2009-04-27
欧州初のスピード違反通知は、NL(オランダ)でした。
アパートに「Centraal Justitieel Incasso Bureau」から手紙が届きました。何かのダイレクトメールかと思っていたら、スピード違反の通知でした。
日本のオービスは、制限速度を20km/hぐらい超えても写真撮影される事は無いと言われていますが、欧州のスピード違反は厳格というか厳しい。かなり注意して走行しているつもりでしたがやられました。しかも、どこで撮影されたのか記憶に無いのですよ・・・・
これがその Netherlands(Holland,オランダ) の速度超過の通知です。検索してみると、 France(フランス) の速度超過通知 が見つかりました。ドイツの速度超過通知をもらう機会があればそのウチにね。
オランダ語は全く読めないのですが、ドイツ語で書いてあるようです。
Informatie: www.cjib.nl と書いてあるのでwebを確認してみた。ここには、英語、ドイツ語、フランス語で説明されています。Centraal Justitieel Incasso Bureau(CJIB)は、オランダの法律によって罰金の収集をする会社組織らしい。
送付された通知書は、右肩に「M」と書いてあるので、Traffic fine に分類されます。この通知を受け取った後、どうすればいいのか詳しく説明されています。
日付は 2009/3/20 13:01 と書いてあります。3/20 に撮影したカメラからこの時間に何をしていたか調べると、ザーンセスカンスからキューケンホフ公園に行く途中だと思う。
通知によると 80km/h の道路を 91km/hで走っていた。100km/h以下は誤差3km/hを割り引いて、88km/h なので 8km/h オーバーという内容です。
はい、確かに常に 10~15km/h オーバーを目標に走っていましたので間違いありません。
でも、写真を撮られた記憶が全く無い。
Request to inspect the photo の説明では、オランダ警察に電話をして写真を要求することができるらしい。インターネットで通知書の写真番号を入力すると表示されるのかと思ったが、そこまでサービスは良くない。
そういえば、GIGAZINE で 「ドイツ警察がスピード違反をした操り人形を捜索中」という記事を読みましたが、こんな写真を期待していたのですが。
罰金は 32.00 EUR (約\4,000) で、期限までに送金しない場合は、1回目の催促で 40.00 EUR、2回目の催促で 60.00 EUR になるという。確か、ここ数ヶ月前に罰金の値上げがあったと聞いたような気がします。もっと速度が出てたら・・・・。
支払いは、付属の振込み用紙を銀行に持ってゆくか、インターネットバンクから振り込む事ができます。こうやって、早く収めさせようという仕組みなんですね。
この程度の速度違反では減点は無いようです。
ドイツの道路は、一般道でも街からはずれると100km/hになります。でも、市街地では50km/h になり、30Km/hの制限区間もあります。特に30km/h の道路では路肩にカメラを搭載したバンを駐車させて取り締まりをしている事があります。このためか、30km/hの道路は、本当に30km/hで走る人が多い。
また、道路にはループコイル式の速度監視がされていて、50km/h の道路を70km/hで走ると、次の信号が赤に変わり、停止すると青に変わるというトラップがあります。これは、速度を守る練習のために、このような仕掛けがあるのだそうです。
では、制限速度の標識は、どこまで有効なのかご存知でしょうか。速度制限終了の標識があれば判りやすいのですが、無い場合があります。この場合は、交差点か合流するまで前の速度制限が有効なんだそうです。
交差点には、信号無視を取り締まるカメラがあります。赤信号で交差点にはいると写真を撮られて、後で通知が来るしくみです。なんと、後方を撮影する機能があって、バイクでも信号無視をするとつかまるそうです。
他にもう1件心あたりが・・・
2009/3/14 ミュンヘンに向かう途中、100km/hのアウトバーンを115km/hで走行中に写真を撮られた事があります。赤いストロボを見ましたが、こんな事もあろうかと、前の車に速度を合わせて追尾していたので、前の車が撮影されたと信じています。確か、赤い光は前の車から点灯したはず。
これ以来、速度制限がある道路は、速度制限を守るようになりました。 いや~厳しいですね。