2008-05-31
長時間プラズマTVをつけていると、部屋の温度が上がるのが判ります。取扱説明書によると、消費電力 530W 、年間消費電力量 410KWh(スタンダード時)と記載されていました。
かなり電気を消費しているようですので、プラズマTVの電源に エコワット を取り付けていましたが、2週間で金額表示が最大の 999円を超えてしまいました。買ったばかりなので、長時間見てしまったからかも知れませんが・・・・。
この1週間の消費電力 18.2KWh から来月のプラズマTVの電気料金を予測してみます。
エコワットは、あくまでも簡易的な装置なので、金額表示は実際のものと異なります。そこで、Digital Multimeter で瞬間消費電流と電源OFF時の待機電流を測定しました。
上の写真の表示は、電灯線の電圧 103.7V と表示しています。これで電流は、10Aまで測定可能です。
1.エコワット
エコワットは、動作時間、積算の消費電力、電気代の目安を表示してくれます。
203時間(8.45日)で 18.2KWh 消費した計算です。これでも、省電力設定を最大にして、夜間はTVの電源を完全にOFFにしていました。
消費電力に対する料金計算は電力会社によって異なりますが、電力会社のWebページで調べる事ができます(関西電力はこちら)。調べてみると東京電力の方が安かったりしますが、なぜでしょうね。
電気料金は、契約と使用量によって単価が異なります。面白いのは電気をたくさん使うと単価が上昇するしくみになっている。普通の家庭なら「従量電灯A」だと思うが、電気をたくさん使う家庭は「従量電灯B」の契約の方が安くなる。
関西電力には、電気料金シュミレーションというのがあるので計算してみると面白い。例えば、消費電力 400KWh とすると 9,156円 となりました。
18.2KWh を4倍( 812時間 33.8日 )すると 72.8KWh となるので 473KWh になったと仮定すると 11,008円 となりました。差額は、1,852円となる計算。
2.消費電流
ついでに Digital Multimeter で消費電流を測定してみました。まずは、リモコンで電源をOFFにした状態です。0.23A は 23VA(W)となります。
電源を入れると表示する画面によって、大きく変化するのが確認できました。通常の放送を見ている時は、3.5A ~ 4.5A (350W~450W) ぐらいの変化があります。
画面が真っ黒な時は、なんと 1.13A (113W) でした。
それにしても 待機電力が 23W というのは、ちょっと多いのでは無いか。取扱説明書には、TVを見ない時は、リモコンで電源を切ることを推奨しています。デジタル放送から自動ダウンロードする機能があって、リモコンで電源をOFFした状態で放送ダウンロード機能が動作するのだそうですが・・・。