスプレーして1周させました。


チェーンのメカニズム(RK TAKASAGO CHAIN)より引用
Oリングで封入したグリスが出ないようにシールしてあるのでグリスまで給油できないから、給油は不要と説明する人も居ます。

エンジンをかけて後輪を回転させながら、ローラー部にも注油しました。スプロケットとローラに摩擦があるはず。ローラーとブッシュの間に給油する必要があるかも知れませんが、まあ多少は流れ込む事を期待。


前後のスプロケットにもスプレーしました。
チェーンの側面にもスプレーして錆除けになる事を期待しましたが、これは余計だったかも。
余分なオイルには砂など噛んでチェーンが固着する原因になるかも知れないので、側面はウエスで拭きとっておきます。
また、すぐに走行しないで数日置くと、オイルが馴染んで飛びにくくなるかも。
LSベルハンマーのおかげか、タイヤを手で回してもスムーズに回るようになりました。
ある程度の効果は期待できそうです。
参考記事:
チェーンのメカニズム(RK TAKASAGO CHAIN)
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実は逆効果?!チェーンに使ってはいけない潤滑油・メンテナンス剤(FIRST RIDE)
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