2010-01-23
小学館からCDつきマガジン 「ウィーン・フィル 魅惑の名曲」 が隔週で発売となった。シリーズ全50巻で、創刊号は [1] 小澤征爾が指揮する ドヴォルザーク 新世界より でした。
ウィーン・フィル 魅惑の名曲 Vol.1 \690 ★★★★
創刊記念特別価格って事で、Vol.2 からは \1,190 となります。付属のCDは、DECCA ブランドで、1993年の録音です。間違いなく値段以上の価値はあります。
小澤征爾さんと言えば、食道ガンが見つかり治療に専念すると、6月までの活動を全てキャンセルすると発表。「必ず戻りますと」TVのインタビューに答えていました。
元気に復帰されることをお祈りいたします。
CDつきマガジンという事で(マガジン付きCDの方が正しいと思うが)、付属の冊子には ウィーン・フィル は練習を嫌うが、本番では上手く弾くのだそうで、真面目さと色気は両立しないんだ・・・ってな事が解説されていました。これと対照的なのは ベルリンフィル で、この演奏も聴いてみたくなりましたね。
一人の作曲家を毎号で紹介するというのは、ちょっと無理があるんじゃないのか?って気もしますが・・・。
偶然、書店で発売日に購入したようで、精算のときにレジで豪華なメモ帳をいただきました。
忘れないように、隔週火曜日発売と書いてある(笑)。
ドヴォルザークは、新世界より だけで十分満足なのですが、おまけでスラヴ舞曲集も録音されている。[8] 第10番ホ短調は、TVドラマ のだめカンタービレで、のだめがコンクールで失敗して落ち込んでいる時に使われていた曲だったような。
クラッシックについて語るほど詳しく無いのですが、演奏の違いはハッキリ判ります。最初に聞いたのは、ヴァーツラフ・ノイマン指揮のチェコ・フィルハーモニー管弦楽団でした(1982年の録音、当時は \3,800 もしたのに・・・)。
最初に聞いたものが、摺りこまれてしまうようで、違う演奏を聴くと面白い。
さすがに録音が10年も違うと、新しい録音はかなり良くなっています。ダイナミックレンジが広く、ティンパニーやトライアングルが元気よく響いているのが印象的。でも、最初に聞いたのがしっくり来るし好きかな。
ドイツに住んでいた頃 ズデニェク・マーツァル指揮の新世界よりを聴いて(見て)、あの感動を思い出すな・・・(過去記事 のだめカンタービレのヴィエラ先生 もどうぞ)。
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