2008-05-24
Panasonic VIERA TH-46PZ85 は、Full HD のプラズマTVですが、Full HD の映像を見るには、D5 又は HDMI で Brue-ray に接続しなければならない。これは、確かに矢沢さんの言う通りですね。Brue-rayを見るには PlayStation3 を買うか、Brue-reyレコーダを買う必要があります。しかし、Brue-rayレコーダの価格は、これから下がるはずなので、もう少し待った方が良いかな。
DVDを最高の画質で見るには、525p(480p) で接続する必要があります。D端子で接続しましたが、映像ソースによってはあまり綺麗では無いようです。今回は、D端子の規格について少し調べてみました。
現在の DVDプレーヤは、Pioneer DV-S737 という機種です。平成12年に発売された中級機といったところですが、あらためてスペックを確認すると
・ 2-3プルダウン方式ピュアシネマ・プログレッシブスキャン回路
・ ビデオクオリティエンハンサーLSI「VQE3」を採用
・ 10bit/54MHz映像DAC
と説明がありました。内部の基板構成もコダワリの設計のようです。もちろん、端子は金メッキでした。
映像出力は、S端子とコンポジットが2系統、コンポーネント出力とD端子があります。当時は、D端子のTVが無いのにこのDVDプレーヤを買いました。
D端子についてWikipediaを調べると、D端子は日本独自の規格なんだそうです。D端子は、コネクタの形状がDの形だから命名されたそうで、デジタルのDでは無く、信号はアナログとなっている。
日系トレンディネットに解りやすい図が掲載されていたので引用させていただきました。
コンポジット端子は、Y(輝度)とC(色信号)を混合しているので画質はあまり良くありません。S端子は、YとCを分離したので、少し画質が改善されました。D端子とコンポーネント端子は、CをU(青の色差)、V(赤の色差) に分離しているので、さらに画質が改善されるのだそうです。D端子とコンポーネント端子では同じ信号を使っているので、同じの画質と考えて良いのだそうです。
コンポジット < S < D、コンポーネント < HDMI
D端子には、映像信号規格(フォーマット)ごとに対応規格がさらに細分化されていて D1~D5 の規格があります。
D1 480i(525i): 720×480ドット インターレース
D2 480p(525p): 720×480ドット プログレッシブ
D3 1080i(1125i): 1920×1080ドット インターレース
D4 720p(750p): 1280×720ドット プログレッシブ
D5 1080p(1125p): 1920×1080ドット プログレッシブ
DVDプレーヤが対応している D2 規格は 480p という事ですね。ボクにもわかる地上デジタル の説明によると、D4 端子は、D1,D2,D3 に対応しているとは限らないのだそうですので、TVのスペックを確認しておく必要があります。
TH-46PZ85 の取扱説明書によると、D端子は480i, 480p, 720p, 1080i の自動切換えになっていました。よって、D1, D2, D3, D4 に接続が可能という事になります。
D2 で接続した結果ですが、480i よりも 480p はハッキリクッキリした画像になりました。しかし、映像ソースによっては、動きが激しい時に横縞が目立つ場合があります。
悪い例としては、CELINE DION A new Day はライブ映像で動きが激しい為でしょうか、480p では時々このような画像になってしまいます。このDVD では 480i に切り替えたほうが輪郭がボケて綺麗でした。DVDのビットレートが低いが原因かも知れません。TRANS FORMERS も残念ながら、綺麗とは言えない結果でした。
しかし、ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE2005-2006 を見ると DVDとは思えないほど綺麗な映像でした。480i と 480p の差も確認できました。
最近は 480p を 1080p にアップスケールするLSIも開発されているようですので、この機能を搭載した Bule-ray レコーダが欲しいですね。筆者は東芝信者なので、TOSHIBA RD-X7 に Blue-ray が付くと魅力的なのですが・・・・