2008-05-24
ANA は、4/1 からリピート4 を廃止して、ビジネスきっぷ という割引切符をはじめました。ANAカード限定のサービスで、ANAの囲い込み作戦ですね。JALもANAに追従して、ほぼ同じ条件でJALビジネスきっぷを始めたようです(検索すると、JALは後出しじゃんけんだ という書き込みもありました )。
ANAは 6/30 までキャンペーンで、1回登場で +500ボーナスマイル と Edy¥200 が付くのでさらにお得です。リピート4よりも安価で便利な切符だと思っていましたが、意外な落とし穴が・・・・
リピート4(現在は販売中止)
筆者は、東京-大阪間の出張が多いので、これまではリピート4を使っていました。リピート4は、記名式の4回回数券で、有効期間120日。普通切符と同じ扱いで、当日飛行機を変更できるし、マイルも100%加算されます。東京-大阪間は、\15,200 と普通切符よりも安いので、これを使っていました。
ビジネスきっぷ
4/1より導入されたビジネスきっぷは、ANAカード限定のサービスとなります (VISA,JCB,eLIO,ダイナーズなどクレジット付きANAカードが必要)。同一路線の2枚つづりの切符です。
往復利用、同一方向2回のいずれも可能で、片道をOPENで購入することもできます。有効期間は90日。東京-大阪間は、\15,000 と表記されていますが、羽田発着便は国内線旅客施設使用料(PFC)として \100 が加算されるので、\15,100 となります(成田便なら不要)。マイルは100%付くし、ここまではいい。
異変に気づいたのは、eチケット情報です。なんと、有効期限が予約の搭乗日になっています。
規定をよく読むと「予約がある場合:当該予約便に限り有効」と記載がありました。これの意味するところは、予約したまま飛行機に乗り遅れるとペナルティが発生するという意味。
リピート4では、予約を入れていたが乗り遅れた場合にOPENとなり、有効期限内であれば、再利用可能でした(本当はダメなのかも知れませんが、実運用はそうでした)。しかし、ビジネス切符では、有効期限が当日なので放置すると、取り消し手数料 \4,000(10日以内) と払い戻し手数料 \420 がかかる。恐らく、ANAとしては、乗らない予約は事前に取り消しさせたいのでしょうね。
さらに、出張が中止になった場合に2枚共OPENにできないのが困りました。次の出張予定が決まっていれば良いのですが、予定が決まっていない時は、払い戻し手数料 \420 を払うか、乗る予定がなくても90日以内で適当な便を1便予約しないといけない。悩みましたよ、ホントに!。やっぱり、リピート4の方が便利でした。
しかし、悪い事ばかりでもありません。6/30 までビジネスきっぷのキャンペーンがあります。
1回の搭乗で、920マイル[280 (加算マイル)+140 (カード搭乗マイル)+500 (ビジネスで500マイルキャンペーン)] が付く。さらに、ビジネスきっぷ de Edy キヤンペーンで \200 がもらえます。