2008-02-11
ハリアー改造ネタです。いよいよ「クリスタルリアマーカー」をハリアーに取り付けました。
スモールランプ、ブレーキランプの配線が必要なので、リアバンパーを脱着しました。
バンパーの取り付け構造が理解できないと、樹脂が折れたり、ボディに傷をつけてしまう恐れがありますので、よく勉強してから作業してください。少々大変な作業ですので、DIYされる方は十分な時間がある時にしてください。
それでは、取り付け後の写真からご覧ください。
ライトOFF状態とスモールランプをONにした状態です。
変更前の赤レンズ、変更後のクリスタルリアマーカーです。黒い○はコーナーセンサーです(できれば同色して欲しかったですが・・・)。
スモールON+ブレーキONです。
右の写真は、スモールOFF+ブレーキONです。
※前にも書きましたが、後部反射器は赤でないと保安基準を満足しません。赤の反射板を別に取り付ければ合法になるのかどうかも要確認です。車検時には元に戻すことも覚悟しておく必要があります。
それでは、取り付け方法を説明しましょう。
1.デッキフロアBOXの取り外し
左右のクリップ2個を引き抜くと手前のBOXが外れます。クリップが2個現れるので、これを外すと手前のカバーがはずれます。
2.バンパーの取り外し
これは説明が大変なので、ハリアー電子技術マニュアルを参考に、写真を追加して解説書を作りました(拡大してご覧ください)。かなりの力作です!
取り外したバンパーを地面に置くと傷が付くので、地面に毛布などひいておきます。そうすれば、車の下にもぐりこむ時にも便利です。バンパーの中には、アルミ製の棒と発砲スチロールが入っていました。
3.サイドマーカ交換
サイドマーカーは、片方を引っ掛けてネジ1本で止まっているだけです。
サイドマーカのスモールランプ、ブレーキランプの配線は、ギボシ端子を圧着しました。次にバンパーを脱着する時、配線を外す事ができるようにする為です。
バンパーをバンパー台に載せて配線をします。写真は、バンパーの下から撮影しました。
配線は、ゴムキャップが付いていたので、これに穴をあけて通しました。穴から水が浸入しないように「バスコーキング」を塗っておきました。配線は穴から下に垂らしておくと雨水が穴から浸入しにくいと思います。
このように配線を車内の助手席側に出します。
テールランプASSYの裏側に配線が来ていますので、ここに配線しようとしましたが狭くて作業が難しいので、左側のデッキフロアBOXを外して配線しました。
4.スモール、ブレーキランプの配線
左側のデッキフロアBOXを外すには、左側跳ね上げの蓋を外す必要があります。これを外すには、奥のデッキフロアBOXの蓋と奥のBOXを取り外す必要があります(説明は省略しますが、ハリアーVTRアダプタ取り付けの記事を参考にしてください)。なんとも作業性が悪いのには関心しますが、もう慣れてしまいました。
カバーを外すとテールランプASSYへの配線が見えます。
ハリアー電子技術マニュアルによると、黄色がウインカー、茶色(写真はピンクに見える)がスモールランプ、青がブレーキランプになっていました。エレクトロタップで分岐して接続します。GNDは、圧着端子を取り付けてシャーシにネジ止めしました。
※ハリアーのブレーキランプは電球だと思っていましたが、LED が12個付いています。
レンズから電球が見えますが、これはスモールランプだったんですね。
5.最後に
みんカラ(トヨタ ハリアー)を見ていると、リアサイドマーカを光らせている方を見かけます。是非、自分もやってみたいと思っていましたが、取り付けが大変そうで敬遠していました。
今回、PARTS WIN さんのご好意で「クリスタルリアマーカー北米仕様」をモニタとしてご提供いただきましたので、光らせてみようと思い頑張りました。
リアサイドマーカをご自分で取り付ける方は参考にになると思います。