QUANSHENG UV-K6/UV-K5(8) 中華ハンディ無線機

2023-10-17

QUANSHENG UV-K5 にUVMODでカスタムしたファームウェアを書き込み、18~1300MHz AM/FM 広帯域受信機 に改造しました(過去記事はこちら)。UV-K5 は生産終了していて、後継となる UV-K6/UV-K5(8) が発売されたので購入しました。

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左がQUANSHENG UV-K6(US) 5W UHF/VHF 中華ハンディ無線機 (2,278円+送料898円)

発売直後は入手が難しくて、日本に配送できるショップは送料がかかるものばかり。送料無料で安価な販売を見つけて購入しましたが、配送料を追加で要求されるなどAliExpressでトラブルになりました。どうしても欲しくて送料が安めの UV-K6 を購入する事に。UV-K6 はベゼルにアルミ素材が使われてデザインが良くなり、画面はアンバーでスピーカの音質も改善されています。

最初に買ったのはこれ、AliExpress でトラブルを経験しました。

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1週間経っても発送されないのでメッセージを送ったら、「あなたが購入したのはテストページである。追加で送料US$25を払えば配送できる」と連絡が来た。ショップの価格は5,187円 送料無料 に変更されてました。そんなに高いのなら買わないのに・・・
英語で「そちらのミスなんだから追加は認められない、早く発送してくれ」と返事。
今度は「キャンセルすれば返金する」と返事がありました。
注文から2週間経過しても製品が出荷されない場合、AliExpress のルールで自動キャンセルになり全額返金されるはず。ショップの評価が落ちるのを狙って「こちらの都合でキャンセルする理由は無いので断る」と返事しました。すると、自動キャンセルの数日前に「荷物が配送中」になった。
粘り勝ちと思ったら・・・・

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注文から3週間でこれが届きました。そんな手があったとは・・・

仕方がないので「製品が届かないので返金を要求」、素直に無事全額返金されました。ショップをマイナス評価をしてやろうと思ったら、キャンセルで返金されるとショップを評価できないみたいです。悔しい・・・

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次に買ったのがこれ。
この価格で販売しているショップは多数あるが、どのショップも日本に配送できないと表示されていて、嫌な予感がしたんですが・・・
これも注文から5日ほど経過したのに出荷されないので「配送を確認してくれ」とメッセージを送ると、「調べるので待ってね」と返事。翌日、「配送倉庫が日本への配送ができない、キャンセルしてくれ」と言われた。
このショップは、正直に回答してくれたのでキャンセル、全額返金されました。

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どうしても欲しくなり、3番目に購入したのはこちら。
最初の2件は UV-K5(8) と表記されていたが、これは UV-K6 で出荷実績も多い。送料がかかるがしかたが無い。

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UV-K5 は2段のトレーに入ってましたが、UV-K6 はパッケージが変更になり、梱包がカラー印刷されています。コンシューマ向けなんでしょうか。

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バッテリーを外すと UV-K6 と記載されています。
バッテリーは UV-K5 と共通で、付属の充電スタンドも共通で利用できます。

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その後、安価な UV-K5(8) を見つけたので購入しました(2,088円 送料無料)。慌てて買わずに、もうちょっと待てば安くなったのに・・・。パッケージは、UV-K5 と同じです。

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バッテリーを外すと UV-K5(8) と記載されています。
UV-K5 の後継として型番を変更しない方が良いと判断されたのでしょうかね。

UV-K5(8) はUVMODでファームウェアを書き換え可能でしたが、UV-K6 はローダーのバージョンが違うと表示されました。
そこで「Patch for all redios」 でファームウェアを更新すると成功しました。

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航空無線(エアバンド)を受信すると、UV-K5よりも音質が改善しています。

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18MHz AM、999.975MHz AM を設定できます。
1,000MHz より上は[↑][↓]キーを押すと上位桁の表示が消えて 1,300MHz まで設定できます。
但し、630MHz~840MHzはChipの制限により受信できないそうです。おそらく600MHz より上は製品として対応していないので、受信感度は期待できないと思いますが・・・

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144MHz、430MHz で[PTT]を押すと DISABLE と表示して送信できません。これで電波管理局にチェックされても「無線機ではない受信機です」と言い訳できる。

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[F][0] でFM放送を受信できます。
デュアルバンドで無線の受信を待ちながらFM放送を聴く事ができます。無線の着信があると無線に切り替わり、通信が終わるとFM放送に戻るので、これが意外に便利です。
[F][2] で76~108MHz までスキャンして電波を受信するとCHメモリに自動記録する事ができます。

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NOAA天気ラジオ
米国では[F][5] でNOAA 気象無線を受信できるらしい。米国では緊急気象放送としてFM放送されるらしいのですが、日本では使えません。

メルカリで UV-K5 を転売している人で、NOAA に 国際VHF の周波数をセットしましたという説明を発見したので調べました。
国際VHF はマリンバンドとも言われ、沿岸海域では入出港の連絡、船位通報、航行の安全、遭難通信に使用されている(らしい)。
これもデジタル化が進められていて、実際にアナログ無線が受信できるのか判らないが、アイデアとしては面白いですね。UVMODで NOAA の設定周波数を変更できます。
国際VHVでは、156.800MHz FM で遭難通信・安全通信及び呼出しの後、移動先チャンネルの順番が決まっている。港や海岸で受信できるの確認してみたいと思います。

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AliExpressで 外部アンテナに接続するためSMA変換アダプタを買いました。送料が別のショップだと @52円~120円くらいで買えるので、それぞれ2個づつ買いました。

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SMA-M変換
これはSMAの高さが合って無いのでコネクタに負担がかかるかもしれません。スペーサを入れた方が安心かも。

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SMA-BNC変換
こちらはバッチリ固定されます。

付属のアンテナは感度が低いので受信できるのは強い電波のみ。外部アンテナを接続すると遠くの通信も受信できます。
UV-K6/UV-K5(8)は色々な便利機能を搭載しているので広帯域受信機としても面白いですよ。
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トヨタ ハリアー、スズキ ハスラー、ダイハツ タントのチープな改造ネタを公開。バイクはヤマハ TDR125。OPPO Reno5 A、PC周辺機器、デジタル一眼、電子工作、PCオーディオ、ホームシアター、TEAM SHACHIなどの雑記です。 Since 30,Apr 2017

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