2008-11-30
必要書類を持ってKrefeldの交通局に行きナンバープレートを作ってもらって、これに認証シールを貼ってもらいます。
これを持って自動車屋さんへ行き、ナンバープレートを取り付けると走行可能な状態になる。操作方法の説明を受けてサインをすると引渡し完了です。
1.登録の準備
カーディーラから登録書類をもらって来ます。前ユーザの登録を削除したもの、TUVの検査書、排ガス規制の証明書など。
自動車保険に入らないと登録を拒否されるそうで、手続きはドイツ人にお願いしました。日本の自動車保険と大変似ています。日本から「等級証明書の英語版」を入手すれば、ドイツでも無事故割引を受けられます。証明書には以下の情報が必要となるそうです。
①自動車保険を開始した日
②現在の契約の有効期限
③無事故年数
日本の保険会社によると、証明書は発行することができるが2週間かかるという。証明書を待っていられないので、保険の手続きを開始しました。1ヶ月だけ割引なしで請求されるかも知れませんが・・・。
2009.12.20追記:
なんと自動車保険の割引手続きが拒否されてしまいました。続きはこちら。
2.ナンバー登録
Krefeld 交通局に付くと、まず受付番号をもらい順番を待ちます。交通局の中にはナンバープレートをプレスする会社があり、ここでナンバープレートの予約票を渡すと作ってくれる。プレス機に番号をセットしてアルミ板をプレスして、文字の部分に熱転写で印刷をして完成。
待ち時間は、5分ほどで 34Euro でした。面白いのは、プレスする店が2件並んで営業しています。競争させるためらしい。
(ナンバーは修正してあります)
この状態では、ただの看板と同じで、ここに交通局が認証したというシールを張ってもらう必要があります。
受付番号が表示されたら、指定された窓口の番号に行き書類を渡します。ドイツ語でいろいろ会話がありました。パスポートのVISAも確認されましたが免許証は確認されませんでしたね。自動車保険は、手続き中の保険番号を連絡するだけでOKでした。手続きの費用 54Euro を払って別の窓口に行きます。
(ナンバーは修正してあります)
ここで新しい登録証とシール等を受け取ります。さらに、次に別の窓口に行って、書類を見せるとシールをナンバープレートに貼ってくれます。
これがTUVの検査シールです。中央の10は、2010年の意味。11が12時の位置に張ってあるので、2010年11月まで有効という意味。11-1 まで黒く塗られているのは、猶予期間のようなもので、11月~1月までに検査を受けないといけないという意味なんだそうです。
これは、市がナンバープレートとして認めたというシール。偽造防止のために斜めから見ると表示が変わるハイテクシールなんだそうです。
これは、排ガス規制の識別シールでフロントガラス右下に貼られる。
排ガス基準検査を受けると排気ガス・レベル識別ステッカーを貼ることができる。赤色・黄色・緑色のステッカーがあり、緑は最高ランク。
スッテカーの色により乗り入れ可能な環境規制区域が制限され、不正侵入すると罰金となる。環境に悪い古いDiesel車を減らしたいという事らしい。なお、最新のDiesel車は、緑のステッカーを取得可能で、ドイツにはクリーンなDiesel車もあります。
現在、ベルリン、ハノーバ、ケルンが規制されているが、随時追加されるという。
3.自動車引渡し
もう一度カーディーラに行って、ナンバープレートを渡し、自動車の引渡し手続きをします。入金を確認、予備の鍵、マニュアル、書類等の説明を受けます。
車を見にゆくと、今度は綺麗に掃除してありました。ナンバープレートを取り付けて、操作方法の説明を受けます(ドイツ語です)。
操作パネルとナビは、英語表示に変更する事ができました。これで、なんとか使えそうです。
ナビは、EU全体をカバーしているのですが、指定できるのはストリートまでで、番地を指定する事ができません。また、渋滞や事故の情報を受信する RDS-TMC という機能はもちろんありませんが、迷った時に目的地の近くまで誘導してくれるので、これがあれば、一人でも運転できます。
不安なのは、地図を表示できないので、どのあたりを走っているのかさっぱりわからない事ですね。また、CD-ROMで起動するので、音楽CDを入れるとナビは使えません。安価なポータブルナビを購入する方がよさそうです。