2010-02-27
フィットのバッテリは 34B17L(27Ah) が標準なので、駐車中にエンジンを止めてTVを見る人やサンデードライバには小さすぎるので、高性能なバッテリを通販で購入しました(過去記事はこちら)。
パナソニック カオス N-55B19L/C3 (36Ah) \5,688 (送料別 \350) ★★★★
バッテリ端子を外すと ECU がリセットされてしまうので、ブースターケーブルでバッテリに接続しながら交換しましたが・・・
通販でバッテリを買うとどうやって送って来るのか心配していましたが「この面を上にして」と書いてあるだけでした。
鉛バッテリには稀硫酸が入っているので、倒すと稀硫酸が漏れて危ないのですが、これはシールが貼ってあるので大丈夫なのかな・・・
配送は佐川急便だったので、液漏れ、損傷が無いか確認しておきます。
交換には、10番のスパナが必要。フィットのECUをリセットしないように、ブースターケーブルでバッテリに接続した状態で交換してみます。
交換の手順は、付属のマニュアルにも書いてありますが、作業ミスでバッテリがショートしないように考えて作業すればOK。
①バッテリを固定しているネジを外す。
②(-)端子の固定ネジを緩める。ここで(-)端子を外すと安全なのですが、今回は外さない。
③(+)端子のカバーを外して端子の固定ネジを緩める。スパナが(-)端子に当たらないように特に注意。
④ブースターケーブルの黒をシャーシと新しいバッテリの(-)端子に接続します。
⑤ブースターケーブルの赤をフィットの(+)端子と新しいバッテリの(+)端子に接続します。
⑥古いバッテリーの端子を外してバッテリを下ろします。
⑦ブースターケーブルが接続されている先のバッテリーを古いものと入れ替えます。別のケーブルで接続しながら交換すれば完璧ですが、一瞬なら切れても ECUはリセットされませんので、付け替えました。
⑧新しいバッテリを載せて端子を接続後にブースターケーブルを外します。端子の固定ネジを締めて、端子に残っているグリスを端子に塗りこんでおきます。
バッテリの取っ手を外して、プラス端子のカバーを取り付け後、バッテリを固定するネジを締めて完了。黄色いシールは、充電の際に発生したガスをモレないようにして還元しているようで、密閉型に近い設計のようです。
このバッテリには、比重計を内蔵しているので、放電状態または液が減少すると赤いサインが現れるようになっている。
もし、ECUをリセットしてしまった場合は、
ラジエターのファンが2回作動するまでまで暖機して、アクセルを踏まない状態で5分間アイドルを続ける。次に、CVT車は60Km/h まで加速して、アクセルを戻してブレーキを踏まないで5秒以上エンジンブレーキで走行する必要があるそうです。
ECUリセット(初期学習)の裏技 という記事もありました。こんな面倒な事をしないでも、積極的に ECU をリセットしてもいいかも知れません。
交換後のバッテリ処分:
通販でも購入店に送れば引きとっていただける場合がありますが、送料はこちらが負担となり、これだと安く買った意味が無くなります。定期点検か車検の時にディーラーに無料で引きとってもらうよう交渉すると良い。また、廃品回収に持ち込むと売れる場合もあります(こちらの記事 不用品のTVを無償で引き取り、大畑商事 を参照)。
ハリアーは、現在毎日乗っているのですがバッテリを一度上げてしまった事があるので、そろそろ交換しておいた方がいいかも知れない。55D23L または 80D26L が標準なので N-95D23L/C3 または N-115D26L/C3 が推奨となります。ショップの半額ぐらいで買えるのでバッテリは通販がお得です。
続き フィットのバッテリ交換[2] を読む>>