2008-12-30
ドイツから日本のTVを見るために、TV番組を録画するサーバーとして TOSHIBA RD-X8 を購入しました。
HDMI 接続にすると 映像と音声が同時に接続できるので、配線がすっきりしました。AVアンプはHDMI対応では無いので、音声を光ケーブルで、映像は(使わないけど)S端子で接続しています。RCAピンジャックは全く使わなくなりました。
RD-X8 のアンテナの信号レベルを確認すると BSデジタルでは問題ありませんでしたが、地デジは標準設定で 23 ぐらいしか無くて映りません。設定メニューに[設定2]があったので、試しに変更すると46ぐらいになり綺麗に映りました。マニュアルによると[設定2]は、信号レベルを減衰させ てノイズを低減させる効果があるというのですが。ノイズが多いとすれば PLC が影響しているのかも知れません。
RD-X8 の基本機能としては、デジタルチューナ(地デジ+BS/CSデジタル)が2系統、アナログチューナを1系統搭載していてW録画が可能です。最近はずいぶん安くなりましたが 1TB のHDDを搭載。TS 8Mbps(画質優先) の設定でも 95時間録画できます。ネットでダウンロードするには、もう少しビットレートを下げないとファイルサイズが大きい。
TS に対して 7倍の圧縮ができるという TSE (MPEG4AVC) を使うには、色々動作条件があるようです。
DVDを1080 60p に変換する XDE機能は、映像ソースによって綺麗になる場合もあるが、あまり適していない映像はどうにもならないようです。噂には聞いていましたが、少々期待はずれでした。
肝心のネットワーク機能ですが・・・
1.ネットdeナビ
Webブラウザに RD-X8 IPアドレスを入れると録画予約や編集、削除などの操作ができる。
録画ファイルの確認。
iEPG番組表から録画予約。
番組表は、TV画面で操作するよりも便利かも知れない。
2.DLNA
DLNA(Digital Living Network Alliance)は、家庭内のAVネットワーク標準。なかなか普及してこなかったが、最近になって、大手メーカが家電製品に標準搭載をしてきた。
東芝 によると DTCP-IP規格に対応した レグザ ZH500/ZV500 シリーズで TS録画したHDコンテンツをネットワークで共有する事ができるらしい。
PCで動作する DLNA と言えば Digion のDiXiM が有名でリファレンスになっていると認識していましたが、フリーではありません。そこで、15日間の体験版で試してみました。
起動画面。
RX-X8のIPアドレスを知らなくても UPnP 技術を使って検索してくれるようだ。
録画ファイル一覧も表示できますが、アイコンが赤いマークのコンテンツはCPRMのために再生できないらしい。
「サンデーモーニング」と「[映] ミスティック・リバー」は、RE 地上アナログからVR録画したので保護がかかっていない。 しかし、いづれも再生はできなかった。
Freeのソフトウェア RDLNA+VLC は一応動作しましたので、次回説明します。
続き ドイツで日本のTVを見る(3) を読む >>