2009-04-11
4月になるとドイツにも春が来たようです。ちょっと早いようですが夏タイヤに交換しました。
ご近所の車は、まだ冬タイヤのままなのでちょい心配ですが・・・
もちろん自分で交換します。
ドイツでは、凍結した道路を夏タイヤで走行して事故を起こすと保険金が跳ね上がるそうで、冬はスタッドレスを装着しなければならない。時々寒くなることがあるので、4月後半まで装着する人が多いようですが・・・・。
Mercedes-Benz C200 Kompresser Evorution には 225 45ZR17 が純正で装備されていましたが、購入したのが11月でしたのでスタッドレスで乗り出しました。それで、この夏タイヤで走るのをずっと楽しみにしていました。
よく見るとタイヤに VR、VL、HR、HL とチョークのようなもので書いてありました。車屋さんが交換する時に書いておいてくれたのですね。でも、V と H はどちらが前なのか・・・・
トランクルームを開けて応急用のスペアタイヤを取り出すとジャッキや電動エアポンプが見えました。
このジャッキは凄いです。アルミ製でハンドルが一体型になっています。この赤い部分を回すと伸びるのですね。日本でおなじみの菱形ジャッキよりも頼りないような気もしましたが問題ありません。黒い鉄板は輪止めです。輪止めは交換するタイヤの対角線位置に入れますが1個だと反対方向には利きませんので、気休めですね。
車にはジャッキを入れる位置が決まっています。こんな感じでジャッキアップします。
ジャッキアップする前にボルトを緩めておかないとタイヤが回ってしまうし、ジャッキが倒れる危険もあるので注意してください。かなり硬かったので、ちゃんとトルクレンチで締めていなかったのでは無いかな・・・・。硬くで緩められない場合は足で体重をかけて回してもOKらしいです。ボルトは対角線の順に緩めます。
なんとか外れました。ついでに、ブレーキパッドの残量を確認しておきます。
センターキャップは冬タイヤからはずして取り付けます。さすが 225 45ZR17 はカッコイイな。
同じ理由で、ジャッキを降ろしてからボルトを締めます。このボルトは緩まないようになっているので、力いっぱい閉める必要はありません。トルクレンチが無い場合は、50% ぐらいの力で閉まるまで回せばOKです。決して体重をかけてボルトを締めてはダメです。締めすぎるとボルトが折れてタイヤが外れる恐れがあります。ボルトは対角線の順に締めます。
前輪はベンチレーテッドディスクになっている。
最後に空気圧を確認して完了です。4輪交換すると結構大変でした。普通の人は車屋さんに交換してもらうようです。
タイヤ交換をした事が無い方は「タイヤ交換の方法をおさらい」を参考にしてください。
軽くアウトバーンを 180km/hぐらいで走行してみましたが振動も無くて前より安定しています。前のタイヤはバランスを取っていなかったのではないかな。路面に吸い付くように走るので、これなら最高速を出しても大丈夫みたいです。