2010-03-28
パルス充電器(デサルフェーター)を自作の続編です。ファスト・リカバリ・ダイオード 31DF2 に普通の整流用ダイオードを使っていたのが原因という事で、これを交換してみましたが・・・
前編、バッテリー パルス充電器(1) はこちら。
ファスト・リカバリ・ダイオード とは、電流が順方向から逆方向に切り替わった時に逆流が可能な時間(リカバリー時間)の短いものを言うそうです。整流用ダイオードでは、リカバリー時間が長く、逆流してしまう時間があるのが問題となる。
日本橋の千石電子で 32DF2 を購入(\100)。3A リカバリ時間は 30ns となっています。
交換しました。
バッテリと電源に接続して確認しましたが、症状は同じ(12V 出るのですが安定ぜず電圧がゆっくり下降してゆきます)。やっぱりシンクロで波形を確認しない事には、どこが悪いのか調査は困難か。
まず 555 が正常に発信しているのかどうか確認したい。参考にした回路は、デューティー比を0.5以下にするため、555の基本回路とは少し違います。まずは、555 の基本回路に戻してみましたが変化なし。
あと、考えられる原因は、
(1)MOSFET 2SK3140の代品に選んだ 2SK2312 の特性に問題があったか、壊れた
(2)インダクタ HP-023Z(500μH) の代品に選んだ 380μH の特性が合っていない
この回路を動かすには、いろいろ部品を交換しながら試行錯誤がいるようです。
続き バッテリー パルス充電器(3) を読む