2011-02-07
NECとLenovoが合弁会社を設立すると発表の後、Lenovo が大幅な値引きとなっています。キャッシュバック・キャンペーン (2011.2.28まで)を利用すると、特に入門機は中古PCの値段で新品が買えてしまいます。
Lenovo G465 \33,930 (更に、キャッシュバック\3,000) ★★★★
主な仕様は、14インチグレアWXGA (1366x768)、Athlon II Dual-Core P340(2.2GHz)、DDR3 PC3-8500 SODIMM 1GB、250GB HDD、WiFi 802.11bgn、DVD-RW、Webカメラ、Windows 7 Home Premium となっている。このスペックなら、メモリを増設すれば普通に使えるハズだ。
価格.com で売れ筋上位にある3機種に注目したい。
Lenovo G560 06798NJ (15.6インチ Core i5 460M/2.53GHz) \51,635
Lenovo G565 438595J (15.6インチ Athlon II Dual-Core P360/2.3GHz) \39,742
Lenovo G465 438292J (14インチ Athlon II Dual-Core P340/2.2GHz) \33,537
Lenovo G465 を選択したのは、安いのと、14インチLCDなら持ち運びが可能と考えたからだ。その代わり、G565、G560 が メモリ2GB なのに G465 は1GB となっている。
通販だけでなく、家電量販店でもポイント等でこれに近い価格を表示しているようです。
この通り、急激に価格が下がっている。たいした金額では無いが、安い機種なので割引率はすごい事になっている。
lenovo は、2005年にIBMのPC事業を買収した会社だ。IBM Thinkpad が lenovo になった事は衝撃的であった。中国語では、聯想集団と書きます。
購入前に家電量販店で製品を確認してきたが、洗練されたデザインでは無いが質感も悪く無いし実用十分だと思いました。
2/5(土)午前に注文、2/6(日) 午後に配達された。もちろん、メモリも同時に注文しました。
CFD DDR3-SODIMM D3N1333Q-4G PC10600 CL9 4GB \3,618 x2
Lenovo G465 は、DDR3 PC3-8500 SODIMM が標準ですが、バッファローの知ってなっとく接続規格 によると PC3-10600 は上位互換で使えるそうだ。Amazon の書き込みでは、使えなかったという書き込みもあるが・・・
CFD社は、「世界的なDRAMモジュールメーカーであるElixir社(DRAM製造メーカーであるNANYA TECHNOLOGY CORPORATION子会社)より、特別に選別をしたメモリモジュール供給をうけ、さらに自社において最終出荷検査を行った、SPECIAL EDITIONメモリ 」 なんだそうです(Amazonより引用)。
自作PCマニアには評判が良いと、日本橋のショップでも勧められた事があり、デスクトップPCにも使っています。
同じ規格のメモリを2本入れるとデュアルチャンネルで動作するので、メモリ性能が更にアップする。但し、速度や規格か異なるメモリを挿入すると不安定になる事もあるので、1本だけ買い足す場合は注意が必要です。最近、DDR3メモリ価格が急激に下がっているので、思い切って PC3-10600 4GB を2本購入した (2本セットのパッケージよりも2本買うのが安かった)。
本体、電源、ACケーブル、バッテリ、本体の下にマニュアルが入っている。リカバリディスクは付属しないので、自分でDVD-R に書きこむ必要がある。
本体を入れている袋は、黒いシールが貼ってあって、一度開封すると未開封に戻せないようになっている。これは安心だ。
電源は、100-240V仕様でDC20V 3.25A出力できるスリムなタイプでした。ACケーブルは、GND付きの3Pミッキー型となっている。
6セルのリチウムイオンバッテリで3.5時間動作するという。80%で充電をやめる設定があるので、バッテリを付けたままAC電源で使用しても電池の劣化を最小限にできるハズだ。
裏面の様子。
G465は、テンキーが無いタイプです。キーボードのタッチ感は良好です。
テンキーが無いので、タッチパッドが中心に来る。タッチパッドはザラザラ感があり、指のすべりも良い。正面に白色LEDが4個ありますが輝度は低いのであまり目立たない。
左上に[ESC]、右上に[BS][DEL]までOK、左下は[Ctrl][Fn]の順にして欲しかったが逆でした。[Ctrl]を頻繁に使う人は、これ重要なんですよ。ソフトで入れ替えるのが良いかも。
液晶パネルは視野角が狭いがこの価格なら文句は無い。
メモリが少ないので、起動に時間がかかります。1GB のメモリでは時々不安定になり、使い物にならない。 正常に起動する事を確認できたら、シャットダウンしてメモリを増設します。
AC電源、リチウムイオン電池を取り外してから、精密ドライバで裏カバーのネジを外します。
小さなネジは、脱落しないようになっているので無くす心配が無いのは嬉しい配慮です。カバーには爪があるので、慎重に開けないと写真のように爪が折れてしまいます。でも、問題無いでしょう。
中央にあるのがHDD、右上にCPUと冷却ファンがある。右下にあるのがSODIMM。
取り外した 1GB のメモリと、購入した4GBのメモリ。
DIMMソケットは、コストダウンの為か金メッキではありませんでした。
HDDの横に PCIe HMC 無線LANカードが見える。
BIOSは8GBのメモリを認識しているようです。Lenovo G465は、Windows 7 64bit がインストールされていますので、8GB のメモリを認識する事ができます(32bit OSは3.5GBまで)。
メモリ増設前のWindows エクスペリエンスは、3.6でした。グラフィックスが弱いですが、CPUは悪くない値です。メモリは、3.9 でした。
メモリ増設後も基本スコアは 3.6 ですが、メモリが 3.9 から 7.0 に向上しています(7.9が最高です)。これで、起動時間が早くなり、安定して動作するようになりました。
Windows Updateを実行して、McAfee 等の不要なソフトを削除して必要なソフトをインストールします。McAfee の代わりに以前紹介した Avira AntiVir Personal - FREE Antivirus をインストールしました。
リカバリDVDが付属していませんので、PCが元気なウチにリカバリを作成しておきます。
OneKey Recovery を起動して、D:ドライブにシステムのバックアップを作成します。
次に、DVD-Rにシステムバックアップを作成します。購入時の状態でバックアップを取るか、現在の状態でバックアップを取るか選ぶことができます。Windows Update を行い、アプリもいれたので、現在の状態でバックアップを作成しました。DVD-R は4枚必要と表示されましたが、実際には3枚で完了しました。
まとめ
5万円程度出せば Lenovo G560 の Corei5 が買えます。しかし、CPUの性能と比較してグラフィックが弱くなり、あまりバランスが良いとは思いません。実は、5~6万円は激戦区で、VAIOTypeE OUTLETやデザインの良いもの、持ち運びに便利なモデルも選択肢に入ります。
Lenovo G465は、そこそこ使えるのに 3万円 で買えるのがポイントです。価格はジリジリ下がっていますが、在庫が無くならないウチにどうぞ。
もっと安く買った方は、是非コメントくださいな。
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