2010-09-25
30系ハリアーに ALPINE 17cmコアキシャル 2ウェイスピーカー STE-172C を取り付けるため、バッフルボードを自作しました。ハリアー改造 スピーカー交換(2) の続きです。
12mm厚のMDF材を2枚貼りあわせて 24mm厚にしたバッフルボードをジグソーで切断。つや消し黒のラッカーで塗装しました。ドアへの取り付け穴は現物を確認してから開けます。ジグソーを使うのは初めてでしたが、丸穴を開けるのは面白いですよ。
バッフルボードを作るには、まず型紙を用意しなければならない。参考にさせていただいたNEW ハリアーいろいろ改造・メンテ記 に型紙のPDFが公開されていますので、これをダウンロードして印刷をします。
フロント用の型紙は B4データ らしいのですが、拡大縮小しないでA4に中央配置で印刷すればそのまま使えそうです。しかし、この型紙で実物寸法を確認しないままバッフルを切るのは、少し不安でしたので、ALPINE の KTX-Y173BS(フロント)、KTX-Y171B(リア) の写真を google で探してみました。
※ハリアー改造 スピーカー交換(1) の KTX-Y173BS の写真は下のネジ位置が合わないので嘘でした。これは本物。
この写真をA4横でフルページに印刷すると(ほぼ)原寸大になりますので、これを型紙にします。
PDF の型紙と比較しても、ほぼ一致しました。フロントは、まだ下のネジ位置が若干ずれているので、ネジ穴は現物合わせが必要となります。リアは付属のマウンタとも完全に一致しました。どちらも、バッフルの型紙としては使えそうです。
配置するとギリギリ 4枚 収まりました(と言うか、押し込みました)。
今回、作業台も新調したのですが、やはりこれは便利。最初にバッフルボードの外形を切断してジグソーの練習をします。
無事に外形を切断できました。
スピーカの穴をマジックでマーキングします。
ジグソーの刃が入る穴を開けてスピーカの丸穴を切断します。
ここまで来るとジグソーの操作にも慣れてきました。ほぼ完璧な丸穴!
と思ったら、ジグソーの刃が折れてしまいました。焦って無理しちゃダメです、ゆっくり切断しましょう。ジグソーの替刃は「木工円切り仕上げ用」でないと丸く切れないですよ。替刃は良いものを買いましょう。
無事切断完了。ヤスリで角を丸くすれば完成です。
MDF材は、紙のような材質で吸湿性が高いのが難点。塗装をして吸湿しないようにするのが重要(らしい)。専用の塗料もあるようですが、ここはつや消し黒のラッカースプレイで塗装しました。ちょいとダマになってしまいましたが、見えないので気にしない。重ね塗りをして、1本使い切りました。
ただいま天日で乾燥待ちです。
ラッカーは乾燥が早いのですが、染みこんでしまうようで完全に乾くまでラッカーの匂いが気になります。判ってはいたのですが・・・。ドライヤーで熱風をかけて乾かすと匂いはマシになりました。軽くなったような気もします。次は、いよいよスピーカの取り付けです。
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