マグマ大使の道具箱２

Sun VirtualBox は、無償で利用できるオープンソースのVM 仮想化ツールです。ホストOSは、Solaris 10 OS／Microsoft Windows／Linux／Mac OS X に対応。ゲストOSは、x86系OSなら制限なく使えます（詳しくは、こちら）。
また、Sun VirtualBox の仮想ディスクは、独自形式（vdi）に加えて、VMware形式（vmdk）、MS形式（vhd）に対応しているので、VirtualPC でインストールした仮想ディスクを変換なしでそのまま使えます。実は、引越しは超簡単。

Sun VirtualBox - ダウンロード または virtualbox.org からダウンロードします（どちらも同じ）。今回は、VirtualBox 3.2.2 for Windows hosts x86/amd64 を使いました。

デフォルトのままで問題無いでしょう。

Yes で問題無い。

インストールを開始します。

仮想USBがインストールされます。ゲストOSからUSBが使えるのは嬉しい。

VirtualBox が起動しました。仮想マシンはまだ空の状態です。

[新規] をクリックすると 仮想マシン作成のウィザードが起動します。

ゲストOSの名前と種類を選択します。

メモリの割り当てを設定します。とりあえず、1GB(1024MB) 割り当てましたが後で変更する事もできます。

VirtualPC で作成したVHD仮想ハードディスク　Windows XP Home.vhd を VirtualBox にCopy しておきます (正常動作動作を確認後に VirtualPC は UnInstall します）。

起動ディスクは、既存のハードディスクを使用を選択し VHDファイルを指定します。

これで Windows XP の仮想マシンが完成です。

[設定]で修正する事も可能です。

[起動]で仮想マシンがスタートします。仮想マシンのウィンドウがアクティブの時、キーボードがキャプチャされます。マウスは、画面上でクリックするとキャプチャされます。キャプチャを解除するには、ホストキーを押す必要があります。デフォルトでは Right Control（右のCTRL）です。ホストキーは設定で変更する事が可能。

無事WindowsXPが起動しましたが、ハードウェアが大幅に変更されたので、ライセンス認証が必要になっています。確か、3ヶ月以内の再認証はダメだったような気がしますが、今回は１ヶ月しか経過していませんがオンラインで認証できました。

デバイスマネージャには、ビデオコントローラ (VGA) と基本システムデバイスが正常に動作していないようですが・・・・問題なく動作しています。画面解像度は、1600x1200 まで表示可能ですが、ディスプレイが 1920x1080 なので 1280x1024 に設定してフルスクリーンモードにするとちょうどいい。

右下にアイコンが並んでいて、DVDドライブが複数ある場合はドライブを指定します。USBデバイスは、接続するデバイスを選択する必要があります。
WindowsXP は、かなり実用可能な状態になりました。

参考記事：
無料の仮想化ソフト「VirtualBox 3.1.2」 10の注目機能 (ASCII.jp)
Virtual PCではなくVirtualBoxでXPモードを実行する方法（Lifehacker）

次は、話題の ubuntu を入れてみたいですね。

続きの記事 [Windows 7] VirtualBox で Ubuntu 10.04 LTS を読む。

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