2008-11-14
国際運転免許証はジュネーブ条約締約国でのみ有効で、ドイツはジュネーブ条約締約国ではないのですが、ドイツと日本との二国間条約により、
①日本の国際運転免許証と日本の免許証を携帯している場合か
②日本の免許証とこれの翻訳証明(運転免許証記載事項証明)を携帯している場合
にドイツ国内での運転が正式に許可されるのだそうです。
米国の運転免許でもドイツで運転できるそうです。日本の運転免許は厳しい試験があるので日本の免許で運転可能にしても良いが、日本語の免許証は日本語で書いてあるのでドイツ人には読めないのが問題らしい。日本の運転免許も英語表記にしてもらいたいものです。
まずは、翻訳証明を入手しました。これで6ヶ月間ドイツで運転が可能になる。
まず、Dusseldorf にある総領事館に行き、翻訳証明の申請をしました。総領事館では、日本語が通じるので安心ですね。
開館時間はドイツのお店と同じで昼休みがあります。9:00-11:30, 13:00-16:00 となっていて書類を書く時間も必要です。時間に余裕を持ってゆくのが良いでしょう。私は、11:30 にギリギリ間に合わず、13:00 まで待つ事になってしまった。
申請から約1週間で翻訳証明を入手できます。証明書受領時に手数料 13 Euro を払います。これで、晴れてドイツで運転が可能になります。
ドイツ居住者は、6ヶ月以内にEUの免許証に書き換える必要があります。申請は、居住地の交通局(Strassenverkehrsamt)で申請をします。
(1) 総領事館発行の翻訳証明
(2) 日本の運転免許証
(3) 旅券
(4) 写真(35mmx45mm) 1枚
写真は、顔がいっぱいに映っている必要があり、笑っているのは駄目なんのだそうです。目の位置など細かな制限があるので、写真屋さんでパスポート用だと言って取ってもらうと間違いない。バイオなんとかと言うらしい。
申請時に翻訳証明が返却されなかったので、COPYしたものを渡して原紙を返却してくれとお願いした。COPYを持参してよかった。原紙が無いと免許がくるまで運転できない。
免許証の手数料は 35 Euro でした。3週間から4週間で登録されている自宅住所に通知書が送付されてくる。本人が受け取りにゆく必要があります。
交付されるのは、ドイツの免許証ではなく EUの運転免許証 になります。EU加盟国で有効。しかも、書き換えが無いので一生有効です。
通常、EUの免許は日本の免許と交換に交付されることになっています。日本に帰国する際に、EU の免許と引き換えに日本の免許を返してもらえるのだそうですが、多くの日本人は、EUの免許証は返却しないで帰国して、日本で紛失したと言って再発行を受ける人が多いらしい。
日本に一時帰国した時に運転する必要があると説明すると、日本の免許証を返してくれる場合があるそうで、地元のドイツ人から交渉してもらいました。
それじゃ International の免許証を発行しましょう。
え、そんな話は聞いた事が無い。International の免許証は3年の有効期限があるらしいのですが、EU の免許を発行してからの申請するとすぐに発行されるらしい。
しかし、この間に日本の免許証書き換えの時期が来るので、書き換えをしないと日本の免許が切れてしまうのかな・・・・。
さて、どんな免許証がくるのか楽しみです。