2008-10-13
ドイツには炊飯器を持ってきた方が良いとのアドバイスを受けていました。
しかし、ドイツの電源は 220V なので普通のお店には売っていません。売っていても 220V仕様の炊飯器は、種類が少なく安くありません(\16,000~\20,000 ぐらいかな)。100V の炊飯器+220V-100V変換ドランス という方法もありますが、炊飯器に耐えるトランスは、\15,000 ぐらいします。
そこで、たどりついたのがコレ。
鋳鉄ほうろう製の釜です。釜底は厚さ1cm あるというのが凄いではありませんか。電磁調理器にも対応。重さは 5Kg あるので取り扱い注意。
さて、これでご飯がおいしく炊けたでしょうか・・・・・
最初は、電子レンジでご飯が炊ける釜を買おうと Amazon を俳諧していると、土鍋で炊くと美味しいらしい。しかし、土鍋だと海外輸送中に割れてしまうかも知れない。
そこで、鉄製、鋳物製の鍋を買う事にしました。中国製と書いてありますが・・・・・
5kg もありますが、会社の引越しにもつと一緒に送っちゃいました。
お米は、Dusseldorf の日本人向け食材を扱うお店で買いました。日本米をスペインで作ったそうです。5kg で 16.00Euro もします。
ドイツの水道水は飲む事ができますが、硬水(カルシウム、マグネシウムが多い)なのであまり適さないのですが、BRITA で越して使っています。ご飯を炊くには軟水が良いそうで、ボルヴィック が クリスタルガイザー あたりを使用するのが良いらしい。
この釜には、蓋が2つ付いていて 1~2合の時は下の蓋。3~4合の時は上の蓋を使うようになっています。一応、ご飯の炊き方が説明してありますが、炊飯器のように水の量を示す線は無い。
黒い鍋なので解りにくいが、内側の表面はホーロー仕上げなんだそうです。ザラザラしているので、お米を洗うのはやりやすい。
2合炊くことにした。ご飯と水は同量、または 1.2 倍が適量なんだそうです(水が多いかなと思ったら、やや多かった)。
強火で蓋をしないで、2分ぐらい沸騰させてご飯を循環させるのだそうだ。
蓋の周りに水が溜まります。少し火を弱めて12~13分炊きます。
15分ほど炊くと水分が無くなりました。火を止めて15分ほど蒸らします。この間におかずの準備をすると良いでしょう。鍋が厚い鉄製なので、15分以上経過してもご飯は冷めません。
ほら、綺麗に炊き上がりました。
鍋底には、少しオコゲができましたが、少しべっチャリ。水がやや多かったようです。2度目は上手に炊くことができました。
こっちは2回目の写真で、ほぼ完璧。余ったご飯は、冷凍にして保存してレンジで暖めると美味しい。
鍋の表面がザラザラしているので、ご飯がこびりつくと取れません。
無理に取らずに、一晩水で漬けておくと、翌朝は綺麗に取れます。
なんだか実験みたいですが、ご飯を炊くのはコツがあって奥が深いのが面白いと思います。3回目でほぼ完璧がご飯が炊けるようになりました。
2008.10.29 追記:
Krefeld Hbf の近くに SATURN という大型家電屋さんがあって、ここでリーズナブルな炊飯器を見つけました。
小さい方は 44.99Euro ですので、リーズナブルだと思います。Dusseldorf のお店だと 65~75Euroぐらいで売っていました。
でも、炊飯のボタンしか無いし内釜はアルミの薄いものでしたので、まあそれなりでしょうね。