2008-12-21
YouTubeに画像をアップする時にファイルを簡単に編集できないものかと検索してみると、RichFLV というのがありました。
RichFLVは、Adobe AIR(Adobe Integrated Runtime)で開発されたFreeなソフトウェアです。Air で開発されたソフトウェアは、Windows でも MacOS Xでも動作する所が凄い。
ついでに、FLVファイル(Flash Video)をPCで再生する FLVP を紹介しておきます。
まず、最初に Adobe Air をインストールする必要があります。
現在のバージョンは Ver1.5 でした(もちろん、これもFreeです)。次に、RichApps の Applications から [Install now] をクリックしてインストールします。ファイルを保存するか聞いて来た時は、は保存しないで実行してください。
旧バージョンを入れている場合は、Uninstall してから実行するようにと書いてあります。現在のバージョンは、Ver4.2 Beta となっていました。
現在のバージョンは複数の動画を同時に編集して結合する事ができません。画像の切り出しと編集の作業を別に行う必要があります。機能は低いですが、慣れれば操作は簡単です。将来は、ほかの編集ソフトのようになる予定らしいですが・・・
1.FLV動画の切り取り
最初に File - Open でFLVファイルを指定して読み込みます。
読み込みを完了すると、自動的に再生が始まります。
画面最下部の赤いバーをドラックして移動すると、切り取りたい範囲を指定する事ができます。
Export - FLV で切り取った部分に名前をつけて保存します。必要なら、この作業を繰り返してパーツを作成します。
2.FLV動画の結合
File - Open で最初のFLVファイルを読み込みます。次に Import - FLV(Stitch) で結合したいファイルを指定。この作業を繰り返して1本の動画を作成します
3.MP3音楽の挿入
音楽ファイルを指定して音声を差し替える事ができます
Import - MP3 でmp3形式の音楽ファイルを指定すると、FLVと一緒に音楽を聞く事ができます。挿入しただけだと最初にオリジナルの音声が少しだけ再生されてしまうので、この青いバーをドラックして左に1秒移動すると、ぴったり再生されるようです。
MP3 を差し替える場合は、□Use Mp3 as soundtrack を忘れずにチェックしておきます。
4.FLV動画の保存
編集が終わったら、File - Save As... で名前をつけて保存すればFLV動画ファイルの完成です。
5.FLVの再生
FLVファイル(Flash Video)は、MediaPlayer等で再生する事ができませんので、専用のプレーヤをインストールする必要があります。FLVPは、Free で使えるFLVプレーヤです。
拡張子 .flv ファイルに関連付けしておくとFLVファイルをダブルクリックするだけで再生する事ができます。YouTube や ニコニコ動画を保存して再生するのに便利ですよ。
AVIファイルから FLVファイルを作成するには、以前紹介した Super(c) を使っています。あわせてお使いください。
完成した FlashVideo をYouTubeに上げました。
SoundEngineを使って、音楽をフェードアウトしないとダメですね
参考記事:
FLV動画を無劣化で編集できる“Adobe AIR”製ソフト「RichFLV」
FLV 形式のフラッシュ編集ソフト!「RichFlv」。
Adobe AIRとは