2011-01-23
過去のWindowsでは、サードパーティ製のバックアップソフトが必要で、WindowsXP の時は、SyncToy 2.0 を使って数ヶ月毎に差分をバックアップしていました(過去記事 無償バックアップツール)。
Windows 7 Home Premium以上では、標準でバックアップと復元 機能があり、実用的で十分な機能を持っているようだ。さらに Windows 7 Professional 以上なら、ネットワークドライブに対するバックアップも可能となっている。バックアップを設定していない方は、是非設定しておきたいですね。
Windows 7 対応のバックアップソフトウェアは、先日 EASEUS Todo Backup Home 2.0 が公開されました。個人使用であれば、無償で使う事ができるそうで、これを試してもいいが、大きな機能差が無いので、Windows 7 標準版を使う事にした。
[コントロールパネル]の[システムとセキュリティ]に[バックアップの作成]があるので、[バックアップの設定]を開く。
バックアップ先は、別のHDDで十分な容量が必要となる。圧縮して保存されるが、容量が足りないと、10時間後に失敗しましたと表示される事もあった。
今回は、eSATA接続の外付けの1.5TB HDDをバックアップ先に指定したが、バックアップ先のHDDには、VHD仮想ディスク形式(Virtual Hard Disk)の巨大ファイルとして保存されるので、HDDは空き容量があれば他のファイルと共存する事ができます。
[自動選択(推奨)]では、デスクトップとマイドキュメント等のファイルとシステムイメージバックアップされるが、その他のフォルダに保存している写真や動画、MP3データも含めてバックアップしたい場合は、[自分で選択する] を指定する必要があります。
バックアップするドライブ、フォルダにチェックを入れるだけで指定可能だ。[次のドライブのシステムイメージを含める] もチェックしておきます。
バックアップが完了するまで、待ちます。
初回は朝までかりましたが、2回目以降は、差分のみバックアップをするので1時間程度か。標準では、日曜日の19:00 に自動更新を開始する設定になっていますが、日時を変更する事も可能。指定時間にPCが起動していなければ、バックアップは次週までスキップされます。
[領域の管理]から、バックアップファイルの管理方法を指定する事ができます。
システムイメージの[設定の変更]でバックアップ履歴を管理できます。Windowsに管理させる設定では、指定の容量まで履歴を保存して、空きが無くなると古いものから削除されます。[最新のシステムイメージのみ・・・]を選択すると、容量を削減できます。
HDDの Windows 7が起動しなくなった場合に備えて、システム修復ディスクをDVD-Rに書きこんでおくとメーカ製PCのように修復が楽になります。「システム修復ディスクの作成」からDVD RW ドライブを指定してディスクを作成します。
復帰させる時は、[システム設定またはコンピューターの回復] から[高度な回復方法]を指定して復帰させる事ができるそうだ。これで安心か・・・
関連記事 EASEUS Todo Backup Home 2.0.2 でHDDをバックアップ (1) を読む>>
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