2010-09-26
30系ハリアーに自作のバッフルボードでスピーカを取り付けました。ハリアー改造 スピーカー交換(3) の続きです。
内張りの外し方は、NEW ハリアーいろいろ改造・メンテ記 に詳しく解説されているので簡単に取り付けできました。
ALPINE 17cmコアキシャル 2ウェイスピーカー STE-172C に交換した後は、中高音がハッキリするようになりました。もしかすると、インパネスピーカ(スコーカ)をOFFにする必要があるかも知れません。リアシートの音質も格段に良くなりました。ツイータは指向性があるので、聞く位置によって音が変化します。低音も十分出ています。
しばらくエージングすれば落ち着いた音色になるかな・・・
フロントドアの左側(助手席)から作業を開始しました。
サイドミラーのカバーを外します。
すぐ下にあるピンの中央部を押すと、ピンが外れます。
ドアコントロールの横にある目隠しカーペットを外して、ネジを外します。
ドアハンドルの目隠しパネルを外します。
ドアコントロールパネルを外してハーネスを外します。
ドアの下から隙間を広げてクリップを外します。上の部分のクリップは形状が違うので、水平に引っ張ります。
ドアハンドルの照明、カーテシランプのハーネスを外します。
ドアロックワイヤーを外します。取り付けの時に、緑と白を間違えないように。
クリップがドア側に残ってしまっている場合は、内張り側に戻しておきます。
ようやくスピーカが見えましたので、取り外します。
外したスピーカがコレ。なんとも貧弱なスピーカに見えます。
ネジの部分のアンカーを外し、穴の周りにスポンジを貼ります。
スピーカ付属のスポンジテープは細いので、市販の隙間テープを使いました。
スピーカの穴位置が確認できました。上横190mm、下横200mm、上下間160mmで、PDFの型紙と穴位置が一致する事が確認できました。型紙をバッフルボードの上に置いて、キリでマークして、6mm の穴を開けます 。スピーカの取り付け穴は、スピーカを置いて、キリでマークした後に 5mm の下穴用ドリルで穴を開けました。
有り合わせのゴム系のシートを 65mm幅にカットして雨水避けを作ります。
ボンドで貼りつけますが、念のため、細い釘を何本か打ちました。
オリジナルの雨水避けはこんな感じです(よく見ると、雨水の跡があります)。
\100ショップで、スポンジシートを発見。これをドア内側に貼りつけて消音材としました。効果の程は不明です。店には、2枚しか残ってなかった。
付属のトヨタ車用のハーネスを接続して、配線はドアの内側を通します。マイナスの端子が小さいので、±を間違わないようになっています(なぜか 赤がマイナス、黒がプラスです)。
ハーネスが板金に触れるとノイズ源になるので、ケーブルに自転車のチューブを被せました(廃物利用です)。バッフルボードを M6x40mm のネジでしっかり固定します。
スピーカの穴に付属のスポンジを貼り、スピーカを接続します。
スピーカは、5.5x25mm の木ねじで固定しました。音楽を鳴らしてビビリが無い事を確認します。後は、ドア内張りを戻して、ドアロック開閉、窓の開閉を確認して完了です。同じ手順で運転席も作業します。
同じ手順でリアドアの内張りを外します。
リアは円形のスピーカです。
スピーカのショボさはフロントと同じです。
型紙を合わせて穴を開けました。実際に取り付けた時に、スピーカがまっすぐになるようにスピーカ取り付け穴を開けました(右と左で穴位置が異なるので注意)。
上になる位置に雨水避けを貼りつけます。
穴にスポンジを貼って、バッフルボードを M6x40 で取り付けます。スピーカの穴には、付属のスポンジを貼りつけます。
取り付け完了。右側は・・・・
スピーカを同じ角度で穴を開けると、このようになってしまいます(見えないから、まあいいか・・)。
これでスピーカの交換作業は完了です。1時間ほど視聴しましたが、ボーカルが綺麗に再生されるスピーカです。低音もそこそこ出ますが、ドンシャリ系が好きな方は満足できないかも知れません。
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