2023-11-05
GIANT クロスバイク で走行中にバキッと音がしてペダルの軸がグラグラになった。何年も前からべダルを漕ぐとカクカクしていたが、ボトムブラケット(BB) を分解するには専用工具が必要なのでそのままにしていた。15年くらい乗ったので寿命だと思うが、去年、ギヤとチェーンを交換、サドルも交換したばかりなので廃車はもったいない。そこで、ボトムブラケット(BB)交換に挑戦しました(過去記事はこちら)。

クランクボルトを8mmの六角レンチで外して、コッタレスクランク抜きでクランクを外しました。BB着脱工具でギアの無い側(左ワン)は簡単に外れましたが、ギアのある方(右ワン)が固着して回りません。長さ 50cm のロングスピンナーハンドルがしなるほど回したのに・・・



まず、8mm の六角レンチでクランクボルトを外します。

四角のBBの回転軸がクランクに刺さっている状態なので、専用工具が無いと外れません。
ここで、コッタレスクランク抜きが必要になります。もう少し安いのもありましたが、Amazon で評判の良いものを購入しました。

k-outdoor コッタレスクランク抜き(799円)

さび付いているのでなかなか外れません。CRC556 を吹き付けてカナズチでショックをかけながら外します。
14番の1/2ソケットと長さ 50cm のロングスピンナーハンドルで回すと、最初は固いですが急に軽くなります。

外れました。同じ要領でギアのある側(右ワン)も外します。
チェーンを奥に落としてから作業します。



このコッタレスクランク抜きは素晴らしい仕事をしてくれます。

バイクハンド YC-26BB-1A BB着脱工具(1,056円)
BBを外す専用工具があります。
これも、値段だけでなくAmazonで口コミ評判の良いのを選びました。

クランク軸のネジ穴に工具のピンが刺さる構造なので外れにくい(工具をクランク軸にねじ止めするような工具もあるようです)。


ボトムブラケット BBが見えました。ギアの無い側(左ワン)を先に外します。ピッタリ合いました。

ロングスピンナーハンドルで回すと簡単に回りました。

ギヤがある側(右ワン)は、油と砂で汚れていますが、BB着脱工具を差し込んでハンマーで叩くとがっちりかみ合いました(ここで、油と砂をパーツクリーナーで綺麗に落としてから作業するべきでした)。
長さ50cmのロングスピンナーハンドルを差し込んで緩めます。「カッ」「カッ」と音がしましたので、もう少し・・・
しかし、ハンドルがしなるほど力をかけても緩みません。

CRC556 をかけてハンマーで叩くと反対側から中のベアリングが落ちてきました。ペアリングはボロボロでした。
ビクともしないので、ロングスピンナーハンドルに足をかけて体重をかけてみると、ガリッと音がしてBB着脱工具が外れた。回ったのではなくねじの刃こぼれです。

BB着脱工具は全く欠けていないので、まだ回す事は可能。
熱をかけると金属が膨張して回るかも知れない。ガスバーナーだと塗装が焦げるのでここはヒートガンで加熱しました。


やっぱり足はやめて手で回しましたが外れました。もう無理みたいです。

ネジ山がこれほど変形しても、BB着脱工具は無傷でした。
廃車する覚悟が出来たので、BBのネジにヤスリかグラインダーで切れ目を入れて、タガネ で叩く予定。
タガネを注文しました。これで回らなければ廃車にします。
BB を外して、サイズを確認してから新しいBBを注文する予定でしたので、BBが無駄にならなくてよかった。
2023.11.06追記{
参考にした記事をもう一度読み直したところ、大変なミスに気がつきました。
「右側は、BBシェル幅が68mm、73mmの場合、逆ネジになっているので、右に回すと外れます。
BBシェル幅が70mmの場合、正ネジなので、左に回すと外れます。」
そこで確認したら シェル幅 68mm、軸長 122mm でした。つまり、ネジ山が飛ぶほど締めていた訳です。逆向きに回す事が可能か確認します。
}
参考にした記事:
クロスバイクのボトムブラケット(BB)を交換する(no+e)
カートリッジBB&クランクの着脱(asahi)

クランクボルトを8mmの六角レンチで外して、コッタレスクランク抜きでクランクを外しました。BB着脱工具でギアの無い側(左ワン)は簡単に外れましたが、ギアのある方(右ワン)が固着して回りません。長さ 50cm のロングスピンナーハンドルがしなるほど回したのに・・・



まず、8mm の六角レンチでクランクボルトを外します。

四角のBBの回転軸がクランクに刺さっている状態なので、専用工具が無いと外れません。
ここで、コッタレスクランク抜きが必要になります。もう少し安いのもありましたが、Amazon で評判の良いものを購入しました。

k-outdoor コッタレスクランク抜き(799円)

さび付いているのでなかなか外れません。CRC556 を吹き付けてカナズチでショックをかけながら外します。
14番の1/2ソケットと長さ 50cm のロングスピンナーハンドルで回すと、最初は固いですが急に軽くなります。

外れました。同じ要領でギアのある側(右ワン)も外します。
チェーンを奥に落としてから作業します。



このコッタレスクランク抜きは素晴らしい仕事をしてくれます。

バイクハンド YC-26BB-1A BB着脱工具(1,056円)
BBを外す専用工具があります。
これも、値段だけでなくAmazonで口コミ評判の良いのを選びました。

クランク軸のネジ穴に工具のピンが刺さる構造なので外れにくい(工具をクランク軸にねじ止めするような工具もあるようです)。


ボトムブラケット BBが見えました。ギアの無い側(左ワン)を先に外します。ピッタリ合いました。

ロングスピンナーハンドルで回すと簡単に回りました。

ギヤがある側(右ワン)は、油と砂で汚れていますが、BB着脱工具を差し込んでハンマーで叩くとがっちりかみ合いました(ここで、油と砂をパーツクリーナーで綺麗に落としてから作業するべきでした)。
長さ50cmのロングスピンナーハンドルを差し込んで緩めます。「カッ」「カッ」と音がしましたので、もう少し・・・
しかし、ハンドルがしなるほど力をかけても緩みません。

CRC556 をかけてハンマーで叩くと反対側から中のベアリングが落ちてきました。ペアリングはボロボロでした。
ビクともしないので、ロングスピンナーハンドルに足をかけて体重をかけてみると、ガリッと音がしてBB着脱工具が外れた。回ったのではなくねじの刃こぼれです。

BB着脱工具は全く欠けていないので、まだ回す事は可能。
熱をかけると金属が膨張して回るかも知れない。ガスバーナーだと塗装が焦げるのでここはヒートガンで加熱しました。


やっぱり足はやめて手で回しましたが外れました。もう無理みたいです。

ネジ山がこれほど変形しても、BB着脱工具は無傷でした。
廃車する覚悟が出来たので、BBのネジにヤスリかグラインダーで切れ目を入れて、タガネ で叩く予定。
タガネを注文しました。これで回らなければ廃車にします。
BB を外して、サイズを確認してから新しいBBを注文する予定でしたので、BBが無駄にならなくてよかった。
2023.11.06追記{
参考にした記事をもう一度読み直したところ、大変なミスに気がつきました。
「右側は、BBシェル幅が68mm、73mmの場合、逆ネジになっているので、右に回すと外れます。
BBシェル幅が70mmの場合、正ネジなので、左に回すと外れます。」
そこで確認したら シェル幅 68mm、軸長 122mm でした。つまり、ネジ山が飛ぶほど締めていた訳です。逆向きに回す事が可能か確認します。
}
参考にした記事:
クロスバイクのボトムブラケット(BB)を交換する(no+e)
カートリッジBB&クランクの着脱(asahi)
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