DIATONE DS-503 のMIDスピーカをDIY交換(3)

2023-08-04

2022年2月に DIATONE DS-503 のドーム型ミッドレンジを PARC Audio 10cmウッドコーンスピーカー DCU-F121Wに交換しました。この記事にミッドレンジのバックキャビティはどうしているのかと質問をいただきました(過去記事はこちら)。

IMG_20230804_151647718s.jpg

バックキャビティとは、ウーハーから繰り出される背圧を避けるためにミッドレンジの後方に付けるカバーのこと。オリジナルのドームスコーカには付いてました。DS-502 はバスレフ型と言う事と、ミッドレンジのコーンはバッフルに奥まった状態で隙間も小さいので開放でも良いかと思っていましたが、ダイソーにピッタリのステンレスボウルが売っていたので、ミッドレンジにバックキャビティを追加する事にした。
試聴するまで効果は少し懐疑的でしたが、ミッドレンジが明瞭になりバイオリンやボーカルがクリアになったような気がする。

MIDSPKx.jpg

ミッドレンジのバッフルをMDFで作成しています。ここに被せるバックキャビティはφ164mm 以下でスピーカの磁石が飛び出ているので、この分をカバーする深さが要る。

IMG_20230804_132016949s.jpg

ダイソーにピッタリのが売ってましたよ。φ150mm で深さもありMDFにねじ止めする耳まである。
ステンレス製なので薄くて丈夫そうです。

IMG_20230804_132446077s.jpg

IMG_20230804_132549569s.jpg

バッフルを取り外すと、これこそシンデレラフィットです。

IMG_20230804_150102246s.jpg

周囲にφ4mmのネジ穴を3個、横にスピーカケーブルを出す穴を開けました。

IMG_20230804_150311411s.jpg

ケーブルを通す穴は、φ9mm の穴を開けてグロメットを入れました。少し小さ目ですので、ケーブルを通すのに苦労しましたけどね。

IMG_20230804_151647718s.jpg

IMG_20230804_152312799s.jpg

以前購入した吸音材を入れます。

IMG_20230804_155015074s.jpg

スピーカの配線をグロメットに入れてからステンレスボールにハメるのに苦労しました。

IMG_20230804_155243324s.jpg

吸音材を少し膨らませて入れた後、スピーカを取り付けると完成です。
加工前と聞き比べもできないため明確に違いを説明できませんが、ウーハーから繰り出される背圧を避ける事ができるのでミッドレンジが明瞭になり、バイオリンやボーカルが以前よりクリアになったような気がする。
関連記事

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

トラックバック

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
月別アーカイブ
プロフィール

magumataishi

Author:magumataishi

トヨタ ハリアー、スズキ ハスラー、ダイハツ タントのチープな改造ネタを公開。バイクはヤマハ TDR125。OPPO Reno5 A、PC周辺機器、デジタル一眼、電子工作、PCオーディオ、ホームシアター、TEAM SHACHIなどの雑記です。 Since 30,Apr 2017

QRコード
QR
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: