2009-05-01
4/30(木) 20:25 頃、会社からの帰り、自宅前の道路で悲劇がおこりました。大切にしていた Mercedes-Benz が女性が運転する右折車にぶつけられました。私は直進で、先に止まっていたので、私に非は無いハズですが、ドイツで事故処理はどうすればいいのか・・・。
警察 (POLIZEI) を呼んで、事故証明を書いてもらう事になりました(POLIZEI の写真は転載です)。
自宅前の狭い道路で、私は直進。彼女の車は右折してすれ違うことができます。しかし、彼女は左を見ながらこっちに向かってきます。
おぃおぃ、こっち見てよ・・・
私は精一杯右に寄せて止まりましたが、止まる気配もなくクラクションを鳴らした時には、もうぶつかっていました。
速度は出てないので、大した事故じゃないんですけどね。前バンパーから左フェンダー、左ドアまで傷が・・・。タイヤとドアの間は、少し凹んでしまいました。
彼女の車は、Ford かな。写真では綺麗に見えますが、あちこちぶつけているようなので、この程度なら修理しないで乗るのではないかな。
女性は、最初ドイツ語で話しかけてきました。POLIZEI と言っていたので、警察を呼ぶと言ってるみたい。私は、ドイツ語は話せないと言うと英語が少しは話せるようだ。
彼女は、友達の家に遊びに来ていて帰る途中だったらしい。
「ここは、見通しが悪いんだよね」とか言っているけど、そんなことないぞ。あんたは、車の来てない左を見ながら右に曲がったじゃないか、と言ってもショウガナイので、「私は先に止まったが、あんたが突っ込んで来たんだ」
と言いたい事だけ伝えた。
もしかすると、ライトを点灯していたら気がついたかも知れないけど、オートライトがONしない明るさでしたし、相手も点けてなかった。
彼女に「保険は入っているんだろうね。」と確認したら、「ドイツは法律で入らないといけないので全員が入っている、問題ない」と。
いちおう会社の人に電話したら、心配して来てくれた。彼女は英語が話せるので大丈夫だと告げたが、警察は英語が話せない事があるらしい。
待つ事30分。警官が2人来たので、私はドイツ語が理解できないので、英語でお願いしますと先に言った。
彼女がドイツ語で説明した後、どうしたんだと聞かれたので 「私は、直進で彼女が曲がってくるのが見えたので止まったが、彼女は止まらなかった」と説明した。
警官は、書類がいるのかと聞いたので、必要だと説明すると「それじゃ書類は2部必要だな」と言っていました。
免許証と車検証を警察にあずけると、車検証の登録住所は変更が無いか確認するそうです(パスポートは要求されませんでした)。
警官は車に戻ると、無線で住所が正しいか確認を取るらしい。途中で、彼女が警官に呼ばれました。どうも彼女の車は Koln(ケルン) ナンバーなのですが、住所が変更になって、同じ街に住んでいるのがマズイらしい。
警官は、デジカメでぶつけた部分の写真を撮って、しばらくすると書類を渡してくれた。
彼女は非を認めているので、これをもって車屋に行けは保険で修理できる。何か質問はあるかと聞かれましたが、後は車を修理するだけです。費用は車屋と保険会社でやってくれるが、修理を開始する前に保険会社の了解を取らないとマズイらしい。
書類には、事故があった住所、双方の車のナンバー、住所などが記載されていましたが、どんな事故か詳しい説明はありませんし、どちらが悪いとも書いていませんが、問題ないそうです。それにしても、汚い字だ。俺には読めないよ・・・・
警官によると、相手の保険で100%処理できると思うが、あんたの保険会社にも念のため説明しておく方が良いと。これも会社の人にお願いしました。
会社の人に、ドイツでも Mercedes-Benz の修理は高いのかと聞いたら、Mercedes に持ってゆくと驚くと思うよ。修理工場だと安く修理できるらしい。
そういえば、私の保険は「Kasako SELECT」っていう保険で、自損事故の場合、保険会社が修理工場を指定します。今回は、相手の保険を使うので関係ないし、どこに持ってゆくかはこちらの自由なんだそうです。もちろん、Mercedes が最高のサービスで安心。費用は、相手の保険会社が払うので、彼女にも関係ない。心配いらないと・・・
ドイツでは、5/1~3 の3連休なので、どこかに出かける予定でしたが、やめとこうかな。
Mercedes-Benz も凹みましたが、私も凹みました