2010-12-29
実家で Windows 7の無線LANが接続できないというのでHELPに出動。色々試したが WEP64 Open Key の認証が通らず、解決できなかった。それよりも、フレッツ光を入れているのに 無線LANルーターが 802.11b (理論値11Mbps) ではモッタイナイ。
バッファロー Air Station WHR-HP-G302H \8,215 ★★★★
そこで、売れ筋をAmazonで確認。バッファローなら WHR-G301N(\5,000) WZR-HP-G301NH(\6,799)、アイ・オー・データ WN-G300DR はこの前買ったので、GbEのWN-G300DGR(\6,800) が候補となった。よく調べると WHR-HP-G302H に USBプリントサーバ機能が追加になったというので、これに決定。
短時間なので全部見れていませんが、試用感などレビューしてみます。
バッファロー WBR-B11は、802.11b無線LANを一般家庭に普及させた名機ですね。2万円以上したような・・・。でも、まだ現役で動いているのは立派。
価格.com の WHR-HP-G302H の最安値は \8,213 で、Amazonの価格差が \2 でしたのでAmazon で購入。\1 きざみの熾烈な価格戦争をしているようです。新モデルですがキャンペーンで急激に価格が下落しているので今が買い。
バッファローで機能比較すると、ハードウェアは WZR-HP-G301NH と同ように見えるが、USBプリントサーバ機能とUSB接続の3Gデータカードに対応している。
本体、ACアダプタ、縦置きスタンド、LANケーブル、取説、CD-ROMが付属。本体はピアノブラックの鏡面仕上なので、キズがつかないようにフィルムを丁寧に貼ってある。筐体の質感は高い。スタンドの裏には、ゴムが貼ってある。
ACアダプタは、ワールド仕様100-240Vで12V1.5Aとなっている。全く問題ありませんが、電源の樹脂ケースは成型時の色ムラがありキズもあった。ここはコストを絞っているようです。
WANポートは青のコネクタ、LANは4ポート ですべてGbE になっています。
ルータ機能は ON/OFF/Auto の切り替えのスイッチがある。USB EJECT は、USBストレージを接続した場合にNAS機能が動作する為、これを外す時に「安全な取り外し」をするボタン。USBケーブルはEJECT されない(笑)。
縦置き時の裏面にリセットSWがある。
アンテナが折り畳み式で立てて使用する。
アンテナを逆方向に倒す場合は、ねじって方向を変えるようになっています。
横置きで使う事も可能。
アンテナの説明書が追加されていました(無理に曲げると折れるトラブルを避ける為か)。
MOVIE ENJINE というスイッチがある。これは、無線で動作再生する時に最適化されるという機能らしい。アイ・オー・データのWN-G300DRにも同様の機能が付いてました。
WEBの説明は、このように書いてあるが、何を変更しているのか詳細不明でしたが
本体の設定ページを開くと、何を変更しているのか見当がついた。ONにすると通常の接続速度に影響が出るのか、デフォルトはOFFだ。
本体にSSID、KEY、PIN が書いてあるので、本体の無線設定を変更しないでデフォルトのまま使用する事も可能となっている。
取扱説明書は、はじめにお読みください、Windowsの設定、Macの設定の他、iPad/iPhone、Wii、DS、PSP、PS3 等の設定も解説されている。
最低限知りたい出荷時設定がすぐに見つかった。慣れている人は、CD-ROMを使わずに、この情報だけあれば設定できるのでウレシイ。
CD-ROMを起動しました。「開始」をクリックすると、接続方法など説明を読みながら設定できるようになっていました。これは初心者向けとしては、すごく親切で良く出来ています。
本体のルータをOFFにして、AP(アクセスポイント)として接続すると、DHCPでIPアドレスを取得して動作しました(アイ・オー・データのWN-G300DR は、AP動作時に固定IPになっていて検索されずに悩みました)。
「無線親機のWeb設定画面表示」を押すとネットワークから検索して、MACアドレス、IPアドレスが表示される。選択して[次へ]を押すとWeb画面が表示された。
アイ・オー・データよりも機能が豊富であるが、説明が充実していて解りやすい。さすがシェアトップだけの事はある。
ステータスページでバージョンを確認。Ver 1.77 となっていました。
Ver1.78が最新なのでダウンロードして更新します。
プリントサーバ機能を追加するには、Ver1.78を使う必要があるらしい。
ファイルを解凍すると、アップロードの説明がある。ファイルを指定してダウンロードします。
デバイスサーバ設定ツールをダウンロードしてPCにインストールします。Windows 7とWindowsXPで動作を確認できた。
アイ・オー・データの net.USB とほぼ同じ画面ですが、お互い他社の製品は表示されないようになっています(開発元のツールを使えばどちらも使えるらしいが、デバイスサーバとバージョン不整合となり、動作保証外となる)。2種類のツールを使うのは嫌だけど、共存できる事が確認できた。
試しに iPod touch 4G、デジカメ をつないでみたが認識されませんでした。WHR-HP-G302H のデバイスサーバは、プリンタとMFPに限定されているのかも知れません。
WHR-HP-G302Hには、NAT機能が付いています。USBメモリやUSBハードディスクを接続すると、自動的に接続してNATとして動作を始める。設定で、自動割り当て解除して、ドライブを指定してマウントする事も可能です。
USBメモリを刺しただけでネットワークに表示され、読み書き可能となりました。
メディアサーバ機能も搭載しています。メディアサーバ機能を使用するに設定すると、NAS機能はOFFとなり、USBストレージがメディアサーバとして動作します。
MP3やAVIファイルをUSBメモリにいれただけですが、WMP12にコンテンツが表示され、再生可能となった。案外便利かも。
まとめ
さすが無線LANルータでシェアNo.1だけの事はあります。高機能でありながら初心者にも簡単に設定できるように工夫されています。例えば、LEDの点滅により何が問題かを表示するなど、さすがですね。また、デフォルトのIPアドレスやSSID,KEY など基本的な情報がすぐにみつかるのも重要なポイントです。
実は、NAT機能をOFFにして、デバイスサーバでストレージを接続したかったので、色々設定を試してみたが、できなかった。出来ないとは書いてないのだが。
NAT機能は、思ったよりも機能が高く便利になっていました。
2011.03.01訂正DDNS機能やPPTP機能でインターネットの外から接続ができるような説明があります。PPTPサーバを搭載しているのかと思いましたが、VPN機能(VPNマルチパススルー)という説明があったので、PCからルータにVPN接続するのでは無いらしい。バッファローの機能の違いを読むと PPTPサーバを搭載しているのは WZR-HP-G300NH のみだ。
アイ・オー・データ WN-G300DR にも PPTPパススルーと書いてあったので、機能的には同じですが、この説明だと誤解を受けると思うのだが・・・
関連記事 USBプリンタをLAN (net.USB)でつなぐ を読む>>
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