2008-05-12
アンテナ直下には地上デジタル対応のブースター(25dB)とBSブースター(31dB)があり、混合して給電しています。しかし、この後、5部屋に分配して、さらにアンテナコンセントから4分配しているので、地上デジタルのアンテナレベルが若干不足していました。
オークションを探すと、中古ですが CATV対応のブースター TEC-771CS を安価(本体\5,800+送料\800)に入手する事ができました。
ブースターを交換する前は、アンテナレベルが 地上デジ[41] BSデジタル[55] となっていました。アンテナレベルというのは、電波の強さを示しているのではなく、電波の品質を示しているそうです。
我が家のように、多段分配してレベルが下がっている場合は、ブースタのゲインをあげると効果があります。しかし、アンテナが正しく設置されていなかったり、同軸ケーブルが老朽化しているなど、問題がある場合には、ノイズも一緒に増幅してしまうので効果が出ないこともあります。
変更前(写真左)と変更後(写真右)
今回購入した TEC-771CS は、CATV双方向/BS-IF増幅器と書いてあり、1台で同じ動作をすることができます。BSアンテナへの電源供給はBSブースターが行います。
本来は、マンション等に設置するブースターのようで、新品ならかなり高価な製品のようです。
対策後に確認アンテナレベルを確認すると、地上デジタルは[50]、BSデジタルは[54] となりました。TVのマニュアルによると、これはTVの要求レベルを十分満足しています。
以前は、地上デジタルで稀に画面が乱れる事がありましたが全く問題がなくなりました。
このブースターはCS放送にも対応していますので、CS放送のいくつかが映るようになりました(現在はお試し期間で視聴可能)。調べてみると、BSとCSは周波数が違うので、2000年より前に設置されたBSアンテナではCS放送が受信できないらしい。現在のBSアンテナは、なんと、20年ほど前のものなので CS に対応していません。しかし、BSに近い周波数のチャンネルは映るようです。アンテナレベルは[21] ぐらいでしたが・・・。
CSを見る場合は、BS/CS対応のアンテナに交換する必要がありますが、CS放送は有料の契約が必要なので、現在のところ交換する予定はありません。