2009-05-04
Stuttgart シュトゥットガルトは、ドイツ南西部の都市で、ダイムラー・メルセデスの他、ポルシェ、BOSH などの本社がある工業都市です。ここからは、片道400kmほどありますが、なんとか日帰りできる範囲。実は、どうしても買いたいものがあって、出かける事にした。
ここには、Mercedes-Benz Museum メルセデスベンツ博物館があります。去年仕事で近くまで行ったが立ち寄る事ができなかった。
5/2(土) の 7:00 に出発。10:30 には博物館に到着したので思ったより近かった。ここは、最低でも見学に2時間かかるそうです。
受付で 8.00 EUR払ってチケットを買います。まず、最初に9階まで上がって展示を見ながら歩いて下りてくるようになっています。エレベータの前にはゲートがあって、先ほど買ったチケットのバーコードを読ませるとゲートを通過できる。
ゲートを入ると、このような端末を貸してくれます。お姉さんに「Do you have a Japanese?」と聞くと「Shour!」と言って日本語の端末を出してくれた。エレベータで上付いたら、このボタンを押せとだけ説明されました。
この端末は落とさないようにこのストラップが付いていて、帰りにこれはもらえる。でも、ちょっと使い道が・・・・ですが、8.00 EUR でお土産まで付いている。
このエレベータで9階まで上がります。この建物は中央が吹き抜けになっていて、回りの展示を見ながら歩いて下ります。バリアフリーになっていますが、地下へ行くには階段がありました。
外の風景もいい。
これが世界初の4サイクルエンジンなんだそうです。触ることもできる。
このエンジンを改良して搭載した、初のエンジンつき馬車。最初はまともに走らなかったそうで、何度も改良を加えたという説明でした。
Mercedes は、娘さんの名前なんだそうです。
映画の中で見たような、信じられないコレクションです。
解説では、乗り心地や安全性、耐久性の改良を重ねて開発をしたらしい。
Mercedes は、飛行機のエンジンも開発していて、高度があがると空気が薄くなるのでガソリンを燃焼させるためにターボエンジンを開発したのだそうです(なるほど)。
300SL と書いてました。こんな車も作っていたのですね。
少し近代的になってきました。
初のディーゼルエンジンを搭載したトラックです。ガソリンエンジンも選択できますが、ほとんどのユーザはディーゼルを買ったそうです。
大串歯科と書いたバン Sprinter (佐世保ナンバー)が展示されていました。お年寄り宅まで出かけていって歯の治療をするのに使ったそうです。この車、ドイツでは運送業者が使っていて、アウトバーンで時々みかけます。すごく早いので注意。
2階からもういちど別のエレベータで昇って別ルートを見学するらしかったのですが、私は間違って地下まで階段で降りてしまったらしい。
レーシングカーの展示です。
ミニカーじゃないですよ。
排気管を等長で集合するためにこんなに曲げているんだ。
これは、ラリーの運転を体験できるシュミレータです。別途、4.00 EURかかりますが乗ってみました。中は3Dの画面と音響が流れて画像に合わせて前後左右に傾くと仮想的なGを感じるというやつ。加速、横Gも体感できますが弱すぎます。ハンドルがモータで動きますが、これがえらい勢いで指がちぎれそうでした。
地下にはお土産物を売っていましたので、いくつか買ってみました。
キーケース兼小銭入れ(中にキーチェーンが2個ある) 19.00 EUR
メルセデスキーホルダー(青い方) 8.50 EUR
メルセデスキーホルダー(メッキタイプ) 5.30 EUR
このダイムラーメルセデスのロゴは、ダイムラー社のスリーポインテッド・スターとベンツ社の円形月桂冠とを併せデザインなんだそうです。星の3点には 陸・海・空 の各分野で繁栄がこめられているそうです (Wikipedia メルセデス・ベンツ)。
地下は、お隣の本社とつながっていて、ついでにショールームを見学できます。
やはり最新モデルはいいですね。次は SLK200 Kompressor が欲っしい~
最後にここで買わせるんですね。
写真を紹介したら長くなってしまいました(写真はもっとあります)。カメラは EOS 20D に EF17-40 F4L です。ISO 3200 に設定してストロボ無しで撮影しました。
ちょっと長くなりましたので、続きは後編に続く。